ふんわりノート☆

ジャズシンガー平良亜矢子(たいらあやこ)のブログ。
日頃の“ふんわり”な出来事や音楽の覚え書き。

'08,10,31 あ・うん

2008-10-31 00:00:00 | Weblog
with 吉田桂一(P)竹内直(Ts/Fl/Bcl)
   犬童まり子(Vo)

本日は、数ヶ月に一回の、直さんのバスクラリネットを聴けるスペシャルデーでした~
大荷物ですよハイ。テナーサックスのケースも充分大きいのに、それプラス、フルートのケースとバスクラ。お店に入って来た直さんは体の周りが楽器だらけ(笑) そのせいで、直さんはカウンターとテーブルの間の狭い所を通り抜けようと体をよじった瞬間、シャツがはだけて背中がチラリ。それを見たあ・うんの順子ママがお尻が見えたものと勘違いしたのか「ね~、それわざとですか??最近、ローライズとか流行ってるし、まさか直さん、わざと・・・?最近は見せパンとかあるでしょ、それ系?」なんて訊くもんだから、直さんは「そんな事無いですよ。普通のパンツとシャツですよ。え?なんで?」「いやいや、まさか直さんがそんな衣装だなんて、ビックリ。ドキッとしちゃう~っ」「え?だから違いますよ~」ってな会話に。シャツをわざわざ持ち上げて確かめさせてもらうなんて事は失礼なので出来ず、そのまま演奏へ。
最初がそんな感じだったもんだから、その後も何かと直さんの一挙一動に茶々が入って(ゴメンネ、直さん)、笑いっぱなしのライヴに楽しかったです

私はと言えば、1つ念願が叶って幸せ 実は直さんのバスクラを初めて聴いた時から、その音色がサッチモ(ルイ・アームストロング)の声のように渋くて素敵なもんだから、エラ・フィッツジェラルドとサッチモがデュエットしてるバージョンで有名な「Autumn in N,Y,」をいつか一緒に演奏してもらいたな~とずっと思ってて、今回やっと実現したの! 「なんだ~そんな事、早く言ってくれればよかったのに~」と直さん。でもだってこれ秋の歌だからこの季節しか歌えないし、バスクラ・デーじゃなきゃダメだし・・・で、やっとチャンスが巡って来たんです 少し難解なメロディーを纏いながらも曲全体の美しさが際立つしっとりとしたバラード。バスクラの低くて乾いた空気感たっぷりの音色は、まさに“ミュージカル初日の幕が開く前の緊張感のような、夢を追う人々のため息のような”、NYの秋の街角の“憂い”の匂いがして最高でした!

そして最後に直さんの話題もう1つオマケ。途中からお店の隅に置いてあった“ジャンベ”に気付いて興味津々な御様子。最近誰かがお店に預けていったらしい。休憩中に取り出して、眺めては音を出すことしきり。そう言えば今年の春、知り合いのパーカッショニストに誘われてアフリカのモロッコに旅をして、現地の人々とパーカッションのセッションを楽しんで来たって言ってたな~ 「直さんも欲しいですか?」って訊いたら「実はこれより安いヤツだけどもう持ってて、時々ライヴにも持って行くんです。これ、いい品だな~」ですって。ただでさえ荷物多いのに大変(笑)
それを聞いてか聞かずか、共演Voの犬童さんが本日最後の歌の前に突然「折角なので、最後は直さんにジャンベを叩いて頂いて“ジャンバラヤ”を歌います」と言うではありませんか 「いやいや、ちょっと、え~っ」と言いつつも直さんはジャンベを抱えて叩き出し(笑)なんとソロまで敢行(ピアノの吉田さんがちゃんとフォローしてたけどね!)大盛り上がりの締めとなりました で、急いで証拠写真をパシャリ

帰り際、一応、直さんのシャツをめくらせて頂いたところ、御本人の主張通り普通の丈でございました~

'08,10,24 IZUMI

2008-10-24 00:00:00 | Weblog
with 山白恭二(P)横山智子(Vo)

