ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

桜庭vsバッドニュースアレン

2017年10月10日 | プロレス
本当は高田vsアレンの試合を検索したら出て来ず
代わりにまだまだグリーンボーイ時代の
桜庭との試合が出てきました。
新日本プロレスでプロレス修行し、ラフファイトの修行もして
ブッチャーの用心棒役でメインイベントで悪役をしていましたが
柔道最強の呼び声も高かったミューヘン五輪金メダリストのウィリアムルスカが
柔道のクセは抜けないし平気で負け役を買うのに対し
モントリオール五輪銅メダリストのアレン、熱心にプロレスに打ち込み
見事にヒールとして活躍して、新日本プロレスに
結構重宝されてた様ですね。
私が最後に新日本プロレスで見たのはタッグマッチで
ベイダー達と組み、橋本真也のニールキックで
あっさりフォールされるのが最後でした。
解説の山本小鉄は「当たり所が悪かった」と言ってましたが……。
役割は脇役の悪役外国人レスラーのイメージ、
柔道オリンピック銅メダリストというスタイルはあまり感じなかった。
それだけプロレスに打ち込んだという事でしょう。
ただ、腕っぷしの強さと根性、はルスカに引けを取らず
控え室で横行していたルスカを筆頭に行われてたイタズラしたが
ガチで強いアレンには誰もイタズラは仕掛けなかったと。
ブッチャーの自伝で「喧嘩最強とよく話題に上がるが私は間違いなくアレンを選ぶ」
「最強の用心棒で心強かった」と
これまたプロレスが巧くて喧嘩が強いディックマードックと
人種差別トラブルでリング上でセメントが起きそうだったので
危険回避する為ブッチャーがマードックとの対戦を煙に巻いたそう。
(ブッチャーはディノブラボーと対戦、ここで、マードックから逃げたと不快な噂が流れたと)
ルスカとアレンが、これまた人種差別系トラブルで
大喧嘩寸前は大変だったそうだし
同じく人種差別発言でアンドレに侘びを入れさせたアレンの気の強さは
よく話題になりますね。山本小鉄の本にも書かれていましたが
最強と呼び声が高いアンドレも
このトラブルはマズイと敢えて謝った説もありますが
元々イギリスでバリバリの喧嘩屋だったダイナマイトキッドが
「アレンに喧嘩を売るなんてバッドニュースだ!」と言ってたそう。
ミスター高橋はルスカ最強を言ってますが、
格闘技での事か?喧嘩の事か?
何年も前に亡くなってたしまったアレンですが
新日本に純プロレスラーとして評価を得ていたのでしょう。

余談ですが、水道橋博士達のたけし軍が「最強説」の話しで盛り上がってたら
たけしが「そんな事話してるなら、つまみ枝豆なんか平気で傘を相手の目に突き刺すぞ」
そう言われれば枝豆狂暴説をふと思い出した逸話でしょう。

と、マニアにはたまらないであろう、まだ若手パリパリの桜庭との
UWFインタールールでの対決。コレは美味しい動画ですね。
リアルファイトの世界で後にグレーシーハンターとなり
世界中に名が知れ渡る桜庭と
実はシュートに滅法強い銅メダリストのアレン。
ここは悪役レスラーでは無く格闘家として。
圧倒的なウエイト差ですが果敢に蹴りを入れ
アマレスタックルでテイクダウンを奪った桜庭、
上手いと思いましたが46歳とは云え、こちらはアレンの土俵ですね。

Kazushi Sakuraba vs Bad News Allen (UWFI 12/5/93 'English Commentary)


"Kazushi Sakuraba vs Bad News Allen (UWFI 12/5/93 'English Commentary)" を YouTube で見る


ウエイト差が有っても、流石銅メダリスト、投げの切れが鋭い。
最後は簡単にチキンウィングアームロックで決めてしまい、
試合後、桜庭は起き上がれない。

純プロレスラーで脇役をやってたアレンとは
全く違う格闘家スタイルでの試合、
アレンが入場する時のファンの歓声、
リアルなプロレスの強さを追及していたUWF系ファンは
アレンの強さを良く分かっていて、大歓迎だった事でしょう。
バービック、バックランド、北尾等、
散々約束破ってた高田との試合が見つからなかったのですが
偶然の産物で桜庭との試合がヒットしてラッキーでした。

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