ふんわりノート☆

ジャズシンガー平良亜矢子(たいらあやこ)のブログ。
日頃の“ふんわり”な出来事や音楽の覚え書き。

リストランテ ステファノ

2007-04-30 19:51:45 | Weblog
唯一毎月読んでる雑誌 Casa BRUTUS
もう何年も定期購読してるんだけど、
去年の6月号からレストランを特集する
別冊付録が付いてくるようになったの。
その名も“ Casa BRUTUS KUISHINBO”
“東京タワーが見えるレストラン100軒”、“新・スシ道楽24軒”、
“ミュージアム併設カフェ&レストラン54軒”、
“そろそろ経験しておきたい 和の神髄厳選39軒”など、
毎回オモシロい括りで特集してあって思わず読んじゃう

その記念すべき初回号の特集が
“イタリアン・レストラン コンシェルジュ 100軒”。
学生時代にハマって以来イタリアンは大~好き
読んで思った事。当時はかなりの数のイタリアンに行って
かなり詳しかったハズなのに、知らない店が沢山載ってる~
そうか~。10年も経てばその間に色々起こるよね。
当時は人気でも最近名前を聞かない店も逆にあるし
お店は14のテーマに分かれて紹介されていて、
“今一番ニュースな店”、“話題のおまかせオンリーの店”、
“素性がハッキリした野菜を使ってる店”、
“深夜もやってる店”、“郷土料理系”、“眺望”、
もちろん“有名デザイナー&建築家が手がけた”なんてテーマも
その中で私が一番気になってたのは、
“在日イタリア人50人に聞いた、人気の10店”。
日本人の口に合わせてアレンジする店がどうしても多い中、
地方料理がそのままの味で食べられる店として評判らしい。

昨日はなんと、まさにその10店のうちの一つ、
神楽坂の「リストランテ ステファノ」に行ったの~
同窓の先輩方とお食事会をする予定になってたんだけど、
予定では東京駅近辺ということだったのに、まさかのラッキー
凄く嬉しかった~ そこは、
ヴェネトを中心にヴェネチアなど北イタリアの料理・ワイン・
チーズを提供する、隠れ家的リストランテ。
高級感を主張しすぎない家庭的な内装が好感度大で、
お料理は素材の味が活かされてフレッシュ感満点だったヨ
特にこれまで食べた中で(本場イタリアで食べたのも含めて)
ダントツに美味しい“ジェノベーゼ”に感激
不得意な味だとずっと思ってたのは大間違いだって気付いた~。
メイン食材はもちろん、細かい所が美味しさを引き立てていて、
前菜に出て来たホワイトアスパラの炒め物や、
お肉料理に敷いてあったジャガイモのピュレなんかは特に絶品。
久しぶりに本物のイタリアンを食べてる!って思わずには
いられない感動的な味でした

RISTORANTE STEFANO こちら

FC東京 1 -0 横浜FC

2007-04-22 23:00:27 | Weblog
あ~やっと勝ったヨー 
味の素スタジアムでの初勝利
これまでのJリーグディビジョン1の成績は
ホーム3敗・アウェイ1勝1分け1敗
ナビスコカップ予選グループの経過は
ホーム1勝(@国立競技場)1敗・アウェイ1分け1敗
現在のリーグ成績18チーム中16位。対するは最下位の横浜FC。
だから当然・・・念願の瞬間

ワンチョペが初スタメンだったから、
やっとチーム内のバランスがとれてきたのかな?って
ちょっと期待はしてたの
彼はコスタリカ代表10年、イングランド・プレミア在籍7年半、
ドイツW杯の開幕戦・対ドイツ戦では2得点入れた
鳴り物入りの新外国人FWなんだけど、開幕以来
後半に交代で出てもチラッと足技を披露する位で活躍なしで
なんだかな~って感じだったの
だけど、試合では負けてても練習では
皆ひたすらワンチョペとのリズムを練習してたんだろうな。
今回の、福西やルーカスとの1タッチパスでのいい連携、
他の選手からもゴール前に何度かいいボールが上がったりと
彼を中心に今までに無いスピード感がチーム内に生まれてて、
結局ワンチョペには得点は無かったけど
今後の彼に、そして今後のFC東京に期待が膨らんだよ~
ゴール前のワンチョペの飛び出しに皆がもっと早く対応出来る
ようになったら、得点も生まれるだろうし!