なんと今回の共演Voの横山さんはカンツォーネの方でした IZUMIは“ジャズバー”と言えども時々違うジャンルの方も登場するので、サプライズで楽しいっ ピアノの山白さんとも初共演。・・・実はこちらもサプライズ
ジャズであれシャンソンやカンツォーネであれ、やはり各ジャンルを専門的にやってる方の演奏ってのはひと味違うもので、例えば凄腕のクラシックピアニストがジャズを弾こうとしてもそう簡単にはいかないもの。でも山白さんは、少なくとも私が初めて会った「オールマイティーですか」と訊きたくなる、どちらも素晴らしい演奏をしてしまうピアニストさんでした 今回の異種ボーカル・ブッキングは、山白さんが出演する日ならではのアレンジだったんでしょうね~、きっと。
驚きは他にも。金曜日のせいもあるのか、雨模様だったにも関わらず満員しかも早い時間から。過去三回の出演時はもっとゆったりしてたけどナ~。でももちろん、いい事! ジャズが大好きな方、音楽に身を委ねて一杯飲みたい方、デートっぽい方・・・六本木のジャズバーならでは?、皆様色々 数組のお客様からはリクエストを頂いて、久しぶりの曲も歌っちゃいました楽しんで頂けたようで嬉しい限り。それに今日はカンツォーネも聴けたのでお客樣方はビックリしつつも、サプライズを満喫なさっていたようです。そしてもう1つ、歌いたい方も数人御来店IZUMIはちゃんとしたアマチュアさん(プロでなくても、きちんと練習orレッスンをなさってて御自分の譜面も持っていらっしゃるような方)なら歌って頂けるシステムなんです飲み屋さんなどでお店のピアニストさんに弾いてもらって歌った経験なら皆さん何度かあるかもしれませんが、この場合はちょっと違いますヨ~。だって演奏をしてくれるのは一流のジャズピアニストさんしかもセッション企画(練習したい人が集まるもの)などではなく一般のお客様の前で。滅多にそんな機会は無いと思う。だって聞いた事が無いもん!歌う方もそれなりの実力がなくっちゃ~。。。。。。ところが、さすが。どの方も素晴らしい声、リズム、表現力思わずこっちがウットリ~(笑)
Foodメニューも滅茶美味しいらしいし、“IZUMI”、凄いバーかも

'08,10,23 あ・うん

2008-10-23 00:00:00 | Weblog
with 野本晴美(P)甲斐久仁江(Vo)
久しぶりに甲斐さんとの共演 彼女は上海旅行から今朝帰国したそうで、それで夜は歌うだなんて(昼寝はしたらしいけど)タフだな~。私なら・・・きっと出来ない(笑)

今回は、以前Sさんにリクエストを頂いた“Taking a chance of love”を歌ってみました と言ってもSさんはいらっしゃらなかったんだけどね。実はリクエストを頂いたのはもう2ヶ月位前で、暫く忙しかったからやっと今月の勉強会で自分の課題曲にして勉強したの。(ジャズに詳しいある方が月に一度主催なさってる、参加者各々が1曲ずつ新曲にチャレンジする!という会。毎回全エントリー曲の詳しい解説資料を用意して下さって、伴奏陣は一流どころで勉強になるし、沢山のジャズシンガー仲間の歌を聴くのも有意義、交流の場としても最高で一石三鳥です)別に勉強会の課題曲として練習しなくてもよかったんだけど、この曲は歌詞の捉え方が千差万別で人によって訳が若干違うので(韻を踏んだ言葉遊びの連続で解釈しづらい)、この会の資料も読んだ後でレパートリーにした方がいいと思って 
そんなこんなでようやく譜面を作り歌を覚え、今日のあ・うんにSさんがいらしたら歌おうと思って準備してたの。でも今回はいらっしゃらず、一度は譜面をしまったけど、よ~く考えてやっぱり歌った! だって覚えたての曲ってどうしても表現が固くなっちゃうでしょ。でもリクエストをくれる方というのはその曲が好きなわけで、固い歌なんか聴かされたらきっと楽しめない どんなに家で歌い込むより本番にまさる練習は無いってことで、新曲はまずは色んな場所で歌いまくるべし~だから。
Sさんに聴いて頂く頃にはもっといい感じになってることを願って・・・

ところで今日は、前回のあ・うんにもいらして下さった母校の体育会○○部OBの方(来月とある伝統戦で校歌を歌って!と打診しに来て下さった方)が、今度は現役の主将と御一緒に遊びに来てくれたヨ ジャズクラブは初めてだそうでちょっと緊張なさってたけど、演奏はしっかり楽しんでくれたみたい 体育会というのは4年生の12月まで現役なのだとか。彼は今年、試合・練習と並行して授業と就職活動をこなしたそうで、超ご立派 とっても礼儀正しくて(御自分の事を「自分は」とおっしゃる。体育会ならではだね~)爽やかで、まさに好青年 母校の学生さんが素敵だと、先輩としては何だか嬉しくなっちゃうね!

