生きながらえる為に
今を生きぬき
眠り忘れる為に
酒におぼれる
目が覚めれば
生まれ変わっていればと
そう願いながら
睡眠と覚醒を繰り返し
時間が過ぎていくのを感じているだけ
満足感も
充実感も
幸福感もなく
死を待つだけの毎日
その日々に意味はあるのだろうか
遣り残したこと
遂げられなかったこと
不本意なことなど
死を目前にすれば
目の前を駆け巡るのだろうか
自分は
後悔しないほどの努力をして
生きてきたのだろうか