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アジア金融道

自称「国際金融界のインディ・ジョーンズ」(謎)がアジア各地からお届けする最新金融事情、ローカル情報、グルメ・ネタ等々。

ベトナム通貨危機説

2008年06月11日 | その他個別国・地域
Socks & Mike暫くバタバタして更新サボってました。。。それにしてもベトナム。

またもや格付会社と投資銀行(苦笑)。こういうマッチポンプ的なレポートで煽るのはホントやめて欲しいのですが、今回は「デカップリング論」でミソつけた某社がすかさず反論のレポート出してましたね。本来真っ先に反論するはずのベトナム政府はそっちのけ...っていう感じもしなくはありませんが、まぁ業界内にも自浄能力が残っていたってことでしょうか。こういうのを見てると、まさしく「自己実現的」としか言いようがありませんが、そのプロセスに「判ってない」業者が加わると、余計にタチが悪いのではないかと。
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ミャンマー・サイクロン被害の義援金口座

2008年05月08日 | その他個別国・地域
大変なことになっていますが、取り急ぎ...。

三菱東京UFJ銀行 (ジャパンプラットフォーム名義)
三井住友銀行 (日本ユニセフ名義)
イーバンク銀行
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オリンピック・スクーク

2008年02月17日 | その他個別国・地域
Islamic Finance本日のNIKKEI NETから。オリンピックにあわせてこの手のハナシがポーンと出てくるあたり、流石という感じです。

英、ロンドン五輪の資金調達にイスラム債活用
英政府は2012年に開催予定のロンドン夏季五輪の資金調達にイスラム金融の手法を活用することを決めた。「スクーク」と呼ぶイスラム債券を国際市場で発行する方針で、英金融機関と発行時期などの具体的手続きの交渉に入った。93億ポンド(約2兆円)にのぼるロンドン五輪の開催予算のうち、数億ポンドを「オリンピック・スクーク」(仮称)でまかなう考えだ。(NIKKEI NET 2007/2/17 9:58)


まあイスラムの社会への浸透度合いや、業者や政府の取り組みの長さが格段に違うとはいうものの、政府やマスコミがあてもなく騒ぐだけで、殆ど成果の上がってないどこかの国とは随分と違います。2010年までにイスラム金融資産が1兆ドルを超えるというマッキンゼーの試算もあるようですが、そうなると4年間で2~3倍ってことに。「泡銭(あぶくぜに)」ならぬ「油銭(あぶらぜに)」なんて揶揄する向きもあるようですが、もはやそんな駄洒落だけじゃ片付けられないところまで来ているんじゃないでしょうか。

3年近く前、当時の所属先でイスラム金融のリサーチしようとして上からアッサリ却下されちゃった当時から見ると、隔世の感があります。ちなみに写真の本は、一昨年まで当地に駐在していた知人の新著。この手の本の中では一番よくまとまっていてオススメです。
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アラブも通貨統合(!)

2005年05月13日 | その他個別国・地域
GCC通貨統合っていえばまず思い浮かぶのがEUで、東アジアも頑張ってやってみるかってところですが、知らない間に2010年をターゲットにアラブ6カ国(サウジ、カタール、オマーン、バーレーン、UAE、クウェート)が通貨統合を計画しているそうです(5月12日付日経金融新聞より)。マクロ経済の統一基準として、1)公的債務の対GDP比、2)インフレ率、3)金利水準、4)財政赤字の対GDP比の上限、5)外貨準備の最低水準などをそれぞれ設定するということで合意している模様。2010年にスタートする新通貨は、当初米ドル連動させ、その後ユーロなども加えた通貨バスケットの利用も考慮するんだそうです。現状、各国ともドルペッグにしているという点ではアジアよりもやりやすいのかも知れませんけど、そうは言っても「アジア共通通貨は20-30年のプロジェクト」なーんて言ってる脇で、いつの間に...って感じですね。ただでさえイスラム・マネーが独自の動きをし始めている昨今、単一通貨圏が汎アラブ的なものに広がっていって、「通貨覇権」が新たな「文明の衝突」の火種になったりしなければいいですが...。
コメント (3)
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ウランバートルのクリスマス

