ふんわりノート☆

ジャズシンガー平良亜矢子(たいらあやこ)のブログ。
日頃の“ふんわり”な出来事や音楽の覚え書き。

'09,3,30 IZUMI

2009-03-30 00:00:00 | Weblog
with 野萩愛(P)深山エダ(Vo)

4年半ぶりの野萩さんとの共演

私がジャズのレパートリーを中心としたライヴ活動を本格的に始めるきっかけとなったのは、5年前の“代々木ナル”のボーカルオーディション。でも当初は、合格させて頂いたはいいものの、ジャズも演奏中のミュージシャンへ合図やステージングなども、まだまだ不慣れで不安でいっぱいでしたそんな初出演から半年の間に3回ピアノ伴奏を務めて下さったのが、野萩愛さん演奏開始の3時間以上も前から店に来て、譜面の確認やリハーサルに付き合って下さったり、本番中も緊張してる私のMCを助けてくれたりと本当にお世話になりました何が起こっても大丈夫だよ~と言ってくれてるような彼女の優しい笑顔を見ると、やっと肩の力が抜けてようやく声が前に出るって感じだったナ(笑)。
そんな野萩さんとの待ちに待った再会。凄く嬉しかった~相変わらずの自然体のお人柄とキラキラしてる音彼女のピアノは、今でもやっぱり私の声を伸び伸びさせてくれました

演奏後は、聴きに来てくれた共通の友人と3人で、これまた伸び伸びトーク!珍しく終電も気にせず1時間半位飲みながらしゃべってしまった~大半は大笑いしてたけど、ふと野萩さんが「凄くいい歌を歌うようになったねネ」って言って下さって、話半分とは思いつつ嬉しくて、私の心の庭には瞬く間に“枯れない勇気の泉”が出現したような気がしました

色んな曲、ジャズクラブ、ミュージシャンと出会えてあっという間に過ぎたこの5年の時間。今初めて振返れたような気がした、そんな日でした

東京1ー0神戸(ナビスコ予選第2節)

2009-03-29 00:00:00 | Weblog
勝った~
4日前のナビスコ予選第1節・アウェイ柏戦には惨敗したので、喜びもひとしお~

昨年の鮮烈なデビュー以来、何かを予感せずにはいられない大竹が見事に決めてくれた!梶山のパスに後ろから飛び出して流れるようにシュートに持って行く得意の形得点の嬉しさもさることながら、その華麗な動きを見てると胸がスッキリしちゃう~。試合中はもどかしいプレーが沢山あるから、思わず何度も「あ~惜しい」って言ってしまって、結構ストレス溜まるのよ(笑)・・・これって性格が出ますね。

ただ、前回に引き続き今日もドロンパには会えず終い“ドロンパのシッポ・ストラップ”も品切れのままで手に入らず・・・。早く携帯につけて「チラチラ、ジャマだわ~」って見せびらかしたいのに(笑)

東京サンシャインボーイズ復活!

2009-03-25 00:00:00 | Weblog
『さよならシアタートップス 最後の文化祭』

新宿のシアタートップスが閉館になる事になり、その最後を飾るに相応しい10日間は、昼の部がゆかりのある演劇関係者によるライヴ&トークショー、夜の部前半は8つの劇団による短編オムニバス公演、後半はなんと“東京サンシャインボーイズ”の復活公演という、超盛り沢山のイベントが開かれました

東京サンシャインボーイズは私の青春私が演劇に没頭してた学生時代、当時は小劇場全盛で、鴻上尚史の第三舞台や野田秀樹・夢の遊眠社を筆頭に今やTVや映画で引っ張りだこの数々の作家・演出家・俳優が活躍してましたその中でも異彩を放って人気を博していたのがシチュエーションコメディーなるジャンルを引っさげて世間を圧巻した“東京サンシャインボーイズ”。作演出は今をときめく三谷幸喜、そして俳優陣は相島一之・西村雅彦・梶原善・近藤芳正・甲本雅裕・阿南健治・宮地雅子さんなどなどでも突然、人気絶頂の最中、解散ならぬ30年間の充電期間に入ってしまったんです「次回公演予告・2024年“リア玉”、主演・梶原善」というチラシを残して・・・え~って感じで(笑)。

