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アジア金融道

自称「国際金融界のインディ・ジョーンズ」(謎)がアジア各地からお届けする最新金融事情、ローカル情報、グルメ・ネタ等々。

2010年のご挨拶

2010年01月03日 | その他
明けましておめでとうございます。
今年はこちらのほうでのご挨拶とさせていただきます。
諸事情により更新が滞っておりすいません...。
今年は何とかもう少しアップできるといいのですが。
本年も宜しくお願い致します。
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2009年のご挨拶

2009年01月01日 | その他
旧年中はいろいろとお世話になりました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨年は、シンガポールでの仕事もようやく軌道に乗ってきたと思ったら、「未曾有」の金融危機に社内のグローバル再編と、相変わらず落ち着かない1年でした。心身ともに疲弊しまくりでしたが、そんな中、当地での暮らしに彩を添えてくださった皆サマには心より感謝申し上げます。また10月には、もう合流しないと思っていた嫁が東京での仕事を辞めてシンガポールに来てくれたことで、精神的にもずいぶん救われました。

で、今年。仕事で見させていただいている金融・経済面で言えば、まさに2009年がボトム。どん底にあるとき、我々は往々にしてその惨状ばかりに目がいきがちで、職場でも「もーダメですよね、うちの会社」みたいなことを愚痴る若い人をよく見掛けます。だけどフツーに考えたら、どん底の先には上り坂しかないはず。中にはどん底で息絶えた以前の勤め先のようなケースもありますが(苦笑)、まさに今こそが次に向けた「仕込み」の時期なわけで。

、、、なんてことを肝に銘じつつ、この1年間頑張ってみたいと思います。

皆様にとりましてもこの1年が素晴らしい年となりますようお祈り申し上げます。

Cambodia













 (写真: 先週訪れたカンボジアのトンレサップ湖にて)
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『ハゲタカ』映画化

2008年11月16日 | その他
昨日のYomiuri Onlineから。来年5月公開だそうで、今から楽しみです。
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ノーベル経済学賞にクルーグマン・米プリンストン大教授

2008年10月13日 | その他
ついさっきNIKKEI NETで発見。おめでとうございます。それにしても、マーケットがこんな時期なだけに、余計に感慨深かったりして。。。
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エコノミスト界のインディ・ジョーンズ

2008年05月15日 | その他
本家のほうはだいぶ盛り上がってきましたが、こんなの名乗ってるのなんてわしだけかと思ってたら、他にもこんな方がいらっしゃいました。研究室飛び出して現地調査に行けば、「インディ」ってことのようですが(笑)。そういうフットワークのいい研究者がいかに少ないかの裏返しでもあるんでしょうけれど。わしの場合、現地に住み着いちゃってるので、何だかちょっと違うモノになってきちゃったかも。。。
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SWF=LLR?

2008年05月06日 | その他
先ごろ、フジサンケイ・ビジネスアイで紹介されていたグローバル・インサイト社の調査によると、SWFの資産は2005-07年の3年間、年率24%で成長し、過去5年の国別資産増加率では、ナイジェリア(291%)、オマーン(256%)、カザフスタン(162%)、アンゴラ(84%)、ロシア(74%)、ブラジル(65%)と、見事に資源国が上位を占めています。また07年の世界のM&Aに占めるSWF資金の割合は35%にのぼり、今年1月単月では米国内のM&Aで買収ファンドを抜いたんだとか。

ここから浮かび上がってくるのは、石油の消費者(および消費者のために補助金を負担している政府、、、ということは結局その国民)が支払っている、投機資金によってつり上げられた「実需だけならあり得ないような対価」が、世界各国の業界再編に投下されているという、実に奇妙な構図です。そしてこのおカネは、油を売って得た対価なわけですから、97年のアジア通貨危機の時に大量に動いた欧米経由の運用資金(=ヒトのおカネ)とは、リスク・リターン・プロファイルも大きく異なるはず。もちろん自国民に対しては説明責任を負うんでしょうけれど、もともとが「泡銭」なので、この原油高の局面では、スッちまったところで痛くも痒くもないワケで。。。

グローバル・インサイト社は、SWFが米サブプライム問題で傷ついた欧米金融機関への資本注入により、「最後の貸し手(Lender of Last Resort、以下LLR)」の役割を果たす」と予測していますが、ホントにそうなんでしょうか?SWFに関して今注目されているのは、その資金量に加えて、「機動性の高さ」ではないかと思いますが、それは上記の「痛くも痒くもない」という点と大きく絡んでいます。こういう投資家が泡銭を大量に突っ込むことによって、救われなかったはずの企業が再生するようなケースも出てくるとすると、まさに機動的なコミットメントそのものがリターンを大きくするという現象も起こり得ます。逆に、ボロボロなんだけど潰れたら社会的影響が大きいような先に、損失覚悟で資金投入したりはしないでしょう。そう考えると、本来の意味でLLRが果たす役割とは、ちょっと(というかだいぶ)違いますね。

