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アジア金融道

自称「国際金融界のインディ・ジョーンズ」(謎)がアジア各地からお届けする最新金融事情、ローカル情報、グルメ・ネタ等々。

ディーパバリにフィッシュヘッド・カレーを食す

2008年11月08日 | アジアン・グルメ
Deepavaliジェットコースターみたいなマーケットで忙殺されていてアップが遅れちゃいましたが、シンガポールは10月27日、「ディーパバリ(Deepavali)」というヒンズー教の正月ともいえる祝日(日にちはヒンズー暦に基づいて毎年変わる)でした。せっかくだからということでその前夜、来星したばかりの嫁サンを連れて綺麗にライトアップされたリトルインディアへ。こんなにもインド人がいたのか!とビックリするぐらいの人出で(しかも殆どが男)、その混沌とした活気と熱気に人酔いしてしまいそうになりましたが、出店やら市場やら「インド人のダイソー」ともいえそうなムスタファ・センターの猥雑なエネルギーに、来星間もない嫁サンは結構喜んでおりました。

Fishheadでもって、〆はリトルインディア名物「フィッシュヘッド・カレー」に。インド人の同僚に教えてもらった二つの有名店のうち、バナナリーフ・アポロは前回トライしたので、今回はもうひとつのムトゥース・カリーのほうにしてみました。こちらは店内も落ち着いた雰囲気でワインの種類もソコソコあるので、「デートにも耐えうるインド飯」といった感じ。看板メニューのフィッシュヘッド・カレー(写真)のサイズは、二人なら「小」で十分です。このほかにタンドリーチキンやちょっとしたツマミを頼んで、ちょうどワインが1本空くぐらいですね。同僚からは、カレーはバナナリーフよりもこっちのほうが辛いと聞いていたのですが、それほど変わりませんでした... いや、どっちも辛いっていう意味で(笑)。
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チキンライス/威南記

2008年06月25日 | アジアン・グルメ
威南記今週は週初めの月曜夜に、東京から出張に来た職場の先輩が、以前当地に駐在していた時にお気に入りだったというチキンライス店に同行。ノベナにある「威南記」という店ですが、夜7時には屋外のテーブルまで満席になる人気ぶり。そういえばココ、以前にローカルの同僚からも勧められていたのですが、行ってみてその理由が判りました。こりゃ確かに他の有名店に負けないぐらい美味で、オマケに安い。2人で「蒸し」と「焼き」を2人前づつとって、サイドディッシュとタイガーで腹一杯になっても、1人S$20(約1,500円)ちょっと。ひとりの時でもムショウに食べたくなってふらりと出掛けてしまいそうです(笑)。
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チキンライス

2005年09月18日 | アジアン・グルメ
Chicken Rice金融道といいつつ、ここんとこすっかりアジアン・グルメ・ブログと化していますが、本日昼の部では、こちらの金融業界に勤める友人と2年ぶりの再会を果たし、当地の金融事情につきヒアリング。で、シンガポール名物のチキンライスに連れてってもらいました。あ、また食い物ネタ(笑)。茹でたチキンを、そのダシで炊いたライスと一緒にいただくというシンガポール・オリジナルの中華料理で、市内にはいくつも店があるようですが、ランチタイムや晩飯どきになると、人気店には長蛇の列ができるそうです。プルプル食感のチキンを生姜のきいたチリソースにつけて、風味豊かなご飯と一緒にいただくわけですが、確かにやみつきになりそうですね、コレ。チキンはローストしたものもあるようなので、次回はそっちにトライする予定。。。夜の部では、ミク友の某氏からご当地金融事情ヒアリング第二弾ってことで、これから出掛けてきます。っていうか、ただの飲み会なんですが(爆)。
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土俗村の蔘鶏湯