2005年01月03日 | その他個別国・地域
先週の出張写真を整理していたらもう1枚面白いのが出てきたので、しつこいようですがもうひとつモンゴル・ネタを...。

Christmas12月24~31日の出張中は、ちょうど「クリスマス・パーティー兼忘年会シーズン」っていうのに重なっていたため、UB市内では街中のホテル、レストランが職場などのパーティーで殆ど毎晩貸し切り状態。お陰でモンゴル料理の有名店はトライすることができず仕舞い。年明けは1日が休みになるだけで翌2日が仕事始めと随分早く始まるのですが、その分31日までは狂ったようにパーティーをやってます。宿泊していたホテルでも、女子達が結構露出度の高いドレスなんかを着飾ってキャーキャー騒いでるのはいいんだけど、オバサン連中がロビーで下着姿になって着替えるのだけは勘弁って感じ(笑)。

そんな訳で、街並みも地味ではあるものの、それなりにクリスマス気分が盛り上がっており、交通整理のオマワリさんもご覧の通り。ただしコレ、帰国前日の30日に撮影したものなんだけど(笑)。毎年、年内一杯はこんな具合いのようです。
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ウランバートルの市場

2004年12月31日 | その他個別国・地域
午後3時過ぎにモンゴルから帰国しましたが、東京も結構寒くていったんは脱いだジャケットをまた着込んでしまいました(笑)。

さて、もうひとつモンゴル・ネタを。UB最終日の昨日は午後3時過ぎに最後のアポを終えたので、英国人コンサルタントの同僚と通訳との3人で郊外にあるナラントール・ザハ(ザハはモンゴル語で「市場」の意)へ繰り出しました。

Marketここは3年前に新しくできたザハで、市内中心部から車で10分程度行ったところにあります。柵で仕切られた広大な敷地に到着すると、入場料の50トゥグルク(=約5円)を支払ってゲートの中へ。出張に行ったら時間の許す限り現地の市場に行ってみることにしているのですが、ここはまた独特の雰囲気。衣類、日用品、食材、骨董品、家具など何でも揃っているのですが、特に目を引くのは毛皮の防寒衣料、民族衣装、カーペット、金細工など。価格も市内のスーパーなどより遥かに安いとのことで、買い物客でごった返していました(写真は日用品のエリア)。

Cheese食品だけは、さすがに外に出しておくとコチコチに凍ってしまうので、巨大な倉庫のような建物の中になるのですが、実に多様な乳製品(写真)やハム、ソーセージなんかがとぉーってもウマそう。ここの混雑ぶりがまた半端じゃなくて、客同士は平気でガンガンぶつかり合いながら歩いてるし、その中を肉塊を乗せた台車なんかが人ごみを掻き分けながら通り過ぎる。わし、そのうちの一台にスネ打ちつけちゃって飛び上がりそうになりました(笑)。

UBの中でも特に混雑しているこのザハで、気をつけなきゃならないのがスリ。にぎわい振りを写真に収めようとデジカメをポケットから取り出したら、通訳の彼女が慌てて「気をつけて!」って言うので「何を?」って聞いたら、なんと手に持っているカメラを、スリが横から奪い取っていくとのこと。一緒にいた英国人の彼も挟み撃ちに遭いそうになり、危うく難を逃れていました。ポケットなんかもカッターでシュッとやられちゃうそうです。コワいですねぇ。。。

それにしても、ここは朝10時から夕方5時まで開いてるそうですが、こんな中で1日中立っている店のオジちゃんオバちゃんって一体何モノなんでしょう。わしなんて完全防備だったにもかかわらず、小一時間歩いただけで顔は動かなくなるわつま先はビリビリするわでタイヘンだったのに...。
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モンゴル風「銀行の接待施設」

