ふんわりノート☆

ジャズシンガー平良亜矢子(たいらあやこ)のブログ。
日頃の“ふんわり”な出来事や音楽の覚え書き。

'08,12,27 CHARLIE'S CLUB

2008-12-27 00:00:00 | Weblog
2008年歌い納めは、
六本木チャーリーズ・クラブ

数年前まで毎年出演させて頂いていたあるイベントで御一緒していて、10年以上お付き合いのあるピアニスト西村誠さんのお店です。今年の4月から月に数回出演させて頂いています

西村さんを慕われる多くのお客様、六本木界隈で音楽を楽しむ沢山のジャズ通のお客様、そして共演させて頂いた活躍中のジャズシンガーさん達と出会えて、語り合い刺激を得る事の出来た素晴らしいお店今年の歌い納めにふさわしい一日でした!

写真はそんな瞬間を共に過ごした皆様方
ありがとうございました。
そして来年もヨロシクお願い致します

'08,12,25 あ・うん

2008-12-25 00:00:00 | Weblog
with 吉田桂一(P)Qいしかわ(Ts)
   池田聖子(Vo)

今年最後の“あ・うん”。X'mas当日のこの日、順子ママはお手製ポトフを用意して待っていてくれました 温かくて優しいポトフの味年末の忙しい時期にそっと居場所を確かめるように、またはお気に入りののミュージシャンとの年末を楽しむ為に、様々な笑顔で御来店して下さったお客様方にと、美味しいスープの贈り物ニクいね~と出演者もまた笑顔です

3週間程でしたが、ありったけの愛情を集中してお届けしたクリスマスソングも歌い納め。先日のブログでは四六時中季節に追いかけられてるようだと書いた私も、少し名残惜しいようなシーズンソング達とのお別れでした。でも嬉しい事に今日はQさんと吉田さんの、サウンドもお人柄もハートフルなコンビの豪華演奏クリスマスを一緒に過ごしに来て下さった皆様の心をポカポカにしようと目論んでた私でしたが、反対にポカポカにされてしまった!(笑)なんとも幸せな一時となりました

来年のあ・うんには、1月6日(火)の年明けライヴから登場させて頂きます。心新たにより一層温かい音楽で皆様をお迎えする所存です。来年もどうぞ宜しくお願い致します!

クリスマス・イヴ

2008-12-24 00:00:00 | Weblog
今日は色々買い物をしなくちゃならなくて新宿に行ったんだけど、ヨドバシカメラも小田急デパートも大混雑 そりゃそうだよね~。サンタさんは今日の夜までにプレゼントを用意しなきゃならないし、デパ地下のケーキ屋さんの行列もよく考えれば当然見事に全てのケーキ屋さんが“最後尾”と書いたプラカードを持ったスタッフの誘導無しでは辿り着けない状態で、「イヴというのはそうゆうものなのか~」と、私もついつい並んでみたし(笑)

写真は、先週木曜にライヴに来て下さったY先輩が下さったミニ林檎のクリスマスツリーカワイイでしょ~ 今日テレビでやってたんだけど、よくクリスマスツリーに飾ってある光沢のある玉のオーナメントは“林檎”(アダムとイヴが食べた知恵の樹の実)を象ったものなんだって。知らなかった という訳で、このツリーは正しいのだねっ

'08,12,19 あ・うん

2008-12-19 00:00:00 | Weblog
with 荒武裕一郎(P)犬童まり子(Vo)

今日は、バラード風の優しいクリスマスソング“Have yourself a merry little Christmas”もメニューに追加 すっごくいい歌なの 子供が楽しく歌う歌とはちょっと雰囲気が違うんだけど、私が知ってるアメリカ人さんは皆、子供の頃から一番聴き口ずさんできたというスタンダード中のスタンダード。私もこの歌のメロディーも歌詞も大好きです 題名を聴いてピンとこない人も聴けば判るんじゃないかな。この季節にはよく街角の有線でも流れてるヨ。