2005年09月17日 | アジアン・グルメ
土俗村昨夜シンガポールに入りましたが、もうひとつだけ韓国ネタ。ソウルでの仕事は、最終日の午後に大物を仕留めてめでたく打ち上げとあいなりましたが、最後の夜はやっぱり蔘鶏湯(爆)。ソウル初日のログでも書きましたが、東京で今回の出張準備を手伝ってくれた韓国人留学生のヒトから、「蔘鶏湯ならココ!」と教えてもらっていた専門店・土俗村(@鍾路)へ。ソウル南方の外れにあるお役所でのインタビューを夕方5時に終え、そこから北の外れに向けて渋滞の中タクシーを飛ばすこと1時間。ようやくたどり着いた古民家風の店内で床に腰を下ろし、迷わず蔘鶏湯とマッコリを注文。いつもの百済蔘鶏湯のように30秒もたたないうちに出てくるのとは違って、待たされること暫し。先に出されたマッコリ(イードンの1,200ml)をグビグビやりながら雪ダルマ式に期待が膨らむ中、10分ほどして(それでも早い)ようやく出てきたのが写真の品。うぅ~む、コレは確かに5月の出張で「ベスト・オブ・蔘鶏湯」に(わしの中で)輝いた高麗蔘鶏湯と優劣つけがたい絶品。高麗に比べてスープがクリーミーでコクがあるのは、恐らくもち米の量が多いからでしょう。具材がデカくてたっぷりなところは高麗を遥かに凌いでます。朝鮮人参なんかは太すぎて「コレ食うの?」って感じですが(笑)、苦味を味わいつつムシャムシャやると、なんだか元気が沸いてくるような気が。スープの最後の一滴を飲み干す頃には、イードンのボトルも空になってましたが、そりゃちょっと飲みすぎか。。。店を出る頃には外も暗くなっていましたが、まだまだ渋滞がひどかったので、明洞の宿まではほろ酔い気分で散歩。今回もソウルの旅は蔘鶏湯にはじまり蔘鶏湯に終わったのでした、やっぱり(笑)。
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明洞の卵焼き横丁

2005年09月15日 | アジアン・グルメ
卵焼水曜日の夜は少し時間に余裕ができたので、蔘鶏湯からちょっと離れて(笑)、新しいメシを開拓。出発前に成田の書店で手に取ったpen誌がソウル特集をやっているのを発見、そこで紹介されていた明洞の卵焼き横丁にトライ。よぉ~く見たら、場所はホテルからは目と鼻の先なんですが、「こんな横丁あったっけ??」と思いながら探しても見つからない。で、ホテルに戻ってコンシェルジュで店に電話してもらってもう一度その場所と思しきポイントに行ってみたら、新橋のガード下を髣髴とさせる軒下にパイプ椅子を並べただけのかなりワイルドな路地裏。。。まさかコレじゃあるまいと素通りしていた場所でしたが、意を決して、4件あるうち一番の老舗ドンピョゴルベンイに入店。当然日本語も英語も通じず、どうしたものかと思っていたら、店のオバちゃんが「コレか?」と壁を指差す。見るとpen誌で見た例の記事が貼ってあって(笑)、「そうそう、ソレ」と。これと眞露をオーダーし、「これで晩飯になるのか知らん」なんて思っていたところにドドーンと出てきたのが写真のシロモノ。全長30cmはあろうかというデカさで、こんどは完食できるのか?!という不安のほうが頭をもたげてきましたが、とにかくトライすることに... 仕事よりもチャレンジングだったりして(爆)。卵焼きっていえば、わし、蕎麦屋の出汁巻き卵にはちょっとウルさいんですが、ここの卵焼きには長ネギや人参がたっぷり入っていて、一口サイズに切れ目が入っているので、酒のツマミとしてのポテンシャルは非常に高い。なんだけどつけダレはプレーンの醤油のみっていう、ヤル気あるんだかないんだか判らない一品ですが、ポイントは、これだけ巨大な卵の塊をまんべんなくフンワリと焼き上げてこの形に仕上げるオヤジ(店主)の「造形美」にあるのではないかと思います。メニューはこれ以外のものが2、3あるだけだし、酒もそこらへんのコンビニで売っているような安酒のみ。つまり、ジモティがこの卵焼を食うためにここに来る、そういう店のようです。不思議と病みつきになる「懐かしさ」と、また行ってみたくなる「怪しさ」を漂わせた場所でした。場所は明洞の外換銀行本店正面の路地裏。来週ソウル出張のぐち君は、是非行くように(笑)。
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気がついたら食っていた...。