2004年12月27日 | その他個別国・地域
Gel今日はこちらに来てから初めてスーツに身を包んで、朝8時から夕方6時まで慌しく6件のアポをこなしましたが、やっぱり寒ぅい! わし、スーツって大っ嫌いなんだけど、特に暑いところと寒いところではホント非効率な洋服ですね。寒さが余計に身にしみました。。。

さて、そんななか最後にお邪魔した某銀行。モンゴルでは主要銀行の本店はウランバートル中心街に固まっているんですが、ここだけは街の外れの住宅街にポツリと佇んでいる。日も傾きかけて辺りが寒々としてきた中、車で乗りつけた建物は公営アパートの集会所か何かのような風情。同行した現地通の同僚によるとこれが本店なんだそうで、まあそれはいいんだけど、建物の前に「ゲル」と呼ばれる遊牧民の移動式住居が建っている。--- コレ、実はクライアントなんかをもてなすための接待用レストランなんだそうです。専従のシェフなんかまでいて、この中でモンゴル料理などを振る舞うとのこと。カザフスタンでもおんなじようなレストランに入ったことがありますが、こんなところで接待なんてなかなか味があると思いませんか?(周囲の景色からはちょっと浮いてないでもありませんが...。)

我が国でも、バブルの頃に豪勢な接待施設を持っていた銀行なんかが袋叩きにあってましたが、このくらいにしときゃあよかったのにねぇ(笑)。
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ザイサン・トルゴイ

2004年12月23日 | その他個別国・地域
Zaisan Torgoi先日も書きましたが、ウランバートル(UB)到着翌日のプチ・市内観光では、UBの街を一望できる丘の頂上にあるザイサン・トルゴイに行ってきました。ここには71年に建てられたソ連兵士像とモザイク壁画(写真)があり、ソ連とモンゴルの兵士が共同で守ったモンゴル人民共和国の独立を象徴しているそうです。壁画がいかにもって感じですね。

山道がツルツルに凍っていてタクシーで頂上まで登ることができなかったので、八合目付近に車を止めてあとは徒歩で頂上へ。時刻は午後3時過ぎで日も傾きかけてきていたのですが、幸い快晴で風も殆ど吹いていなかったので、何とか耐え抜きました。最後のほうは顔がビリビリして、ちょっと前に進むだけでも冷気が頬にグサグサ刺さるようでしたが(笑)。

UBで、丘の上からの眺望のほうはご覧の通り。寒さ、伝わるかな? ただ何よりもビックリしたのは、層をなして上空に滞留している排ガス(写真)。UBの空気の悪さは有名らしく、「マイナス30℃までキンキンに凍っていたら、さぞかし空気は澄んでるんだろうな」って期待していのに、このアリサマ。確かに街を歩いていても、激しい冷気と自動車の排ガスで咳込んでしまいます。まあマニラとかジャカルタの熱気+排ガスよりはマシかも知れないけど、それにしてもちょっと興醒めしちゃいますね...。
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いざ厳冬のウランバートルへ。。。

2004年12月22日 | その他個別国・地域
24日から31日まで、初のモンゴル出張。出張者の調整がつかず、ソウル・クアラルンプール出張中に無理矢理スケジュールにねじ込まれちゃいましたが、気候をチェックして愕然... ( ̄□ ̄; ちょっと郊外に出ると、冬は-40度を下回ることもあるらしい。因みに帰国明けの元旦から3日まで札幌帰省。「○○は風邪ひかない」っていいますが、さてどうなりますか。。。
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<北朝鮮>9日に北部で大規模爆発、キノコ雲観測

2004年09月12日 | その他個別国・地域
爆発が核実験との憶測について、韓国側は「無関係」と判断してるようですが、ホントに違うのかなぁ...。だって、家具や竹製品の生産地で、なんで直径4kmものキノコ雲がのぼる大爆発が起こるわけ?24のSeason II 観たばっかりだからそんなふうに思っちゃうのかも知れないけど、ちょっと心配。
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