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世の中の不思議な事を勝手に追求する中年親父、何処まで行くのか?何の意味があるのか?

死球(デッドボール)

2006-04-22 10:20:33 | Weblog
清原がダルビッシュからデッドボールをくらった!!よりによって女房子供を球場に呼んだ日に。過去の例から言って彼がマウンドに走って行かなかったのは奇跡的な事だ。やはり家族に野蛮な行動を見せたくなかったのか?。スポーツの世界での反則行為は歴史的に見て本当に沢山あるが、それは当事者(加害者)本人が「故意ではない」と言い切れば何千年経っても過失という評価か?というと以外にも第三者の意見が大々的に取り上げられて、何日も経たない内に「確信犯」というレッテルが貼られてしまう。これも本当におかしい話である。どんなに競っている戦いであろうともピッチャーが「ここで頭に当てれば勝てる」という発想にまるだろうか?いや瞬間的には思うかもしれないが、その後のこと・当てた本人の将来・家族・球団・自分・自分の家族・マスコミなど等、一般常識人であればあるほど怖くて故意にデッドボールは投げられないのではないかと思う。
やられた方も「今度やられたら絶対にやり返す!!」と宣言しているが、故意の行為に対して100パーセントの報復宣言をしているのだからスポーツマンシップに大いに反する。なになにプロスポーツにスポーツマンシップは通用しないって!!確かに莫大なお金が絡んでいるから、口ではいい事を言ってはいるが実際の行動はといえば・・・・・・・・。ご承知の通りである。逆の立場になってみてバッターが打ったボールがピッチャーに当たって骨折した、これが本当に故意か過失か偶然か?この結果ベンチから敵の選手が大量に出てきてボコボコニされた・・・・・・・、これはたまったもんじゃない。正確に物事を言えは若干ピッチャーよりバッターが立場が弱いような気はするが、大人がやってるスポーツで子供も見てるんだから乱闘はいけない(見ていると面白いけどね)。

話は変わって商売上でのデッドボール、一番手っ取り早いのは「不渡り手形」だ。通常最初から騙す(払わない)奴はたいして値切っても来ないし、納期も大してシビアじゃないものだ、だって実際にお客から注文があった訳じゃないから商品が手元に来ればいいだけなので来てから持って逃げるか売って逃げるかすればいいから。25年ほど前の話だが、僕がまだ独立して間もない頃に仕事で知り合った人から(友達ではない人)音響機器の納入の話を貰った。打ち合わせに行ってみると大きく小さくも無い普通のスナックでマスター曰く「音響だけは自慢出来るセットにしたい」っていうので、当時のお金で180万円位で仕入れた機材を工事費・プランニング費と一緒に250万円で提示したら「支払いは納品の時に現金でいいよね!!」って簡単に言うのであまり経験の無い僕としてもそれが当たり前なのかな?って思って納品したらん、「オープンの日までには払うから」そして「オープンしてドタバタしてるから」「月末来て、間違いないから」「身内に不幸があったから」と続いて2ヶ月くらい経って行ってみたら、僕に紹介してくれた人がお店にいて「彼から居ぬきでお店を買った」っいうから助かった!!と思い集金の件を持ち出したら、「そんな話は知らない兎に角おれが買う前の事だから」ってかわされてしまいし、そのうち「○○組の若い奴らが飲みに来る」だの「親父が来る」だの言われ、泣き寝入りをした。後で聞いたらそいつらは兄弟だったし確かに○○系の人達だった。商売を25年もやっているとこんな話が沢山あるし、思い出したく無くもあり変な話だが懐かしくもある。商売のデッドボールは野球と一緒で当たった場所によって少し痛いのから完全に立ち上がれないのであるが、よくも死ななかった!!という事もこれだけじゃなくて色々あるが、スポーツ界とは違い一般社会は騙されるほうが負けであり、騙した方も「悪運はそう長くは続かない」のである。例のお店は開店直後風営法違反で摘発されて閉店した、警察に行って話しをして伝票・契約書類を見せて機材を引き上げて来た、幾らにもならなかったが販売した。いい勉強になったが本当に社会の勉強は授業料が高いなあ。

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