ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

アクセルローズ式ハイトーン歌唱

2013年12月06日 | テクニック
また体調不良で、コメントがときたま散漫だったりしてすみませぬ。
頭が回らないのですね・・。

モロに個人的なボーカルの独り言です。

最近、自分がボーカリストである・・という事を忘れがちです・・。
続く体調不良で中々、歌にSOULが入らなくなってから
バンドでも歌う機会が減りまして。(カラオケも最近行ってないし)
(てか・・現在プレイするバンドが無い!(泣)
昔のバンドメイトのお店で彼とギターデュオを箱バン形式?で
やる予定ですが、クラプトンやビートルズ、ストーンズとかが多くなりそで。

10代後半からボーカルやるバンドの時と
ギターをやるバンドの時と当時は掛け持ちは無かったのですが
精神的にはボーカルに比重を置いていました。
で、その昔のバンドメイトのお店で
アースウインド&ファイヤーの「ファンタジー」を久々にカラオケで歌ったら
友達に大笑いされてしまいまして・・・。
後半は「メタル・ファンタジー」になってしまい、フィリップベイリー御大と
かけ離れた歌になっていました。

と、その10代にバンド探しを沢山やっていた時、
王道メタルがやりたくとも、中々同じ思いのメンバーに
出会う事は出来ませんでした。
メタルバンド探しなのに・・・音合わせのセッション曲が
ガンズ&ローゼスの曲が何度か・・とかありました。

私のメタルでのスタイルはジューダスプリーストのロブハルホード直系の
「突き抜ける系」のハイトーンスタイルで、個人的にもコピーが苦手な歌手も居たり
(デビッドカバーデイルやブルースディッキンソンは特に苦手でした)
突き詰めたら、スタイルが決り、結構、ヴァリエーション幅の狭いメタルシンガーに
なっていました。

と、その若い頃(今もか)は当然、シンガーで無いほかの人達は
そういう違いには全く解って貰えなかったので
リハーサル曲にガンズの曲が呈示される事が結構ありました。
日本人と外人のパワー差というのも全く無視されたり。

で、その頃、合わせたバンドの中の数バンドでガンズのアクセルの歌に
声質が合っていると彼等的には、褒めてくれる形で言って貰えた事も。

ただ、「突き抜ける系」の私と、特に当時「AFD」のリリースで
センセーショナルな世界デビューをしたガンズのアクセルの歌い方は、
私と全く異質で。
アクセルは、ハイトーンと言っても世間で言われるハイトーンシンガーの括りに
入らない事が多々です。勿論、全盛期の声のレンジは凄く広いのですが。
エモーショナルなシンガーです。
どちらかといえばレッドツェッペリンのロバートプラント系とでもいうかな?
(ロバートプラントは地声のKEYも高かったし)
(グレンヒューズはハイトーンボーカルになるのかな???)

アクセルの歌い方は地声のKEYも結構低く、
そして多彩です。
特に、「AFD」での「it's so eazy」と
「welcome to  the jungle」とのKEYの差を比べたら良く分りますが
低いパートと、それを更に1オクターブから更に半、上げた感じで
シャウト系と違い、高いKEYで歌う・・のですよね。

コレはロブハルホード系とは全く違う歌唱法なんで
共に非常に疲れます。
全米No1になったこの曲も歌いこなすには
中々難しい曲に思います。

Guns N' Roses - Sweet Child O' Mine


元々、不摂生を続けていたアクセルが
現在もKEYを下げてこの歌を歌う事は中々ハードではないかな?
全盛期のメタリカとダブルヘッドライナーツアーをした時、
アクセルの喉を休める為に1日おきのツアーをしてメタリカを怒らせた・・・
そんな事もありました。
決してレンジの広い訳では無いメタリカのジェイムズとアクセルでは
「歌」に対してのテクニック的喉の疲労度はやはり差があります。
ので、当時真剣に悩んでいた私はアクセルの休息の必要性が
とても理解できました。
ただ、天性のシンガー、やはり特別な個性をキャラクターは絶大です。

やはり長年ツアーをして、トシを重ねるとKEYは下がってくるモノです。
最近のアクセルの歌は聞いた事が無いのですが
(やはりガンズにはイジーストラドリンが居て欲しい)

そう言えば、先日BSの「ベストヒットUSA」で
リッチーもティコも居ないフィルXが居た現在のボンジョビの
ライブ映像を見ましたが、ジョンボンジョビも「リビングオンアプレーヤー」の
KEYが高くなる所は歌えていなく、オーディエンスに歌わせていましたな。

流石に、ハイノートは若さと体力の成せる技もあり
年齢を重ねると「歌の深み」に重点が行きますね。

全然、話は変わりますが、シャウト系でも
デビッドカバーデイルやロバートプラント、グレンヒューズ
そしてジョンウエストのような「ソウルフル」なシンガーって
HR/HM界ではかなり減った気がします。

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4 コメント

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Unknown (しっかりしぇんか~)
2013-12-06 09:59:58
その「メタル・ファンタジー」をぜひお聴かせくださいっ!!!
返信する
しっかりしぇんか~さん (太郎)
2013-12-06 13:10:49
はい!ご要請があれば。
おひねり下さいね(笑)
返信する
「プロ」失格の代名詞 (ぶりぶりざえもん)
2013-12-09 18:01:45
悪いところまで見習っては「ダメ」です(苦笑)

モントリオールの事件で、完全にメタリカを
敵に回してしまった人物なんで…
よく、米国の音楽業界に留まっているか
不思議なくらいです。

あまり、Gun's And Rose'sに思い入れがないので
淡々とした書きこめなくてすみません。
返信する
ぶりぶりざえもんさん (太郎)
2013-12-09 20:42:12
アクセルの性格は決して褒められたモノではないですが
(躁鬱病とも聞きますね。子供の時の虐待が原因みたいで。)
(因みに躁鬱病で良い人は多いですよ)
マネージメント的にあくまでも、メタリカとのツアーのジョイントに
最初から問題があったのではないか?と
個人的には思います。
特に、アクセルの「歌唱法」はかなりハードで
連続のツアーはかなりしんどいです。
あくまでも、「歌」がネタなんで。

ただ、他のミュージシャンでも色々あった人がいますが
プロ失格行為は決して良くは無いです。

因みに88年初来日公演観に行きましたが
アクセルは、ステージから降りて警備員殴って
帰って行きました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BA
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