実は劇団員の相島さんは私の学生時代の劇団の先輩で、私の人生に大きな影響を与えてくれた方。学年は一回り位離れてはいるものの、後輩の芝居をよく観に来て下さって一緒に飲みに行ったり、時には劇場の空席に招待して下さったり、本当にお世話になりました。ある芝居の打ち上げの席で、当時まだ進むべき道に迷っていた私は相島さんに「これまで、どんな道のりでしたか?」と漠然とした質問をしてしまったんだけど、それに答えてくれた言葉(当時私は21歳、相島さんは34歳位だったかな)を忘れる事が出来ません。「もちろん練習や努力も必要だけどそれだけじゃないんだよ。昔、主役級を演じる上手い役者仲間がいてさ、そいつに比べたら僕は全然ダメで、でもそいつは何年か後に役者を辞めちゃったんだよね。で、僕は役者を続けた。今思うとそれが大事なんだよ。辞めた人はそこで止まってしまうけど、続けた人は成長していける。僕の今もそうしてある。続けるって才能もとても大事なんだと思うよ。」
後に私は演劇ではなく音楽を選ぶ事になるんだけど、あの言葉が今でも心のど真ん中にあって支えてくれてます・・・ま、その話は置いておいて(笑)とにかく、その東京サンシャインボーイズが、シアタートップスの閉館を機会に再結成して新作を上演するというのだから話題騒然トップスの客席は150席×10日間。熾烈なチケット争奪戦が繰り広げられると思いきや、何と抽選で、私も張り切って応募したら・・・な、なんと第一回抽選の第一希望で見事当選したんですあ~神様ありがとう~
超ラッキーです。広告業界の友人曰く業界人でもチケットを取るのは無理らしく、ある映画会社の重役の秘書さんが親戚友人を総動員して100名分応募しても外れたそうな。運を使うべき所で使ったとはこのこと

待ちに待った当日、折角なので久しぶりに会える相島さんへの差し入れも用意して劇場へ。前から6列目という最高のポジションで「東京サンシャインボーイズ」との夢の再会。TVではお馴染みながら、なんだか懐かしい舞台上の役者さん達、ありえない状況が起こって窮地に立った人々がシリアスにおかしな行動をとってしまう三谷幸喜の王道のストーリー。この15年間ドラマや映画の三谷作品で、常連の戸田恵子や鈴木京香、大河も映画も主演を務めた香取慎吾他、様々な役者さんが笑わせてくれたけど、「やっぱり三谷さんの作品には今目の前にいる役者さん達が最高~!」と心底思いました7年前に無くなった劇団員・伊藤俊人さん(ドラマ・ショムニで人事部長・高橋克実の部下役でした)も生前の声を使用して出演させるという心憎い演出で、息をつく間もない程に笑って泣いた至福の1時間となりました

'09,3,24 あ・うん

2009-03-24 00:00:00 | Weblog
with 田村博(P) 池田聖子(Vo)

今日のお昼、WBCで日本代表が2連覇達成

・・・たぶんそうゆう訳で、結構お客様が少なめな日日本中できっと多くの皆さんが、TVのスポーツニュースを楽しみに早々とお家にお帰りになった事でしょう~。ま、今日は仕方ないですねっ。かくゆう私も昼間はTVをつけっぱなしで、家事や仕事をしながらも、耳ではしっかり決勝中継を聞いておりました。皆、カッコ良かった!素晴らしいチームだったよね

そんな中でもあ・うんに足を運んで下さった数人のお客様には本当に感謝ですそして、本日集ったそんなメンバーで演奏の合間に繰り広げられた話題はもちろんWBC(笑)。選手の健闘ぶりを讃えたり、我思うMVPについて語ったり。こんなに皆を興奮させて気持ちを1つにしてしまった“侍ジャパン”は凄いナ~と思うと、何よりその事にも感動を覚えてしまいます。ちなみに私は、皆の意見を聞く事に夢中ですっかり自分の意見を言いそびれてしまったけど・・・

という訳で、ここで言います!
・・・いえ、誰かに言いたいので聞いて下さい(笑)
私の選ぶMVPは青木選手~大舞台であれだけ打てる精神力を見習いたいっ。そして僅差で岩隈選手。理由はほぼ上に同じ。と思ってたら、やっぱりお二人共ベストナインに選ばれましたね多くの注目選手がいる中でのこの評価。彼らを誇りに思う自分自身に愛国心を見いだすのも、くすぐったく心地いい経験です

乾燥エリンギ

2009-03-22 00:00:00 | Weblog
最近仕事復帰した妹を手伝う為に上京して、2週間孫の面倒を見ていた母を囲み、またまた大宴会

普段は妹の義母が面倒を見て下さってるのだけど、暫く用事でご実家に帰られていたのでその間の重大任務まだ言葉は話せないものの、歩き始めて今が一番大変な時・・・かなりぐったりした様子の我が母でも反面、やっぱり楽しかったみたい