2005年09月11日 | アジアン・グルメ
Kudara20050911先週は鬼のような忙しさで、ぜんーぜんログのアップができすにいましたが、気づいたら既にソウル(苦笑)。衆院選の行方も気になるところですが、それはともかく、やっぱり初日の晩飯は宿から歩いて1分のココ。って、そういえば前に来たときもおんなじようなログをアップしてました(笑)。いや、極近の有名店ですし、初日にクイックに「ソウル・モード」に切替えるには絶好の店なんです。韓国にもちょうど土用の丑の日みたいなのが夏に3回ほどあって(もう終わったようですが)、その日に鰻食べるみたいに蔘鶏湯を食べるんだそうです。でも今日の気温は30℃に迫り、ジモティも「夏が戻ってきた」って言ってたぐらいだから、ちょうどよかったかも。店内も大盛況でした。東京で今回の出張準備を手伝ってくれていた韓国人留学生のヒトからは、「蔘鶏湯ならココ!」って聞いてきた店もあるので、滞在中に是非行かなくては。。。あ、仕事もちゃんとやりますって。今回は日帰り釜山出張なんてのもあってなかなか盛り沢山なので、できるだけリアルタイムでアップしたいと思ってます。
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タイ料理 バンタイ

2005年08月10日 | アジアン・グルメ
Ban-Thaiこのクソ暑さの中、汗をかきかき本格的なタイ料理でも食べたいなと思って探した店がココ。歌舞伎町の一角にある雑居ビルに入っているんですが、他のフロアは風俗店という微妙なロケーション。家族連れでの入店をひるみかけちゃいますが(笑)、一歩中に入るとその懸念は吹っ飛びます。店内は比較的広いんですが、値段が比較的リーズナブルということもあって、週末の夜は家族連れでギッシリ。メニューも豊富で、どれも本格的です。日本のタイ・レストランっていうと、日本人の口に合せようとしているせいか、結構「意味不明」なアレンジが加わっていたりするものですが、ここの料理はそういう妥協を感じさせません。さすがにバンコクと同じとはいきませんが、それでも片意地張らないプライシングは東京離れしているし、いままで知らなくてもったいないことをしました。内装やサービスに期待してはいけませんが、ワイルドで本格的なタイ料理を楽しみたいのであれば是非。
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蔘鶏湯三連発

2005年05月23日 | アジアン・グルメ
本日ソウルより無事戻りました。さて、ソウル初日のログにも書きましたが、今回の旅の「食」は蔘鶏湯に始まり、正味5日間で結局3回にわたって別々の店の蔘鶏湯をいただきました。「蔘鶏湯求道者」としましては、本場に滞在する以上は絶えず掘り下げ続ける使命を自らに課しておりまして(笑)。

