午後3時過ぎにモンゴルから帰国しましたが、東京も結構寒くていったんは脱いだジャケットをまた着込んでしまいました(笑)。
さて、もうひとつモンゴル・ネタを。UB最終日の昨日は午後3時過ぎに最後のアポを終えたので、英国人コンサルタントの同僚と通訳との3人で郊外にある
ナラントール・ザハ(ザハはモンゴル語で「市場」の意)へ繰り出しました。

ここは3年前に新しくできたザハで、市内中心部から車で10分程度行ったところにあります。柵で仕切られた広大な敷地に到着すると、入場料の50トゥグルク(=約5円)を支払ってゲートの中へ。出張に行ったら時間の許す限り現地の市場に行ってみることにしているのですが、ここはまた独特の雰囲気。衣類、日用品、食材、骨董品、家具など何でも揃っているのですが、特に目を引くのは毛皮の防寒衣料、民族衣装、カーペット、金細工など。価格も市内のスーパーなどより遥かに安いとのことで、買い物客でごった返していました(写真は日用品のエリア)。

食品だけは、さすがに外に出しておくとコチコチに凍ってしまうので、巨大な倉庫のような建物の中になるのですが、実に多様な乳製品(写真)やハム、ソーセージなんかがとぉーってもウマそう。ここの混雑ぶりがまた半端じゃなくて、客同士は平気でガンガンぶつかり合いながら歩いてるし、その中を肉塊を乗せた台車なんかが人ごみを掻き分けながら通り過ぎる。わし、そのうちの一台にスネ打ちつけちゃって飛び上がりそうになりました(笑)。
UBの中でも特に混雑しているこのザハで、気をつけなきゃならないのがスリ。にぎわい振りを写真に収めようとデジカメをポケットから取り出したら、通訳の彼女が慌てて「気をつけて!」って言うので「何を?」って聞いたら、なんと手に持っているカメラを、スリが横から奪い取っていくとのこと。一緒にいた英国人の彼も挟み撃ちに遭いそうになり、危うく難を逃れていました。ポケットなんかもカッターでシュッとやられちゃうそうです。コワいですねぇ。。。
それにしても、ここは朝10時から夕方5時まで開いてるそうですが、こんな中で1日中立っている店のオジちゃんオバちゃんって一体何モノなんでしょう。わしなんて完全防備だったにもかかわらず、小一時間歩いただけで顔は動かなくなるわつま先はビリビリするわでタイヘンだったのに...。