「すっかり忘れたけど、あなた達が生まれたばかりの頃もこうだったのよね~きっと。」なんて言って、孫にかかりっきりの母を見ていると、あ~こうやって育ててくれたんだなと感謝の気持ちでいっぱいになりました当然ながら自分には物心がついてからの記憶しかないから今や勝手に大きくなったような錯覚を持つけど、もちろん、絶対にそんな事はないのです・・・ 母は偉大

写真は妹の義理のご両親に頂いた、三重県からのお土産。
初めて見たっ、乾燥エリンギエリンギ好きの私としては興味深い一品でございます~。どんな食感なのかな?料理するのも食べるのも超楽しみ

東京1-0山形

2009-03-21 00:00:00 | Weblog
開幕から3戦目で初勝利

あ~やっと嬉しい~過去2試合で7失点してしまったGK権田君も今回は失点ゼロ。よく頑張ってくれたと感無量です。まだまだチームとして出来上がってない印象は残りつつ、頼れるキャプテン羽生がゴールを決めて勝てた事もあって、心強い初勝利でした


夜は、月一の歌の勉強会へ
今回私がチャレンジした新曲は「Give me the simple life」。ジャズではお馴染みの曲ながら歌い損ねていた曲。本番では相変わらずドキドキしてしまって歌いきるだけで精一杯という感じだったけど、終ってみれば、やっとレパートリーに出来た嬉しさが込み上げてきて凄く嬉しかった

歌詞の一部に、
“ Some find it pleasant dining on pheasant
These things roll off my knife.
Just serve me tomatoes and mashed potatoes
Give me the simple life ! ”
(キジの料理なんかに喜んでる人もいるけど、
 私はそんな物食べたらナイフを落っことしちゃうよ。
 私にはトマトやマッシュポテトで充分。
 普通の生活でいいのさ!)

ってあるんだけど、「私に置き換えて言えば、ごはん・納豆・味噌汁で充分!って感じの曲です。」と歌う前のMCで言ったら、曲間に「よっ!納豆定食の歌!」って応援が飛んで来ました(笑)。何はともあれ、ジャズには知らない場所や心境の歌も沢山あるけれど、実感が持てる歌ってやっぱりいいナと思える1曲で、この先もきっと歌い続けて長い付き合いになるような気がします



TONO'S THEATER

2009-03-14 00:00:00 | Weblog
毎月お世話になっている西新宿あ・うんにて、常連のお客様・通称“殿”さんによるジャズ映像鑑賞会があり、参加させて頂きました~

開催は今回で数回目かと思うんだけど、私は初めての参加同じくあ・うん常連のジャズ好きのお客様方が10名程いらしていました。いつもは私が歌っている位置の背後の壁に大~きな白い紙を貼ってスクリーン代わりにし、ソファーや椅子も一律その方向に配置され、各人の前のテーブル上にはお料理やお酒が並び、さながらリッチなプライベート映画館

ジャズに詳しい“殿”が、ご自身が所有してる膨大な数のDVDの中から毎回テーマを絞り抜粋して映像を観せて下さるこの鑑賞会。曲毎に映し出された歌手が何歳位でどのアルバムを出した頃だとか、伴奏メンバーについても顔を判別しながら誰だとかどの楽団だとか、もの凄く充実した解説付き目から鱗~ただ映像を見る機会は時々あるけど、解説付きだと色々と知らなかった事が判明したり、ミュージシャン達の交友関係や時代関係なども判りやすくて、とっても勉強になりました土曜なのでのんびりと17時頃から22時頃までの予定が、一応プログラムが終了した後も数人が居残って、あ~だこ~だと言いながら、結局終電ギリギリまで6時間以上も様々な映像を観せて頂き、本当に楽しかった~

お料理も美味しくて豪華常連Tさんがメバルを何匹も釣って来て自ら調理して下さって、お刺身・煮付け・魚汁のフルコースで超美味~~~~しかも炊きたて御飯付き。私も隣りの叔父さんが帰郷の際にお土産に買って来て下さった熊本の「豆腐のもろみ漬」をスライスしたキュウリにのせて差し入れしました。皆さんに美味しいと喜んで頂けて嬉しかった

実は、この内容で参加料3000円(飲み物代だけは別)。激安あ・うんのスケジュールにも載ってはいるけど、常連の顔見知りさんを中心にひっそりと催されている感じだったので、これはジャズファン、ミュージシャン問わずもっと大勢の方々が知ればきっと喜ぶのに~と思うような素晴らしい鑑賞会だったヨ
次回も絶対参加した~い




丸ビル

2009-03-12 00:00:00 | Weblog
高校時代の友達が修学旅行の引率で東京に来たので自由行動の日に合わせてランチする事に前日がディズニーランドだったらしく彼女のホテルが京葉線沿いなので、東京駅で待ち合わせ