KudaraNandaimonKorea

で、初日の百済蔘鶏湯(写真左)に続いて、南大門市場の一角にあるもろローカルな食堂で試してみたやつが真ん中の写真。このエリアにはおんなじような食堂が10軒ほど固まっているんですが、混み具合(というか空き具合)や品揃えはどこも一緒。客の大半はジモティなので期待しながらオーダーしましたが、鶏の煮込みがイマイチ足りない。食べる前に店のオバチャンがほぐしてくれるんですが、それって肉の固さをごまかすためかも(笑)。それでも食い終わる頃には、手術を終えたブラックジャックみたいに両手がクタクタになっちゃってました。そして最終日に訪れたのが、写真右の高麗蔘鶏湯なんですが、最後の最後にようやく「これぞ!」っていうのに出会うことができました。ここの蔘鶏湯は鶏のデカさといい骨まで柔らかくなってる程よい煮込み具合いといい、スープのコクといい、すべてが申し分なし。\(^0^)/ 黒田福美著 『ソウルの達人 最新版』でも紹介されているせいか、客に占める日本人比率が他店に比べてけっこう高い。だけど百済蔘鶏湯が日本人観光客を当て込んで質を落としつつあるのに比べると、旨いものを供し続けているあたりは良心的ですね。(ま、でもフツーはそれが当たり前なんでしょうけど...。)というわけで「短いソウル滞在で蔘鶏湯は1回だけにしたい」っていう場合のオススメは、高麗蔘鶏湯でキマリ。黒田さん、やっぱりサスガです。
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ソウル初日はやはりココ: 元祖・百済蔘鶏湯

2005年05月17日 | アジアン・グルメ
Kudara22日までの予定でソウルに来ました。常宿のホテルには夕方にチェックイン、明日の朝は早いけど、やはりソウル初日は蔘鶏湯ってことで、ホテルから徒歩1分の老舗「百済蔘鶏湯」へ直行。プレーンの蔘鶏湯にキムチ、カクテキ、ビールのしめて14,000ウォンで味わえるお手軽な幸せ(笑)。半分は転職の谷間のお遊び旅行とはいえ、明日から丸3日間はコンファレンスやインタビューが目白押しなので、今晩は蔘鶏湯で癒されて早めに休むことに。
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爆弾酒(爆)

2005年05月01日 | アジアン・グルメ
昨日アップしました開設のご挨拶、たくさんのコメント&TBをいただきどうも有難うございました。さて記念すべき第一回目、何について書こうかと思いを巡らせていたんですが、下旬に予定しているソウル出張(といっても半分お遊び)を前に、韓国ネタで。

 新入社員95%「酒を強要された」 (4月28日付朝鮮日報)

あ、いきなり全然金融ネタじゃないですね(汗)、ディープではありますが。。。実はこの記事に思わず反応してしまったのは、「責任感から行きたくなくても参加」(71%)、「酒量をオーバーしている」(46%)といった回答結果以上に、飲まされた酒の種類に関する項目。焼酎(55%)、ビール(45%)、ワイン(35%)まではまだわかりますが、なんとそれに次ぐのが「爆弾酒」(ビールの入ったジョッキにウイスキーの入ったショットグラスを落として飲む酒)が23%!(以上、複数回答。)ちなみにGoogleで「爆弾酒」を検索したら2,350件ものヒットがあり、その中には「正しい爆弾酒の飲み方」みたいなことを解説した親切なんだけど有難くないサイトもいくつかありましたので、判りやすいものを以下にご紹介します。

 爆弾酒の楽しみ方
 ゴルフ酒(爆弾酒の亜種)
 「爆弾酒」のシーズンが戻って来た。(忘年会の季節のブログ)
 酒 熟す年末-'爆弾酒' 非常令(News People 395号)
 爆弾酒 豪快にいこう! 若者発の流行酒(2002年8月24日付東京新聞)
 韓国人の酒文化

コレって胃の中で混ざるよりも悪酔いするんですよねぇ... 韓国じゃここまで肝臓を酷使しないと男気を示せないってことなんでしょうか(笑)。因みにわしも昨年暮れのソウル出張の際、訪問取材した某投信会社の常務さんが、「コレ、オミヤゲ用に有名な窯元に特注して100個焼いてもらいました。おひとつどうぞ。」っていって持たせてくれた「爆弾酒セット」に絶句...。テーブルに置かせないように底が丸くなってるんですが、親グラス・子グラスとも、とてもココに写真など載せられないようなモノの形をしていたりして。いやはや、ガハハ系の上司にコレで潰されるんじゃあ、とてもじゃないけど「韓国男性ってステキ」なんていう気には...。