栗澤選手は今回もスタメン。後半終了間際の交代までほぼフル
でもいつもより疲れがちょっと早く来たって感じだったかな。
ワンチョペに速攻&正確なパスを出せる重要な一人なハズ
是非頑張ってより広い視野と早い判断力を身につけて欲しい!

ところで横浜FCと言えば、三浦知良
40歳と言えどもスタメンで、試合の所々で意欲的に活躍し、
観客が喜ぶような気の利いた技もあった
後半途中の交代時には、2万2千人入ってるスタジアム中から
拍手が沸き起こって、ラインに辿り着いて交代を終えたカズは
くるりと振り返り観客に深々と頭を下げたの
・・・カッコいいな~、カズ。
今年横浜FCがJ1に上がって来て、きっと敵味方に関わらず
多くのサッカーファンが生カズを観るのを楽しみにしてるから、
各地でこうして迎えられるんだろうな

写真は、選手入場時のFCサポーター。
今回は“もしもしホットライン”さんがスポンサーになって、
チームカラーの赤と青の紙を皆に用意してくれたの
裏は選手の写真付きで、私は赤を貰った!楽しかった~

21_21 DESIGN SIGHT

2007-04-16 05:14:32 | Weblog
行って来たよ~
先日六本木にオープンしたばかりの
東京ミッドタウンの敷地内。
中心の複合施設から少し離れた庭園の片隅、
デザインのためのリサーチセンター、
“21_21 DESIGN SIGHT ”。
そのオープニング企画
この建物を設計した安藤忠雄さんの
「安藤忠雄 2006年の現場 悪戦苦闘」展。
安藤さんが昨年度東京で関わった5つの建築物に的を絞り、
ANDO建築の建築模型・写真・ドローイングを展示し
完成までのプロセスを紹介するマニアックな展示会(笑)

出来上がったばかりの建築空間そのものを体験!
あ~なんて幸せなんだっ
これまで幾度となく雑誌の中で見て来た国内外のANDO建築の
象徴その一、打ちっぱなしコンクリートの工程を、
竹中工務店(伝説の安藤チーム?)さんの緻密な作業の写真、
コンクリートを流し込む前の鉄筋の実物大展示、
そして、完成品となるこの建物そのもので堪能
その二、ついに目撃“光のマジック”。
ここを含め多くのANDO作品は環境・景観に配慮し
地上の外観からは想像もつかない程地下部分が多いのに、
卓越した採光テクによって館内は目映いばかりの光の渦
その三、一見では何層構造なのか判らない程
幾つもの曲線・階段・スロープ・平面が組み合わさった、
バリアフリーと美しさが共存する空間デザイン

展示ルートの最初に、このデザインセンターが作られた
きっかけが紹介されてました
十数年前のNY、イサムノグチ展が催されたある美術館。
そこを訪れた三宅一生・安藤忠雄とイサムノグチが
何やら話し込んでいる3ショット写真。
「欧米各国では既に、美術館とはまた別に、
 デザインそのものに焦点をあてた情報の発信基地が存在する。
 多くの才能が世界中で活躍しているにも関わらず
 未だ出遅れている日本にも、早くそんな場所を」
三宅さんの提案に、頷く2人。そこから、
「デザイナーをはじめ、企業、職人やエンジニア、一般ユーザー
 といったデザインを取り巻くあらゆる人々と意見を交換し、
 デザインへの関心と理解をムーブメントとして育てていく」
(21_21 DESIGN SIGHT 公式サイトより引用) 
というコンセプトを持つこのプロジェクトが始まったそうです。
凄い 様々なデザインに囲まれ、そのデザインに感動し、
利用し、また影響されながら暮らしてる私のように、
こんな場所を待ち望んでいた人々が沢山いるハズ。
作品達の背景をこうして見せてくれる場所を、
彼らは時間と労力を惜しみなく費やして提供してくれたんだな

展示されていたその他の安藤さんの作品は、
13号線直通の東横線・新渋谷駅、東急大井町線上野毛駅、
東大福武ホール、そして既に完成した表参道ヒルズ。
いつかじっくり観に行くぞっ
そしていつの日かきっと、直島の地中美術館へも・・・

21_21 DESIGN SIGHT 公式ウェブサイト
ベネッセアートサイト直島HP

FC東京 vs ジュビロ磐田 (ナビスコ)

2007-04-12 04:02:46 | Weblog
今日は、TV観戦
すぐ近くの国立競技場だから楽しみで
チケットも買ってあったんだけど、
夕方から激しく雨が降ってきた~
ま、仕方ないね。こうゆうこともあるヨ。
国立は屋根が浅い(もしくは無い)から、
味スタと違って、雨に濡れてしまう。
春は気温が不安定。職業柄風邪は厳禁なので今日は我慢だっ