東京駅周辺はここ数年新しいビルが沢山建ったから私も観光気分~ネットで各ビルに入ってるレストランを調べてたら、ずっと行ってみたかった“グリル満天星麻布十番”が丸ビルに入ってたので決~定~。実は丸ビル自体が初めてだったけど(笑)

“グリル満天星麻布十番”はランチと言えどもさすがに若干高くて、一番手頃な日替わりランチでも¥1200。しかもセットでケーキがついてるのにコーヒーはついてないから自動的にプラス210円 友達に「ランチがこの値段。沖縄には無いな~」って言われてしまった。そう言われるとそうだなと、本当は有名なオムライスを食べようと思ってたのに、値段に負けて日替わりに。私って、つくづく庶民・・・・しかも味はまあまあ(スミマセン!)。とか言いつつ、友達としゃべりっぱなしの1時間だったから結局ランチは二の次だったけどね次回は絶対オムライスを食べよ~っと(笑)

夜はJAZZ好きのBさんに誘われて曙橋“ボビーズ”で月一開催されている根市タカオさん(B)のセッションへ赤坂見附カナユニのオーナーから「根市さんにはもう40年以上出演して頂いてるんだよ」とを聞いて以来一度お会いしてみたかったのと、トリオ編成のセッションは勉強になるから一石二鳥と、楽しみにしてました

ボビーズは早い時間から大賑わい遊びに来た人同士が和気合い合いと同じひと時を楽しんでいる笑顔が絶えない空間。それもそのハズ、演奏の合間ではMCも担当して順番に皆の出番を告げて下さる根市さんは、物腰の柔らかいとてもジェントルな方で、ウィットに富んだジョークまじりの会話とそのサウンドで皆を包み込んでくれるのです。ベテランのトリオ演奏にクラリネットとサックスも加わり、歌が上手い方も練習途上の方も老若男女が音楽を通じて語り合える上質で豪華なセッションでした根市さん&皆さんにお会い出来て本当に良かったな~。
がホカホカした一日


'09,03,10 あ・うん

2009-03-10 00:00:00 | Weblog
with 吉田桂一(P)竹内直(Ts)LUNA(Vo)

金曜日かと思う位、沢山の皆様にご来場頂きましたありがとうございました~

ライヴが始まる前、直さんがカウンターに譜面を何組も並べていたので、「今日演奏する曲を選んでるんですか?」って聞いたら「そうです。家で色々考えて来ても、結局その場で気持ちが変わりますよね。」とおっしゃるので「私もそうです(笑)」って会話をしたの

そうなんです。やっぱり私自身、昼の体調&フィーリングとジャズクラブに来てからの感覚が違う事はよくあるし、何よりその場にいるメンバーやお客様の顔を見ると「何だかあの曲を歌いたいナ」とか「そう言えばこの方は以前あの曲を好きだと言ってたな」とかイメージがどんどん湧いて来て、時には「やっぱり何だか自信が無い・・・」とマイナーな気持ちも訪れて、歌う直前まで凄~く悩むんです。もちろん、最近ハマってる曲や練習中の曲など、事前に20曲以上は目安をつけて準備をして行くんだけどね
直さんは大活躍なさってる人気の先輩ミュージシャン ボーカルが歌う曲を自分で選曲して、その演奏に必要な譜面を用意して行くように、サックスのようなフロント楽器の方もインスト演奏曲用に同じ事をなさるのです。こんな大先輩でも毎日その日に演奏する曲を、私と同じように結局現場の空気に身を置いて初めて選べるもんなんだな~と、教えてもらえたおしゃべりでした

誰だってレパートリーに限りはあるけど、毎日の演奏が新鮮でいられるのは、こんな理由にもあるんですヨ

甘エビ

2009-03-08 00:00:00 | Weblog
2週続けて妹宅へ

仕事で上京した父を囲んで家族会ほんと、家族に会える機会があるって幸せだね

写真は姉が用意してくれた甘エビ。空付き甘エビは初めてだった一瞬見た目で、知り合いの漁師さんがよく送って下さる“北海シマエビ”かと思ったんだけど、どうも違う。食べたら甘エビ超~美味しかった!なんだこれ~!お寿司屋さんやお刺身で買って来るのより、もっと美味しい~

学生時代を新潟で過ごした妹が食べ方教えてくれた。エビの種類によって最適な動作の順番ってあるもんだと感心胴体部分の殻をクルッと剥いたら、シッポの殻をピュッと押して身を先端まで出し、頭を持ってパクッと食べる新潟では当たり前ですって

姉よ、ありがとう~!