２０１５春☆甲子園 開幕戦 八戸学院光星ｖｓ九州学院 観戦記

第８７回　選抜高校野球大会　開幕戦は八戸学院光星と九州学院との対戦となりました。



先攻は八戸学院光星　先発中川投手


後攻　九州学院　先発伊勢投手


スターティングメンバーです



初回、八戸学院光星の攻撃では、死球からランナーを出しますが伊勢投手のナイス牽制でミスをカバーし無得点に抑える立ち上がり。

一方、九州学院の初回は、先頭長谷川選手が四球で出塁すると、２番米満選手がきっちり初球で送り１死２塁　先制の機。

３番友田選手の打席、１Bからライトへ運び鮮やかな先制となりました。






その後、八戸学院光星は２回には単打１ヒット、３回は三者凡退に抑えられ、４回表の攻撃


先頭は２番加角選手　１Bからセンターへ返し、３番足立選手が初球を送りフォースアウトを狙いましたがオールセーフ無死１、２塁

同点、逆転のランナーが出塁し、迎えるは４番澤田選手が四球を選び無死満塁の大チャンスを迎えます。


打席には５番中崎選手　１B１Sからライトへ大きく上がりタッチアップで１－１　同点とします。




更に２死２、３塁となり７番馬場捕手が四球で２死満塁　


８番澤谷選手への初球がWPとなり逆転　２－１　




まだまだ中盤、両投手互いに単打、死球でランナーを背負いますが、野手の好守備もあり、どちらにも流れが行きそうで渡さない４、５、６、７回

７回には、九州学院ライト元村選手のダイビングキャッチや、八戸学院光星サードの小林選手のナイスフィールディング

互いに野手のファインプレイがあり投手を盛り立てました。


守備交代時、ベンチに戻ってきた元村選手は仲間から頭を撫でなでされ笑顔が弾けてましたよ


後半戦、どちらが流れを掴むか楽しみな展開となった８回　

八戸学院光星が一気に試合の主導権を握った対戦となりました。

８回表　八戸学院光星の攻撃

先頭は３番足立選手から打者一巡し６安打７得点のビッグイニングとなりました。

８回の攻撃を振り返ってみます。


先頭３番足立選手　１Ｂからライトヒット！無死１塁


４番澤田選手が送り１死２塁と追加点のチャンスに打席は５番中崎選手　１Ｂからライトへ運び１死１、３塁


６番小林選手がフルカウントからレフトへ２点タイムリー３ベースヒット！






素晴らしい一打、チャンスでの勝負強さに大拍手でした

更に１死３塁　７番馬場選手　四球、ファーストランナーの盗塁成功で１死２、３塁


更に８番澤谷選手　死球


二者連続の四死球で１死満塁　伊勢投手の踏ん張りどころ・・・ガンバレ・・・！

打者は９番中川投手


初球をセンターフェンスダイレクト２点タイムリー２ベースヒット！６－１と一気に突き放します。




１死１、２塁と更にチャンスは続き、先頭に戻り１番新井選手


上がった打球は１、２塁間へ・・・セカンド、ショートの間に落球しエラーで１死満塁

その後２死となり、この回　打者一巡　先頭でチャンスメイクを作った３番足立選手

初球をセンター長谷川選手の頭上を越え３点タイムリー２ベースヒット！９－１








完全に流れを掴んだ八戸学院光星、さすが！の一言でした


その裏、８得点を追う九州学院の攻撃


先頭９番中原捕手がレフトヒット！


１死２塁となり２番米満選手が初球をライトへ運び１得点を返します。９－２


九州学院も勢いに乗って反撃なるか・・・！

次打者は先制タイムリーを放った３番友田選手　初球をセンターへ！１死１塁


ファーストランナー米満選手ナイス走塁で一気に３塁まで駆け抜けチャンスを広げます。


しかし・・・リードの大きかったファーストランナーを馬場捕手がナイスな牽制で刺し２死３塁


４番松下選手をセンターフライに取り反撃はここまで、八戸学院光星が１１安打９得点、２回戦進出となりました。




中盤まで野手の好守備もあり流れは行ったり来たり、後半８回の八戸学院光星のここぞの集中打は素晴らしかったです。

開幕戦にふさわしい素晴らしい戦いに、更に選抜甲子園が楽しみになった対戦でした。

八戸学院光星の選手のみなさん！初戦勝利おめでとう

九州学院の選手のみなさん！素晴らしい対戦をありがとう

九州学院の選手のみなさんには、また今夏　甲子園で会えることを楽しみに、夏へ向けてがんばって下さい