ふんわりノート☆

ジャズシンガー平良亜矢子(たいらあやこ)のブログ。
日頃の“ふんわり”な出来事や音楽の覚え書き。

'07,08,28 あ・うん

2007-08-30 15:59:46 | Weblog
with 野本晴美(P)、MICHIKO(Vo)
開店してまもなく、カミナリがなり
暫くするとどしゃ降りに・・・
次々に入ってくるお客様方はずぶ濡れで
風邪を引いちゃうんじゃないかと心配!
という訳で、
「お寒い方は遠慮なくおっしゃって下さいね。
体を温める大きなタオルをお貸し致しますヨ。」
なーんてMCで歌い始め~

今回の伴奏はピアノ1本だったから、私の歌は全部で9曲。
ジャズを始めた頃以来の、
久ーしぶりに引っ張り出した曲なんかも用意していったので、
私自身、楽しめるライヴだったヨ。

忘れてた訳ではないんだけど歌わない曲。
他の人の演奏や歌で聴いたりすると(それがCDの場合もある)
それがキッカケで新しいイメージが湧いて来て
突然自分も歌いたくなったりするの。
もちろん、聴いたその演奏が素晴らしい時に限るけど
大抵それから3日以上は、寝ても覚めても電車の中でも
その曲が頭の中で流れていて、
色んなリズムやテンポで歌い方をシュミレーションしちゃう。
歌詞の解釈もどんどん広がって、
もし自転車なんかに乗ってたりしたら
間違いなく大声で歌ってるね、私・・・

古くて埃を被った箱の錆びた錠がパーンと弾けて、
中から新鮮な空気が次々と溢れ出すような不思議~な感じ。
そうなんだよね~。
その曲が嫌いだったから歌わなかった訳じゃなくて、
自分の中でガンジガラメにしちゃったイメージを崩せなくて
そのままじゃ何度歌っても自分でさえ面白くなくて
ん~乾涸びて枯れる寸前の植物みたいな感じ
で、そこに一粒の水滴が落ちて来たりすると、
体全身にどわーっと血が流れ出す、みたいな(笑)

それが、今回は、
“It's only paper moon”でした
やっと人前で歌えて、気持ちよかった
暫く歌い続けて、
もっともっといい歌に仕上げてあげたい曲です

jicoo(時空)

2007-08-25 00:00:00 | Weblog
友人のライヴ@Floating bar jicoo(時空)
に行って来たヨ~

今年の秋に、彼らと昔から交流のある数人の
ミュージシャンが参加して新レーベルを
立ち上げる予定になっていて、
今後、作品の発表やレコ発ライヴなどを定期的にやって行く場
の候補にあがってるこの船で、お試しプレライヴでした

松本零士がデザインした、超サイバーな姿にまずドキドキ。
船内も、床面の照明が常に色を変えてゆく幻想的な演出で、
日の出桟橋とお台場を3時間で3往復。
片道30分の運航、乗下船は何処でも可の入れ替え無しで
¥2,500(乗船料+ミュージックチャージ)。
barというだけあってドリンクやサイドメニューも充実
東京湾で一番カッコいい船でDJやライヴを聴きながら
夜景に囲まれたら、みーんなオシャレな気分になるハズ。

私の作品をこのレーベルから出すわけではないんだけど、
ボーカリストとしては参加する可能性もあるので、
その時は、皆にもこの船に来て楽しんで欲しいな~って
思いますぅ

Steely Dan @Billboard Live 東京

2007-08-18 00:00:00 | Weblog
六本木Midtown内にオープンした
新しいライヴハウス“Billboard Live”の
Grand Opening Specialスティーリーダン
クラブサイズで彼らを見れるなんて、
本当に信じられなかった~。

この日がまさに“こけら落とし”。
しかも1st set 。恐らくプレミア・チケット。
学生時代からの音楽仲間で広告代理店に勤めるT君が
業界のツテで席を予約出来たらしく、誘ってくれたの
そうゆうんでもないと、とてもじゃないけど取れないよね(笑)

ライブは予想通り感動的
本人達が目の前で演奏してる事さえ、信じがたかったし。
そんな中、終盤に名曲『彩(エイジャ)』が始まると
自分が今ここ居るのも幻想に思えてきて、
長い間奏では次々に高まる波のうねりにのまれ、
ドラムソロ後、2コーラス目に一気に戻った時には
音に支配されてた体の力が突然抜けて、鳥肌がたった。
ツアーメンバーの演奏も本当に素晴らしくて、
私にとっては、これまで体験したどのライヴよりも
神秘的だったかな

ここはブルーノートと同じ会社が経営してるらしく
出演するのも同じく音楽性の高い世界の大物ミュージシャン達。
双方の今後のスケジュールをみると、
これからはビルボードの方が今までの路線を引き継いで
逆にブルーノートは本来のイメージであるジャズ色を
強めていくのかな~って感じがします。