動画を見れる方は、Frank Sinatra のYou Tube を聴いてみてね歌詞の一部が若干違う幾つかのバージョンがあるんだけど、私はシナトラと同じ歌詞でいつも歌ってます。

“Have Yourself A Merry Little Christmas”

Have yourself a merry little Christmas
Let your heart be light
Next year all our troubles will be out of sight

Have yourself a merry little Christmas
Make the yule-tide gay
Next year all our troubles will be miles away

Once again as in olden days
Happy golden days of yore
Faithful friends who are dear to us
Will be near to us once more

Someday soon, we all will be together
If the Fates allow
Until then, we'll have to muddle through somehow
So have yourself a merry little Christmas now.


読めば判ると思うけど、ちょっと切なくて、
でもとっても温かい歌詞

 “クリスマスを楽しみましょう
  来年にはきっと悩み事も消えるから
   もう一度昔のように楽しかったあの頃のように
   大切な友人達と共にいられる日が再び来るよ・・・
  運命が許すなら、またすぐこうして会える
  それまではともかく、なんとかやっていこうよ  
  だから今は、クリスマスを楽しみましょう”

って感じかな。だから、4ビートで楽しく演奏される事もある曲だけど、私はゆっくりテンポで歌うのが好き。12月に入って賑わい始めても暫く封印して、クリスマス直前で年末が近づいたら歌い始めるんです。今年は特に不景気が影を落とす不安な年末だから、この歌が一人でも多くの人々の胸に届けばいいなと思う

'08,12,18 赤坂kei

2008-12-18 00:00:00 | Weblog
with 南野陽征(p)Stanley Gilbert (B)
   三宅ひろこ(Vo)

やっと年末らしく、Keiには沢山のお客様が御来店賑わいました~。私は、この数日既に歌っていた楽しいクリスマスソングに加え、今日からは賛美歌系の“O Holy Night”も追加 クリスマスまであと1週間だから、そろそろキレイな曲も似合う頃です!

2年ぶりにHさんが聴きに来て下さることになっていてお会いするのを楽しみにしてたんだけど、なんとなんと学生(?)の息子さんと高校生の娘さんとの御家族3人で御来店 当初は音楽の道を志している息子さんとお二人でいらっしゃる予定だったそうですが、これまたなんとこの日が娘さんの誕生日だというのを数日前に思い出し、危うく家で留守番をさせてしまうところだったのを回避出来たのだとか・・・誕生日に留守番になったら私なら泣いちゃうね・・・セ~フ~ お兄ちゃんは結構なイケメン娘さんも明るくて笑顔がカワイイ~2人ともジャズはあまり聴いたことがないって言ってたけど、“生演奏”を楽しんでくれたみたい。大人な雰囲気の赤坂のジャズクラブも、制服姿の彼女が居ると紅茶が似合うレトロなレストランに早変わりでした(笑)

2ndセットの曲の間に、彼女にハッピーバースデーの歌をプレゼント 17歳の誕生日、思い出になってくれると嬉しいな

'08,12,16 IZUMI

2008-12-16 00:00:00 | Weblog
with 朱恵仁(P)RINKO(Vo)

先週からクリスマスソングを歌ってはいるものの、どうも歌詞が頭に入ってこなくて手付かずの曲もまだ数曲あったので(昨年末から11ヶ月経つ間に忘れる・・・あ、毎年練習し損ねて数年ぶりになってしまってる曲もありますが)、今日こそは~~~と真面目に練習してからIZUMIへ さすがにクリスマスも後一週間だから、ここでその気にならなくて何時歌うの???・・・だもんね
しかもピアノは朱さんだもの 繊細な美しい音で、手の込んだ曲やリズム指定が沢山書き込んである曲も難なく弾きこなしてくれるんで、16ビートや若干跳ねてるリズムも大好きな私にとっては、大事な味方(笑)というか、遊ばせてくれる頼れる人で~す 
そう、なかなか手を付けずいたのは結局そうゆう曲なんだよね。Soulっぽい賛美歌とかも。日頃お世話になってるピアニストさん達ならどなたでも弾けるとは思いつつ、そうゆう曲のGrooveや世界観を引き出すのが特に得意な方もいる。それが朱さんなのだといつも感じてます