最後に晴美さんとの会話から、、、Hi-MDって何でしょ?調べてみよ~っと

'08 in 沖縄

2008-10-15 00:00:00 | Weblog
4~5年ぶりかな~ほんの数日ですが沖縄に帰ってきました!

気温はまだ30℃慌ただしくて体は疲れたけど、心はす~っと地元の空気になじんで栄養補給。初日は中学・高校の友人達と集まって久しぶりの近況報告会ちょうど家庭・仕事と忙しい年齢なもんで皆も最近はなかなか会えてなかったみたい。あまりに話に夢中でお箸を持つのも忘れてしまい、翌日は胃が調子悪かった~(笑)
今回は念願の“美ら海水族館”へ行って来たヨ 出来た当初、TV局に勤めてる友人から「全国ニュースで開館レポートするから観てね」とメールを貰ったものの見逃し、その後も友人の結婚式などで数度帰省するも時間が足りなくて行けずじまい。だって私の実家がある那覇から車で片道2時間以上はかかるだもん。見所満載で一日ががりで行っても疲れる。だから今回は思い切って水族館に比較的近い北部のリゾートホテル・マリオットに宿を取ってみました両親と一緒。地元にいるとホテルに泊まる機会は無いから、まるで一緒に旅行に来たみたいで凄く楽しかった! 水族館は翌日行く予定にして、着いた日はまずホテルでゆっくり。夕食はちょっと贅沢にホテル内のレストラン“琉紅華”でシェフおすすめメニュー“琉球炙り会席”を楽しみました 上の写真は夕方のお部屋 窓の下を覗くとホテルの敷地に隣接したサッカーグラウンドで“FCかりゆし”が練習してた(後で知ったのだけど二日後は三ツ沢球技場(横浜)にて天皇杯3回戦横浜FC戦。1-2で惜しくも敗れました~)下の写真は部屋の窓からの景色。・・・ああこれだ、私の故郷の風景は・・・な~んて、の~んびり。



“美ら海水族館”のメイン水槽。噂やTVで散々聞いてたけど、圧巻 最初の数分(この写真を撮った時)は部屋の一番後ろの高い所から見下ろして眺めてたんだけど、ちょうど館内スタッフの解説が始まり、それを聞いてるうちにだんだんもっと近くで見てみたくなって、解説の途中から水槽の目の前に移動。それから暫く、我を忘れて座り込んでボ~ッと眺めてました。目の前に迫って来るジンゼイザメ・マンタ・その他様々な魚達。次の写真は私の頭上を飛んで行くマンタ。


最後に定番・イルカの“オキちゃん劇場”へ “美ら海”に建て直される前の水族館に子供の頃何度か連れて来てもらって、このショーを観せてもらったナ。懐かしさでいっぱい。なんと古株のゴンちゃん(ゴンドウクジラ?)は私が小学生だった以前から活躍しているらしく感無量でした

皆さんにも是非いつか行って頂きたいナ 沖縄には水族館以外にも、海やリゾートはもちろん、亜熱帯の植物園・琉球王朝時代の遺跡・各種フルーツ園・琉球ガラス工房・泡盛酒造、そして第二次世界大戦の戦跡他、訪れるべき場所や素晴らしい文化が沢山あるヨ
私もなかなか帰れないけど、帰る度に「ここが故郷で良かった」と思う

オキナワ マリオット リゾート & スパ
美ら海水族館

'08,10,3 赤坂kei

2008-10-03 00:00:00 | Weblog
with 南野陽征(p)Stanley Gilbert (B)
   佐々木朝美(Vo)