広さはビルボードライヴ東京の方が断然小さい。
全体的には3層構造なんだけど、2層目が1層目の後方に
かぶってて、しかも長方形の長辺がステージになってるから
実際には出演者と客席が超~近いの
距離も音響も、2層目の一番手前のカウンターがベストかな。
指定料が+¥2,000かかるけど・・・。
ちなみにこの日はその端にピーターバラカンが座ってた。
逆に音が悪いのは、屋根の下になってしまう
1層目の両翼席と後方席(私は残念ながらここでした)。
当然だけど明らかに音抜けが悪い!!
いくらスペースが限られてると言っても、
こうゆう本物志向のライブハウスで屋根下の席を作るなんて
あり得ないっと、皆で怒ってました
しかも今回なんか、Grand Openingで大物の来日
だからって、チケットが一人¥23,000もしたんだよっ。
音が悪くちゃ価値半減。折角のスティーリーダンだったのに。
金返せって言いたかった~トホホ。

皆も、ビルボードのチケットを取る時は気をつけようねー。
フロアマップで見るのと実際ではかなり感じが違うから、
行った人に意見を聞いてから予約した方がいいかも。
もちろん私でよければ、いつでも相談にのるよ~

Steely Dan @Billboard Live 東京

外苑花火大会

2007-08-16 00:00:00 | Weblog
私の家から外苑の絵画館までは
直線距離で2kmちょっと。
少し距離はあるんだけど、こちらから見て
代々木と千駄ヶ谷の高層ビル群の間に
すっぽりハマるように花火が上がるのだ!

だから毎年この日、私の住むマンションの屋上には
家族連れやお友達同士のグループが何組もやって来て、
皆で遠くに見える花火を楽しんでまーす。
うちのマンションは結構古くて大きな7階建て。
世の中にマンションというものが出来た最初の頃の建物らしい。
この一帯が低層住宅地として整備されたのはその後だったのか、
周辺の建物が皆低いお陰で、見晴らしがいいの

自分ちの屋上だし、お風呂上がりに
缶ビールとおつまみを持って庭に出るような気軽な感覚(笑)
今年は平日だったけどお盆ウィークで私はオフだったし、
キャンプ用のイスを叔父さんに借りて来て、
友達や姉妹と9人での~んびり気持ちいい一夜を過ごしたヨ

東京湾花火大会

2007-08-13 02:00:45 | Weblog
友人のHさんが最近
花火会場がある豊洲駅の駅ビル
豊洲シエルタワーに引っ越したらしく、
花火鑑賞ホームパーティーに誘ってくれた
のでオジャマしてきました

ほんっとに、絶好のコケーション
25階。一面窓ガラスのリビングからはもちろん、
窓の外のベランダに出れば大空の大画面独り占め状態!
お招きに上がった15人。大人も子供もだ~い満足。
しっかし東京湾花火大会、金かかってたな~
レベルがダントツっ。(隅田川もそうなんだろうけど)
とにかく今まで見たどの花火大会よりも凄かった~。
1時間半ひっきりなしに2ラインで花火が上がりまくる上に、
10分に一回は普通の花火大会ならエンディングかと思うような
大仕掛けがやって来て、全然飽きさせない。
人ごみが嫌でこれまで行った事が無かったんだけど、
これは必見だな~って本気で感動しちゃった

花火の後は代わりに眼前に広がった銀座方面の夜景を眺めながら
(どっちにしろ絶景なんだな、その部屋はっ)
Hさんが用意して下さった豪華な手料理や
皆が持ち寄った美味しいワインとおつまみで盛り上がったヨ。
う~ん、持つべき物は
“湾岸のタワーマンションの高層階に住む友人”・・・だね

'07,08,02 代々木ナル

2007-08-04 20:53:16 | Weblog
with 田村和大(P)、佐藤有介(B)

皆様、ご来場ありがとうございました 
8月になって、梅雨も開け、確かに夏だけど、
それにしても暑かった~。
歌っててこんなに汗が出たのは初めてかも(笑)

今回の反省。自分が出したつもりのテンポより、
実際にピアノが弾き始めるテンポの方が遅いって曲が
久々に何曲もあったな~。まあ、それはそれで、
そのテンポを楽しんで演奏すればいいんだけど、
「ちゃんとテンポを出せない」事実は、マズい
MCで曲にまつわる話などをした後、
間を空けずに演奏者にテンポを提示するんだけど、
“間は空けず、でも一呼吸置いて頭を切り替える”
のがちゃんと出来なかった。暑いせい
今後、気をつけよーっと。

2月に六本木で一緒にライヴをしたA氏(B)が
3rdセット開始ギリギリに遊びに来てくれたから、
ライヴ終了後に少し残って色々とお話ししてたら、
その時のバンドのDrsのY氏が私の事を
「男らしい」と言っていたと判明。
“さっぱりしてて~”と言う事らしんだけど、
なーんか複雑だなー。
確かにこれまで、女性の友人からは何度か言われた事がある。
機材の配線を直したり、照明が点かない原因を見つけたり、
まあどちらかというと男性の方が得意そうな事をすると、
座って見てた女性陣に、よく絶賛される。
(っていうか、やろうと思えば誰にでも出来ると思うんだけど)
でも取り敢えず、言葉の意味としては判りやすい。

この場合、
ホントの男性に「男らしい」って言われてるわけでしょ。
きっと100%褒めてくれてるんだろうけど、
いや~やっぱ複雑だな~(笑)
・・・