MXTVを観ながら思った事。たまにはTV観戦もいいね
選手の顔がアップになったり、カメラがボールを追うから、
「あ~試合中はこんな表情してるんだ~」とか、
新人選手なら「この人、こんな顔だったんだ」とか(笑)。
フリーキックで壁を作ってる時に
福西が古巣ジュビロの選手と笑いながらしゃべってたり、
楽しくコミュニケーションとりながらやってるってのも、発見
でも福西の場合は“さわやかヤクザ”さんだから、そうゆう顔
した後に肘鉄を食らわしたりするらしいんだけど・・・
(今日初めて知ったんだけど、この呼び名は
 現代用語の基礎知識2007年版に載ってしまったらしい
 ここまでくれば名誉だ、福西! 参考にこちらを)
でも、敵なら嫌でも味方なら嬉しい。
今日は先制点も入れてくれて、やっとホーム(扱い)で勝ったし。
ハンサムで優しそうなのに、目だけ冷めてていかにも“策略中”
・・・そうゆう人、意外と好きな私(ヤバい趣味だな。笑)
栗澤選手はフル出場で結構カメラが映してくれたから
これまた表情を存分に観察出来て、楽しめたヨ

さてさて、写真は昨日の続き。。。
座高75cm、横幅65cm、頭周り110cm、お腹周り130cm。
抱っこしたら辛うじて手が回る、うちで一番大きな“くまプー”。
居場所がないからベットの上に居るんだけど
デカくって、寝る時ちょっとジャマ
でも、カワイイいいから我慢してるの~!(笑)
いや、貰ったんだよ。買ったんじゃないよっ、いくら何でも
ある日、叔母さんの家に行ったら応接間のソファーに座ってた。
事情があっていらなくなった人が置いて行ったんだって。
引き取ったはいいけど叔母さんも困ってて、そのうち
ブルドックのバーディーちゃんの遊び道具になること一目瞭然
私は憧れの“デカくまプー”を目の前にして、我を忘れたっ
もうどこに置くかなんてどうでもいいでしょ~。
ね、あるよね、こうゆう出会い


ディズニーシー

2007-04-11 17:13:50 | Weblog
笑・・・
行っちゃた。久々にディズニー

昔からディズニーというより
“くまのプーさん”だけが異常に好きで、
なんていうかあのとぼけた顔と
ぷっくりしてかわいい体がたまらなくて(笑)
私のお部屋には大中小のプーさんが何匹も暮らしてるよ~
そのご紹介は、後日追々

シーは初めて。ディズニーランドには学生時代が最後かな。
その時は、仲良しのクラスメイトが突然行こうと言い出して、
2人で思う存分遊んだ!
アトラクションに乗り疲れてカフェテラスで休んでる時、
彼女は“大学を辞めて、夢だったパティシエになる為に
フランスに留学する決心をした”って話してくれたの
それからすぐ退学して留学。
その後は、帰国して幾つかのお店で働いたり
またフランスに行ったりして、現在は結婚してスイスに在住
だからそれは彼女との最後の大事な思い出。
受験生活を脱出してせっかく入った大学なのに辞める決断、
夢を叶える為に知り合いもいない外国に行く勇気・・・
二十歳そこそこの全然現実的じゃないことばかりやってた私には
彼女は眩しくて、夢を持つだけじゃなく本当の一歩を踏み出す事
が大事だって気付かせてくれた最初の友人だった だから
その時の空気を思い出したくて今回のお誘いに乗ってみたんだ。
こんな事も無いと、一生行かなそうだと思ったし(笑)

初めてだから、全てが目新しくて楽しかった~
建物、小物一つ一つ、手抜きなしの凄い場所だなって改めて。
各ショーの出演者達も素晴らしかった
そういう意味でもとても勉強になって行って良かったヨ!
写真はお土産(もちろん自分用。笑)の
くまプーBox入りフィナンシェ & くまプーふりかけ
あ~これからは食卓の上でもくまプーと会えるだなんて幸せっ

「レミゼラブ・ル」

2007-04-09 03:20:29 | Weblog
演劇ぶっく社設立20周年記念公演 Vol,1
「レミゼラブ・ル」@シアターアプル
ちょっと御縁があって、観て来たヨ
というか、半分だけ・・・