6月にサテンドールで共演して素敵だな~と思った朝美ちゃんを誘ってのライヴ相変わらず空気感のあるいい歌!私も出演者なのに楽しんじゃった
で、自分はというと、こちらも相変わらずスタンさんのノリノリのベースに乗せられて楽しい~(笑)。でも実は、ライヴ中は殆どスタンさんがリズム展開をリードしていくので、時々スローでゆったり歌いたい曲も途中からノリが変わってきたりして、おっとっとなんて事がよくある。まあ、それはそれで楽しもう!って私も思っちゃうから問題は無いんだけどネ。だけど、初共演の南野さんは1st set終了後に「どう歌いたいのか伝わってきたのに、スタンを引き戻してあげる事が出来なくてゴメンネ」なんて言ってくれたの 心が伝わるピアニストさん。何だかジ~ンときてしまったその気持ちがとても嬉しかったナ。という訳で2nd set からは、自ずと1stよりももっと近くにピアノを感じる気がして、安心からか不思議と声がフワっと軽くなったみたいだった 
事件はその後、起こったのです息の合った素敵な演奏に出演者もお客様も酔いしれて店の空気も最高潮。3rd setはしょっぱなから、南野さんもスタンさんに負けずと劣らぬエモーショナル且つドライブの利いたインストの演奏 その後続いた私も最後はノリノリ、佐々木さんも最後はスキャットでご機嫌!・・・とここまでは良かったんだけど、その曲のエンディングはスタンさんの溢れるノリによって何とその後5分か10分かはたまたそれ以上か長~く続き、時計は24時に 
お客様も出演者もと~っても楽しんで大満足だったつけは、南野さんが終電に間に合わなくなりそうで(もしくは間に合わなかった?)マジ焦るという結末を向かえたのでした大丈夫だったかな~。
楽しくても、今後は気を付けなきゃね

さてさて前回に引き続き、先週書き残したブログもやっと全部書いたので、これまたお暇なら読んでやって下さ~い


   T.Y.HARBOR BREWERY
   '08,10,2 あ・うん

チャ~オ~

'08,10,2 あ・うん

2008-10-02 00:00:00 | Weblog
with 太田寛二(P)大嶋祥子(Vo)

個人的な事ですが(笑)私の中では、太田さんに伴奏をして頂くライブはスタンダードを思う存分しっかりと歌う日 今回もこれぞ定番!と思うような曲を(中にはリクエストを頂かない限り滅多に歌わない曲も)選んで、再確認&再構築 新しい曲やPops・R&Bをどんどん取り入れるのもいいけど、時には落ち着いてスタンダードと向かい合うのも楽しい 何故それが太田さんの日なのかと言うと・・・確かに太田さんはあまりPopsなどの曲を御存知ではないようなのだけど、それが理由ではないのです! 知らない曲でも譜面さえあれば弾いて下さる素晴らしい演奏家が沢山いる中、以前太田さんはハッキリと私に「弾いてもいいけど下手クソになるのはイヤだから、ジャズの曲にしようよ」と言ったのです 毎回当然のようにPopsなどを織り交ぜたライヴ構成を考えていた私は、ある時ハッと気付きました。あの答えの意味は太田さんの演奏を聴けば判ることでした。何度か共演させて頂き回数が重ねる毎に、その気持ちは確かな物になる気がします 太田さんの弾くスタンダードは空気の捉え方が秀逸同じ曲でもビックリする位毎回アプローチが違う。そしてリアルに私の歌に迫って来て、もしボーッと気を抜いてしまおうもんなら私の存在ごとパクッと食べられて、それこそ聴いてる方に下手クソな歌手だと思われるだろうな。馴染みの無い曲を初見でも素敵に弾くカッコ良さは、太田さんのスタンダードに比べると、確かに表面的な芸術かもしれないとさえ思う。それくらい、リアルな存在感のある演奏。だから私も、スタンダードの中でも名曲と言われるような、メロディーも歌詞もこれ以上無いと思える曲をなるべく選んで、自分の理解力と表現力を試すチャンスにしようと思うんです。そしてそうする中で、心の渕まで迫って来る太田さんのピアノに刺激を得て名曲の中にも新しい発見が出来ればなお幸せ
話は変わるけど、今回は面白い出会いがありましたあ・うんでも共演させて頂いてる同窓のピアニストAさんの体育会○○部の先輩という方が私の歌を聴きにいらしたの。お話を伺うと、某姉妹大学との定期戦でいつも相手がカッコいいカレッジソングを歌うんだそうで、ある時こちらも誰かに校歌を歌ってもらおうという案が出て、何処かに同窓の歌手がいないかなとネットで探したら、Aさんとも面識のある私のこのブログがヒットしたのだとか ん~こんなことってあるんだねもちろん即承諾! だって、入学式と卒業式でしか聞かなかった(もちろんちゃんと覚える機会も無かった)母校の校歌を歌えるチャンスが卒業十数年も経ってやって来るなんて、逃したらきっと後で心残りになりそう(笑) という訳で、練習待ちの新曲が1曲増えました