さて本番。今日はた~くさんのお客様が御来店下さいましたありがとうございました! 静かにゆったりとワイングラス片手に一人の時間を楽しんで聴いていらした紳士、御自分もジャズを歌うのが大好きだから出演者の歌い方を観察しながら聴いている方(恥ずかしい~)、会話を楽しみながらもジャズの居心地に揺られてるカップル、出演者に一番近い席でノリノリで聴いて下さったジャズ通の御歴々、忘年会の2次会かな?大騒ぎで楽しんで下さった皆さん、御自分も超オシャレに1曲披露して下さった方々。皆さんどなたも粋だったナ今日もいい出会いが沢山あって幸せでした
さて、私はというと、幾ら何曲も練習したからと言って、さすがに本番では歌う曲が全部クリスマスソングだと濃いので(笑)、1セットに1曲ずつ歌ってみたヨ 練習した中からは、ポール・マッカトニーの“Wonderful Christmastime”を。元々は8ビートのポップスだけど、今年は8ビートの良い部分を残しつつスイングで歌たいたくなったので、イメージ作りにかなり試行錯誤した曲です。そうゆうの、朱さんお得意なんでここぞとばかりに・・・うん、最高!想像以上にカッコ良かったっ

明日は“赤坂Kei”、明後日は“西新宿あ・うん”です。日ごとパワーアップしてる“カッコいい”クリスマスソングをお送り致します! 皆様、是非聴きにいらして下さいネ

'08,12,11 あ・うん(改訂)

2008-12-11 00:00:00 | Weblog
with 続木徹(P) 水沢花音子(Vo)

HP等のスケジュールでは御案内してましたが、’80後半~’90前半にかけて活躍したフュージョン・ユニット“Chickenshack”のキーボディストだとつい最近判明した、続木氏との共演。楽しみにしてたライヴでした
これまで既に数回は共演させて頂いてるんだけど、全く気付かなかったんです。何故なら続木氏のHPには過去の活動の事は全然書かれてないんだもの~。
今だから言えますが、初共演の時の事を忘れられません。その日私はいつものようにジャズ・スタンダードの間にポップスを数曲挟んで歌いました。ライヴ終了後、続木さんは私のポップスを凄く褒めて下さったんだけど、その代わりジャズに関しては酷評・・・。「“くそばばあ”じゃなきゃジャズは歌えないよ。ポップス歌手に転向した方がいいんじゃない?」と。私にはよく意味が判らない言葉でありつつも、かなり落ち込みました。心の何処かで何かがひと突きにされたからです。ジャズを好きな気持ちとジャズをなかなか捉えきれない焦りとの板挟みの時期で、歌は勢いだけはあったけども中身は当然ながらどこか不安定。そんな歌が良い訳はなく、撤退勧告をされたようなそんな気分でした。。。あれから2年位経ったかな。あの言葉の前半の意味はたぶん、「多種多様な人生や感情を歌うにはまず自分自身の足をしっかり地に付けてから。図々しさも悟りも諦めも希望も共存して太くなるのが人間。→くそばばあ→リアルな歌だからこそ聴いてる人の心に響く」・・・ってところなのかも。当時は立ち直るのに時間がかかったけど、思った事をハッキリと言って頂けたお陰で明確な目標を見付けて、成長出来た自分が今ここにいる・・・と感謝しつつ、誠に強烈な思い出になってます(笑)
で、そんな風に思えるようになった最近、ひょんなことから続木さんが“Chickenshack”の続木さんなのだと気付いて、目から鱗が。フュージョンに留まらずR&BやPopsの様々な一流アーティストと共演して幅広い作品を残したチキンシャック。私も学生時代彼らの作品と出会い、惹き込まれ、よく聴いたアルバムがあります。今までジャズ一本道のピアニストの言葉だと思っていた2年前の記憶が、少し別の意味も持って蘇ってきました。まず、まさに私が憧れた音楽を歩いて来た方に自分のポップスを褒めてもらえたのだという事の驚き(確かあの時、君がジャズじゃなくポップスを歌うと言うなら、どんな難解な曲でも僕も頑張って演奏するヨとさえ言って下さいました)、またジャズに関してはジャズに卓越した人にただ否定されたのではなく、手に入れたいものに逆に自分自身が捕われてしまっては、そこからは自由な何物も生まれないから面白くもなんともないヨ・・・って伝えてくれたのか・・・。