演劇に興味が無い方は知らないと思うけど、
“演劇ぶっく”というのは演劇好き&関係者向けの雑誌
その20周年記念に若手注目作演出家による2つの芝居が企画され
これはその一本目、元・劇団「演劇弁当猫ニャー」の
主宰・ブルースカイさんの作品。
「レ・ミゼラブル」のパロディーで「レミゼラブ・ル」(笑)
実は関係筋から招待券を貰ったんだけどその日は仕事だったので
e-plus で日曜のソワレ半額券を発見して自腹購入したの
ブルースカイ作品を一度も観た事がなかったから興味あったし
でもね、その時主催側に確認して知ってたんだけど、
上演時間がなんと3時間半(休憩15分含む)。ムムム・・・

“猫ニャー”役者陣、猫ひろし、いとうせいこう他多彩なゲスト、
噂通りのブルースカイさんのナンセンス溢れる面白い舞台、
・・・だったハズなんだけど、いや面白かったんだけど、
途中でなんだかお尻が痛くなっちゃって・・・
・・・スピード感が無いっていうか、疲れるというか、
って一度思ったらどんなシーンも笑えなくなって、
1時間半あたりで休憩になった時、劇場を出た~
いや、こんな事初めてなんだよ(弁解)
そりゃー今まで沢山観て来た中にもつまんない芝居はあったし。
でもこの作品は長いから休憩があって、
時計を観ると「あと2時間か~」って・・・タイミングかな~。
お芝居を作って来た方々、ごめんなさい
周りの人たちは何度も笑ってたよ。でも私、ダメだった~。
先日観た早船君の芝居が凄く面白かったせいかな・・・???

という訳でかなり自己嫌悪だったから、意識を変えたくて、
帰りにサブナードでカッコいいピアスを購入
節約月間だったんだけどなっまあ仕方ない。
ちなみに来週木曜日から始まる20周年記念2本目は、
私の学生時代の劇団の先輩“柿丸美智恵”さんが所属する
「毛皮族」の作品で、イカサマでエロエロで面白い事必須(笑)
私は行けないんだけどね
ご興味ある方は、是非いっておくんなされ~

「毛皮族」江本純子指揮のジャパニーズパニックオペレッタ
『天国と地獄』こちら

FC東京vsアルビレックス新潟

2007-04-08 16:54:47 | Weblog
Jリーグ 第5節@味の素スタジアム。
ホームゲーム・・・また惨敗。
困ったね、勝てない(泣)
それに、せっかく先日購入した「27」
のユニホームを着て応援したのに
栗澤選手はベンチ入りしたものの出場ならず。
皆が疲れた頃に交代で出てれば、きっと活躍しただろうに
原監督は、最後の交代で平山を入れたの。
ピッチには既に平山と同じような長身のワンチョペがいたのに。
なんなんでしょうか

・・・ま、今更仕方ないので別の話。
いつもスタジアム内のタコス屋かケンタッキーで
御飯を買うんだけど、時々季節商品とかあって楽しいの。
今回は、ケンタッキーに“きのこおこわおにぎり”2つで¥300
が登場してて早速購入。美味しかったよ~
でついでに、いつも気になってた“チュリトス”を買ってみた
ほら、ディズニーランドとかで売ってるやつ。
でも私はその前に、高校生の時お祭りの屋台でバイトをして、
これを売る係になったのが最初の出会い。懐かしーい
沖縄だから、アメリカ物は一足早く流行るのかしらん?
久しぶりのこの味
何故ケンタッキーで売ってるのかは判らないけど、
美味しかったから、また次も買おうっと

『片手の鳴る音』

2007-04-06 17:57:13 | Weblog
サスペンデッツ第三回公演
『片手の鳴る音』@神楽坂die pratze
を観劇

作・演出の主宰・早船聡くんは
私の学生時代の劇団の同期で~す
独特の言葉と、引きの笑いのセンス。健在!
数年前の第一回公演の時はどちらかというと
「舞台の上に早船がいっぱい・・・笑」と思ったんだけど、
もともと個性もスキルも持ってる役者陣。
観る度に早船ワールドにどんどん染まって、
その言葉や感覚をすっかり自分の物にしてる

家族、友人、パートナー。大事件というより、
日常の背景にあるもの、あったものを抜き出したお話。
1時間半の間に、何度笑ったか何度泣いたか判んないよ~
って言うか、すっかり涙してる時にふいに可笑しい事言うから、
観客は笑いながら泣くみたいなおかしな事になっちゃって(笑)
あ~忙しい~でも満たされた~って感じだったヨ。
早船君は来年、新国立劇場に新作を書き下ろす予定だそうです。
楽しみ