その男、悪魔か、救世主か...」というキャッチコピーで颯爽と登場したNHK土曜ドラマ「ハゲタカ」の主人公・鷲津政彦が、小説の新作ではSWFからアプローチを受けています。何だか因縁めいたものを感じさせますね(笑)。
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嵐の前の...。

2008年03月27日 | その他
Socks & Mike今日はソックスとミケの揃い踏み。ミケっていうか、キジトラでしたね。2人とも悠然と構えてますが、嵐の前の静けさというか何というか...。市場は日々猫の目のように変わるサブプライム損失額に一喜一憂してますが、実体経済のジェットコースターはこれからのはず。また忙しくなりそうな予感。。。
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エコノミストの飲む酒

2008年03月26日 | その他
、、、といっても、酒の種類のハナシじゃなくて、酒の席での情報収集について。この仕事を始めて気付いたのですが、酒席を活用した情報収集の機会というのが、めっきり減りました。基本的には、誰にでもアクセスできるデータをどうやって料理するかが勝負の世界ですから、人脈にモノを言わせた情報源とかは、あるに越したことはないものの、実はあんまり本質的な問題じゃないようにも感じます。

もちろん色んな業界の方々からお話を伺って、経済全体の動きにかかわるミクロな根拠を積み上げることはしますし、気に入って下さったお客さんと飲みに行く機会も無くはありません。だけど同じリサーチでも、アナリスト(特に日本)の皆サンなんかに比べると、その回数は随分少ないと思います。エコノミストの場合、その分、データと睨めっこする時間が増えて、集中力の乏しいわしとしては、それはそれで結構ツラいわけですが(笑)。

同業者の集まりみたいなのもあって、たまにハッとするような知見に出会うこともありますが、そういうのはむしろ稀。こういうところに情報「交換」と称して集まってくる御仁の多くは情報「収集」に徹していて、情報を持っているほどボランティアになってしまう構造があったりして。昨今ブレイク中のこのお方なんかは、情報を与えることの重要性を説いていらっしゃいますが、それも職業によりけりかも。。。今年に入ってダイエットを始めてからは、社内外を問わず、あんまり情報量の期待できない飲み会は極力失礼させていただいてますが(爆)、そう考えると、エコノミストってけっこう孤独な職業なのかも知れません...。もちろん気のおけない仲間とのバカ話オンリーの飲み会は、その限りではありませんが。
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【ゴミネタ】 もういっちょ

2008年03月15日 | その他
Do-mo鷲津政彦ついでに。皆さん既にご存知かも知れませんが、『ハゲタカ』演出の大友啓史氏が手掛けたNHKの企業CF「鷲津がNHKを買収?」。どーもくんのぬいぐるみを手に取る鷲津に萌え(笑)。スポーツ刈りのアランがちょっと気になりますが。。。
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【ゴミネタ】 鷲津政彦風

2008年03月14日 | その他
Washizuのメガネを新調。当地だと、同じブランドでも日本で買うより2~3割は安いって感じでしょうか。「腐ったアジアを買い叩く!」とか、そういうことは言いません。そもそもまだ腐ってないし(笑)。だけど最近のマーケットのジェットコースターぶりには、知らないうちにこういうコワイ目つきになっちゃってるかも。。。
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エコノミスト考

2008年03月05日 | その他
昨夜は、NYから出張してきていたヘッジファンドの友人と5年振りに再会。彼も以前はマーケット・エコノミストだったこともあって、「エコノミストたるもの...」という議論でひとしきり盛り上がりました。で、わしが以前のログに書いたデカップリング論の話を引いて、セルサイド・エコノミストの習性を自虐まじりに分析すると、彼曰く、「マーケットには、そもそも普遍的な真理なんか存在しない。エコノミストが言うことだって、結局は全部あとづけでしかない。そこから一歩抜け出すには、マーケットをドライブしてやるぐらいの気概を持ってやったほうがいい」と。

まぁ全部あとづけってのは極論でしょうけれど、腕ひとつでビジネスを急拡大してきた彼らしい言いっぷりではあります。リアルタイムで動いているマーケットに即座に分析を提供し続けるのが金融機関で働くエコノミストの使命だとすると、いわば我々は「市場インフラ」。そんな中でそれなりの評価を得るには、オリジナリティを売り込まなきゃならないワケですが、それが目的化しちゃって、わかる人から見たら明らかに根拠不十分と思われるようなロジックで持論をぶつのは、やはり浅薄と言わざるを得ません。

これはある経済学者のヒトと話をしたときに言われたことですが、「エコノミスト冥利に尽きるのは、誰もが知っている、誰にでも手に入るデータを用いて、誰も気付かなかったような規則性を解き明かすこと」なんだとか。それができれば、それこそ自信を持って「マーケットをドライブ」したいところです。うーむ、先は長い。。。
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デカップリング論にみるエコノミストの習性

