ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ステージで生音が減ったそう。

2017年08月15日 | 楽器
またデジタル系の事ですが……
私も音楽や機材に関して、「保守派」となってしまいました。
そんな事に気付いたこの数年・・・・。
新しい音楽に全く付いて行けないですもんねぇ。
女の子が「オジサンバンドが好きなんだ」と言うからと
どんなバンドか聞いたら「バンプオブチキン!」なんて
恐ろしい話も・・・・。(作り話の可能性も有りますが、高校生からしたらオジサンか・・)
気付かないなんて年齢を重ねていた事を感じます。
考えればスーパールーキーで出てきたジョンメイヤーやスリップノットでも
アリーナクラスの超ビックアクトですからね。

そろそろ、ライブ観戦やリハスタで耳栓を導入しようと思っている今日この頃、
先日、フェルナンデスのネックを調節して貰いながらそのリペアしてくれる店員さんと
雑談していたのですが、最近では、ステージでドラムの生音しか鳴っていない
そんな事が当たり前のようです。
そう言えば、2月にジャーニー武道館公演を観に行った時
ステージに一切、ギターやベースアンプが置いてなかった。
(昔のマーシャルスピーカーキャビネットの壁とか、
実は中にスピーカーが入っていなかった、ただのハコだったという事も有ったそうですが)
モニターは殆どイヤモノですしねぇ。
先日、リハした時は3楽器のラインで繋がれたPA直のスピーカー前にギターアンプを置かれ
プレイしたのですが、そこに3つの楽器がLINE直の大音量でMIXされ鳴り響き
私のギターの音は聴こえないは、耳はおかしくなるわ・・・でした。

と、ギターに関しては、何度も写真と動画を使っているケンパー。
この機械の存在は物凄く大きいですね。
後、フラクタルは勿論、LINE6のHELIXなんかも、実戦で
完全に使えるレベルだそうで。

Kemper Profiling Amplifier スペシャル・デモンストレーション by 藤岡幹大


そのリペアして貰っていた楽器屋にはリハ-サルスタジオが数個有りますが
若い子に「ケンパー置いて無いんですか!?」なんて言われるそう・・・・。
店員さんは「完全にスマホ世代ですよね。僕なんか、こういう時代が悔しいですが」
「ギターアンプは売れない時代だし、店も音楽ソフトが売れるから・・・」と
お店で一番目立つ場所(そこそこ広い店舗)には音楽系ソフトがダダっと並んでおります。

耳には優しいし、何せケンパーやフラクタル等は
ツアー回る人達にはとても便利な機械ですもんね。
大切なヴィンテージアンプやダンブル等持ち運ぶのよりは完全にリスクが少ない。

そして現代のアーティストはPC等と同期していないバンドの方が珍しいとの意見も。
GLAYなんかはやっていないから、一部では評判が良いそうな。
私は2015年の秋にCYNICのステージを観て
何が何だか判らない機械とVJに驚き、感動し、そして謎を解こうと必死でした。
(ベーシストがノートPCのキーボード弄ってましたな。)
CYNIC - Live "CYNIC Japan tour 2015"


考えてみたら2000年代にグレッグハウやヴァーノンリードがステージにノートPC置いていたし
NHKで紅白をチラっと観たらサカナクションがメンバー全員ノートPCに向かい
演奏?している姿に「この時代が来たか・・・」と思ったモノです。


と、オヤジの「ぼやき」になってしまったかな?

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4 コメント

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Unknown (KANA)
2017-08-15 13:19:57
今は同期音源流すのが当たり前になってますね。ドラマーの横にPCがあったり。同期コントロール兼ダンサー(?)がいたり。同期には否定的なのですが、メンバー(キーボード、リズムギター)が見つからないとかなると、同期流したほうが手っ取り早いのかな?
返信する
KANAさん (太郎)
2017-08-15 15:40:02
私も同期はチト好みではないのですが、
SEとかを大きく使いそのまま曲に流れる場合
便利な場合ありそうですね。
クリック音を聞いたりしますしね。
中々、時流に付いて行けなくなりました。
しかしベテランでも、コレに対応しないと仕事になりませんしね。
昨年のラウパでクイーンズライチのベーシストが
入国出来ず、ベース音は同期で流していましたが
ベーシスト居なくてもステージは完璧の感動モノでした。
返信する
Unknown (ごり)
2017-08-17 00:26:51
こんばんは。
リズム音痴な自分としましては、むしろ同期演奏の方が、難易度が高い気がしたりもします。
同期演奏は、ステージにいるメンバーだけではカバーしきれないパートを追加できるということもさることながら、バックコーラスとにも活用されてますね。
自分はちょっとついて行けんなぁと感じることが多いです。一方で、機材としてのデジタルシミュレーターものにはやはり興味があって、フラクタルやケンパーのように、アンプからキャビネット、マイキングまでまるごとシミュレートするものから、Two Notesのように、アンプヘッドは実物を使い、キャビネットやマイキングのみをシミュレートするものまで、いろいろあって、そういう物を使っていると言われなきゃわからんレベルまで進化してますからね。
返信する
ごりさん (太郎)
2017-08-17 00:51:15
私も同期プレイって怖いですね。同じくリズム音痴なので。
やはりジャストのリズムに拘るドラマーさんとバンドやってた時、
ギターから曲が始まる曲は緊張モノでした。
彼は演歌の仕事とかやってたので当然走ったらアウトという理由ですが。
私、記事中で「イヤホン」と書いてしまいましたが、
「耳栓」の間違いでした。

5月にヘルプボーカルやってライブやったバンドは
MTRに同期音とクリックならしてドラマーがヘッドホン付けながら
演奏してましたが、彼がスタートボタン押してました。
で、彼がミスると、バントアンサンブルもヨレました。

私もケンパー、フラクタルは興味津々なんですよ。
高くて買えないし、まあ、もう今後、使用する機会も無いかな?と思い欲出さない様にしてますが。
来日メタルバンドでケンパー使ってるギタリストが
結構居ましたね。ジャーニーのライブでは
ニールショーンはフラクタルと聞いた気もしますし。
私は聴かないバンドですが、L'Arc~en~Cielなんかも
新しいデジタルモノが好きなイメージあります。
Kenもhydeも。

数年前、アンプやプリアンプは実機を使い
パルマーのアンプシュミレーターでLINE使うとか多かったですよね。
一緒にネットレコーディングしていた方は
マーシャルJMP-1にイコライザーかけて
パルマー出力というセッティングでした。
今は、キャビネット使いたい人はコンパクトエフェクターサイズの
アンプとフラクタル使ってる人居たりと。
真空管だとアンプの飽和感味わえないかもですが
日本の住宅地事情、そしてレコーディング、宅録に適してますしね。
ただ、私の様なデジタル音痴になると、セッティングの大変さが……。
ただ一度キマると、ライブとかでも音圧を別にしたら
毎回、安心したトーンが出せますしね。
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