、、、ってな感じでちょっとすつテンション上げていきますので(笑)、長い目でお付き合いいただければと。
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焼肉京城(水道橋店)

2005年03月27日 | アジアン・グルメ
Keijou我が家で「旨い焼肉でも食いに行くか」っていう時の店がココ。北千住店もあるようで、そちらは激混みだそうですが、水道橋店であれば夕方6時前に店に入るんなら週末でも何とか座れます。松坂牛・近江牛の中でも最高級のものを比較的リーズナブルな価格(といっても結構高いですが)でいただける名店。ここの上カルビ、上ロース(各2,000円)(写真)は芸術的ともいえる旨さで、ナマのままでもイケますし、焼く場合でも10秒以上焼いてはいけません。さらっと炙ってサンチュにくるんでほおばった時に、口の中でトロッととろけてしまう至福のひとときを、皆さんも是非。「上」がついてないモノは悲惨、、、との酷評もあるようですが、ま、そんなこともないとは思います。遅い時間だと「上」モノは品切れになっていることもあるので、早めに行ってサクッと食してとっとと帰る、っていうのが正解かと。
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これぞモンゴル!な食材

2004年12月25日 | アジアン・グルメ
Lard昨日の深夜チェックインから一夜明けて、今日は同僚の英国人コンサルタントと、モンゴル語-日本語通訳の女性を伴ってウランバートル(以下UB)の街へ。中心街やUBを一望できる公園ザイサン・トルゴイ、ボグド・ハーン宮殿博物館等をブラブラしましたが、見渡す限りの快晴なのにとにかく寒い! 朝10時頃から活動し始めたのですが、昼過ぎに「やっと暖かくなってきたよぉ~」って思って街中の温度計を見ても、まだマイナス17℃で、恐らくこれが今日の最高気温(笑)。

そんな合い間に、ランチで入ったチンギス・レストランは、地元ビールの雄「チンギス・ビール」を醸造している横で肉料理を楽しめる人気店。確かにここのピルスナーはとてもイケましたが、何よりものけぞったのは写真の食材。コレ、何だと思います?

パンと一緒に出てきたので、バターかな、いやそれにしちゃちょっと白いからクリームチーズ? だとしたらこの茶色いツブツブはアーモンドだろうな、、、なんて話を件の同僚としていたんですが、通訳の彼女によるとなんとそれは「豚のラード」でツブツブは「カリカリに焼いた豚の脂」! これをスプレッドとしてパンと一緒にいただくそうです。わしは一口だけいただいて、「うん、大体わかった」ってことで、あとはパンだけ食いながらメインの肉料理を待ちました(笑)。

だけどその通訳の彼女によると、民主化前の経済的困窮を極めていた時代は、このカリカリに焼いた脂を配給されるごく僅かなパンにのせて飢えをしのいでいたそうです。「こうやって外国人と自由に街中でこんな食事を楽しめるなんて、あの時代のことがウソのよう...」なんて話を真顔でされちゃうと、「それじゃあ有難くいただかなくては...」と件のスプレッドをのせたパン片を鼻先まで運ぶのですが、やっぱりニオイはラード。同僚コンサルタント氏は「エスキモーみたい!」なんていいながらパクついてましたが。。。(笑)
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柚子茶

2004年12月20日 | アジアン・グルメ
Yuzuそういえば韓国ネタをもうひとつ。グルメの友人に頼まれてお土産に買ってきた写真のシロモノ、一見ジャムの瓶詰ですが、実はお湯に溶いて飲む「柚子茶」。韓国では広く親しまれているそうで、日本でも韓国食材店や通販で手に入ります。日本でも近年の韓流ブームの影響で、口コミやインターネットで知名度がアップしている模様。