2008年02月12日 | その他
何日か前の日経に「デカップリング」を言い始めた某金融機関のエコノミスト氏のコメントが掲載されていましたが、笑ってしまったのは、みんなが「デカップリングなんて無かったんじゃないの?」と思いはじめた途端に、騒ぎ始めた当の本人が「リカップリング」を口にし始めたこと。まぁ、こういう身替りの早さがエコノミストとしての寿命を延ばすのかも知れませんが。。。

リカップリングの議論がかなり苦し紛れだとしても、そもそもデカップリング自体が起こっていたのかについては、もっと長期的に検証されるべきだと思うんですが、それが今回みたいにマーケットの「餌」にされてしまったのは、何だか残念です。ただデータを揃えて精緻に検証してみたところで、速効性のあるネタに飢えているマーケットからは相手にされないのかも知れません。

長い目で見れば、例えばアジアの域内貿易依存度は着実に高まってきているし、アジア域内で富裕層の裾野が広がってきていて、それが域内の投資機会に向かい始めていることも間違いありません。こういう事象をデカップリングの一例に数えてもいいんだったら、短期的な経済指標の動きやマーケットの動きに振り回されて、慌ててリカップリングなんて言い訳する必要なんかないんじゃないかと思います。もし株価なんかの連動性を指して議論してるんだとしたら、それこそ投資家の気分次第でデカップリングだってリカップリングだって起こるワケですから、ヒラヒラと前言ひるがえすのもウソにはならないんでしょう。だけど、それって果たしてマクロ・エコノミストが分析することなのかなっていう気もします。

まぁそんなこと言ってたらメシ食えないってことなんでしょうけれど、これじゃまるでマッチポンプ... って思うのはわしだけでしょうか。
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今頃ですが 『ハゲタカ』 (日、07年)

2008年02月03日 | その他
ご存知の通り、昨年春にNHKで放映されて話題となった土曜ドラマのDVD版。今頃ではありますが、先月の帰国の際に買ってきたものを鑑賞。思っていたよりオモシロかったです。NHKのドラマで全部観たのなんて、10年以上前に放送された『官僚たちの夏』以来かも。。。大森南朋松田龍平と、キャストがハマっていましたね。53年入行のエリート銀行員芝野役を演じた柴田恭兵も、「いるいる!」とか思いながら銀行時代の上司に重ね合せたりとかして(苦笑)、楽しんでしまいました。

企業モノって、リアリティ出すため実話をベースにすることが多いこともあって、まんまパクリみたいになっちゃうと逆にシラけてしまう難しさがあると思います。本作でも、LD事件さながらの展開は「はいはい」って感じでしたし、まぁディテールにイチャモンつけはじめたらキリがありませんが、それでも息をつかせないあの緊張感は、やっぱり脚本、カメラ割り、そして秀逸な音楽の賜物ではないかと。

NHKも、こういうドラマや『サラリーマンNEO』みたいな番組作れるんなら、まだまだ捨てたモンじゃありませんね。ちなみに、今回同じくDVDを購入してきたNEOと一緒に観ていて気づいたんですが、川上くんが衝撃を受けるシーンの「シュワオン!」っていう効果音がハゲタカと一緒(笑)。

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日経金融新聞休刊

2008年02月02日 | その他
NK日経金融新聞が1月31日をもって休刊。金融のプロの皆さんからはボロクソに言われていた新聞でしたが、わしなどは社会人生活をスタートさせて以来、ずーっと読ませていただいてました。特に今みたいにインターネットもなかった銀行員になりたての頃、地方営業とかやりながら、「将来はこんな業務がしてみたい...」なんてことに思いを馳せる材料にしていたことが懐かしく思い出されます。さすがにここまでネットが普及した上に、自分自身が情報ソースの近くに身を置くようになってしまうと、記事の間違いや分析の粗さが目につくようになってしまい、確かに「専門紙」としての位置付けは中途半端に見えるようになってしまっていましたが。。。いつの日か、さらにパワーアップして、新米クン達だけじゃなく、プロの皆さんをもインスパイアするような専門紙として戻ってきてくれることを期待しています。長い間お世話になりました。
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それじゃあわしが。。。

2005年06月27日 | その他
Econophysics日テレの「A」、もういっかなーと思いつつ一応観ましたが、残りカスの企画ならべただけで、まさに「逃げるように」終りましたねぇ。う~む...。

ときに移籍後さいしょの出張、(まだちょっと先ですが)9月に入れました。今回はシンガポール→香港プラスもう1カ国で2週間って感じでしょうか。実はシンガポールと香港、仕事で行くのもこんなに長くいるのも初めてなので、ちょっぴり楽しみです。、、、ってなわけで「国際金融界のインディ」、いよいよ始動(BGMはやっぱコレですね)。
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