帰りには神楽坂散策のような、石畳の小道にある
「京都ぎおん おいしんぼ」ってお店でお食事
和食の良さをしっかり残した創作料理。
古い家屋を改装して作った店内は畳のお部屋が1階と2階に、
私は厨房と向き合う掘りごたつの木のカウンターに案内されて、
スタッフの皆さんと言葉を交わしながら過ごせたヨ
で、どうやら名物らしんだけど、
遅い時間に突然謎のおじさんがお箸を持って背後から現れて、
私の七輪のエリンギを「焦げる焦げる」と言って
ひっくり返し始め、話が面白いからついつい任せてると、
そのうち私と一緒に居たYさんの間に
無理矢理割り込んで座りこんだ
マジでこの人誰~っ?て思ったけど(笑)、そのうち
スタッフ&常連さんの反応からこの店の社長さんだと判明。
京都弁で人間味あふれるその話し振りに、
すっかり巻き込まれたっ
その後1時間以上、社長のペースだったよ・・・

このお店について紹介してる人のサイトこちら

'07,04,03 あ・うん

2007-04-04 16:54:40 | Weblog
with 吉田桂一さん(P)@西新宿あ・うん

今回は、昨日書いた“My foolish heart”、
他にも何年も歌ってなかった曲、
現在の音域に合わせて譜面を書き直した曲、
アイデアが湧くまで封印してた曲など、
私にとって新鮮な曲ばかりを選曲

家で練習してる時も
どの曲も久しぶりに向き合う譜面だから楽しくて、
昔歌っていたイメージはすっかり吹き飛び
まるで新曲を一から構成するように自由~
暫くは、より変化させながら歌い続けたいなって思ってますぅ。
特に“Lullaby of birdland”。
ジャズの曲の中ではかなり初期に覚えた曲なんだけど、
複雑なメロディーなので、当時は
その良さを生かしながら自分なりに歌う事が出来なかったんだ
だから気付けば無意識に遠ざかってたというか・・・・。
でも、昨日からは違うぞ!
これからも、沢山の方々に聴いて頂きたいと思ってますっ

そういえば昨日は、
Yさんが Nancy Wilson のCDを4枚貸してくれたの
最近むしょ~に聴きたくて、
お願いして持って来てもらったんだ~。だから聴きまくる!
・・・いつの日か、この中からも歌いたい曲が見つかるかも

写真は、“あ・うん”のマスコット、「月子さん」
ママが以前いたお店の時から大事にしてる子で、
木製のやさしい色合い。
あるお客様が中近東のお土産に下さったんだって。
「神棚みたいなもんですか?」って聞いたら、
「そうかもねっ。」って笑う順子ママも、素敵だったよ~

My foolish heart

2007-04-03 04:59:12 | Weblog
最近ハマってる曲。

数年前に豊川悦司主演で
“大停電の夜に”っていう映画があって、
トヨエツ扮する主人公が
かつての恋人が訪れてくれるのを待ちながら
経営してるジャズバーが、その名も“Foolish Heart”。
それは Bill Evans Trio の“Waltz For Debby”
に収められている “My foolish heart” から付けられてて、
店の奥には、昔を知る唯一の存在として
もう誰も弾かないウッドベースが飾ってあるの。

12人の男女それぞれの人生の接点を描いたストーリー、
全編を通して繰り広げられる美しい映像、そして Bill Evans。
凄く素敵な映画で、後日よくこのアルバムを聴いてたな~。

で、先日、カナユニで歌ってる時、
スタッフのNさんが突然この曲をリクエスト。
彼もこの映画を観て、思い出して聴きたくなったからだって。
それで歌詞をカンニングしながら“My foolish heart”を歌った。
実は聴くばかりで、随分長い間歌ってなかったな・・・、
と思い家に帰ってから、昔からの演奏メモを掘り返してみたら、
な、なんと、8年前にジャズのライヴを初めてこのかた、
一度も本番で歌った事がなかった!

自分でもビックリして
さっそく私なりの“My foolish heart”を完成させるべく、
色んな人のバージョンを聴き比べてるところ
Carmen McRae は女性の可愛らしさを感じるジャズバラード。
Marlena Shaw はやわらかい歌声に大人の色気が溢れてる。
Roberta Flack はお洒落なアレンジとパッドが心地いいR&B調。
でも最後はやっぱり、Bill Evans かな・・・

“大停電の夜に”映画紹介こちら
公式HPこちら