大さじ2~3杯をお湯で溶かすだけ、といたって簡単ですし、夏は冷水で溶かせば柚子ドリンクになるし、マーマレードみたいにトーストやヨーグルトと一緒に食してもgood。果肉や果皮が形を残して入っているので、ムギュムギュかじってほろ苦さを楽しむもよし。なかなか楽しみがいのある食品です。ビタミンたっぷりで風邪なんかにもききそうですね。
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鳳家蔘鶏湯

2004年12月10日 | アジアン・グルメ
Anzuソウル最後の夜もまたまた蔘鶏湯ってことで、同じく明洞にある鳳家蔘鶏湯にてプレーンの蔘鶏湯を、今日は眞露でいただきました。でも、ちょっと飽きてきた...(笑)。

ここの蔘鶏湯は、他に比べるとちょっと煮込みが浅くて、鶏の原型がかなり残ったままで、ナツメは飾りつけとしてちょこんとトッピングされていたりするのがとってもお茶目だったりします。箸とスプーンで本体を崩そうと四苦八苦していたら、店の兄ちゃんがカタコトの日本語で「スイマセ~ン」とか言いながらテーブルにあった調理バサミを使ってジョキジョキと身を解体してくれました。なーんだ、こうやるのか。すると中からは、例によってお米や朝鮮人参や栗がコンニチハ。だけど、オイオイ、栗が皮被ったまま半分にカットされただけで、コレどうやって食うわけ?おまけに身が結構シッカリと形をとどめているので、しっかり「解剖」しながら蔘鶏湯を食すってのも、結構骨が折れました(笑)。ちなみに、骨までグサグサに煮込まれたのも食べやすくていいけど、こういうふうに身が「プリッ」としたのもいいもんですね、食いごたえあって。

例によってキムチと酒とホカホカのスープですっかりほろ酔い気分、っていうか顔の感覚なくなっちゃうまで急ピッチで酔いが回っちゃって、お会計の時には結構フラフラ(笑)。恐らくプリッとした身に顎の筋肉を使うってのも酔いが回るのに貢献してるんじゃないかと...。またホテルに戻って仕事しなきゃなんないのに。

ってなわけで、蔘鶏湯万歳!なソウル出張でした。
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烏骨鶏の蔘鶏湯

2004年12月09日 | アジアン・グルメ
Ukokkei今日はシンガポールから合流した職場の先輩と昼間の仕事をした後、「晩飯、どこ行きましょっか」って話をしていたら「百済蔘鶏湯」って話になって(爆)、昨日に続いて同店へ...。昨日メニューを見たときに気になっていたものの写真がグロくてやめた「烏骨鶏蔘鶏湯」(18,000ウォン=約1,800円)を、慶州法酒っていうちょっと酸味のある日本酒っぽい酒でいただきました。

烏骨鶏については、韓国通のその先輩が教えてくれたのですが、中国原産でカラスのような黒い骨をした鶏(のような鳥)で、毛は白っぽくてフサフサしてるんですが、皮まで黒いので、それがスープに浮かんでいると一瞬引いてしまいます。日本では昭和17年に天然記念物に指定されているんですが、国内でも食べられるのかな。。。タンパク質合成に必要な全てのアミノ酸、豊富なビタミン類(A、B2、E等)、造血作用に欠かせないミネラル分等を、また卵黄には浄血作用に有効なDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれた栄養満点の食材で、中国では古くから「血液を浄化し、自然治癒力を高める妙薬」として薬膳料理に利用されてきたそうです。また、鶏とは違ってアルカリ性食品で、中風、更年期障害、婦人病、美容などにも大変効果があるとか。

で、肝心のお味のほうはといいますと、これが結構イケるんです。確かに見た目はモロ「カラス」なんですが、それを相殺して余りあるコクと旨み。昨日に続いてパンパンの具、スープとともに完食。10年前にこの店に来た先輩によると、「昔に比べると日本からの観光客が増えたせいか、中に詰まっている朝鮮人参の量が少なくなった」らしいですが、わし的には「初・烏骨鶏」ってことで、まずまずの晩飯だったかな。
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