そして今回の共演。(実は既に先月久々の共演の機会があったんですが、その日はテナーサックスのQさんも出演なさる日だったのでジャズ・スタンダードのみの構成でした
伴奏は続木さんのピアノ1つ。ここはもう、ぶつかって行くしかないでしょ! 胸を貸して頂くつもりで、当時より確かに私のものになりつつあるジャズはもちろん、思い切り前向きに開き直って大好きなR&Bの曲も数曲用意して行ったんです。だって弾いて頂きたいし、その演奏で歌わせて頂きたいもん 続木さんは当時の事を色々と話して下さったり、その曲の御自分達の演奏をipodで聴かせて下さったり、なんと私の譜面を添削までして下さいました(超難解コードの曲だったので、作った譜面の所々が間違っていたみたい・・・)
そして演奏は・・・本当にカッコ良かった音使い・リズム・表現・独創。素晴らしいピアノ。これからも沢山の事を教わって、それによって自分を磨いて行けたら幸せだな~と思わずにいられません

新しい手帳

2008-12-04 00:00:00 | Weblog
毎年、すご~く悩むんだよね

来年の手帳を探してあちこちへ 手帳って一番身近な持ち物。そして自分の足跡をいつでも確認出来るように、この先もずっと保管していくもの。ステキな手帳に出会えたらその1年は毎日がハッピーで、逆に出会えないと幸せを損してしまうようで、なかなか妥協出来ないのです
学生時代は絵画もの(一週間毎に違う絵に会える)に凝ってたな。その後は装丁がアンティーックっぽい物に凝った。持ち歩く歌の譜面が多くなってからは手のひらサイズだけどカバーが外国物でデニム・童話風・ヘビ柄と続き、最近はシンプルだけど色がヴィヴィットな物。「おっこれだ!」って感じる手帳と出会うまで幾つもお店を回るのが毎年末の行事。例え前年いい手帳に出会えた店に行っても今年はピンと来る子がいなかったりで結構労力いりますしかも混んでるし~。
ところが今年は3軒目でいい子に出会えた! しかも手頃な値段で。嬉しいよ~。
めぼしいアート・ショップはここ数年マンネリな風潮だったんで、初心に帰って東急ハンズに行ってみたら、さすがはハンズ、大量な品揃えで見るだけでも一苦労。でもでも、棚の目立たないところに隠れてましたっ
一見渋く、表裏カバーは皮風のハードな材質。でも手に取るとカバーも中の印刷もチョコレート・ブラウンでソフトな印象。私の望み通り1ページ1週間・片側はメモ用紙。なんと言っても、全てが1枚ずつカード状で、2つのリングで閉じられているだけというカッコ良さがオシャレ~ 根気よく探せば出会えるもんだね
 

一番上の写真は新宿南口のサザンテラス、JR東日本本社前のイルミネーション 光りのツリーの周りにお星様を持ったペンギンが何匹も・・・なんだろう~?