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[マンガ] 四月は君の嘘

2015-03-20 | マンガ
新川直司「四月は君の嘘」は今年の二月まで月刊少年マガジンにて連載され、本日その連載終了にほぼ合わせるカタチでアニメ版も最終回を迎えました

*ネタバレ全開なので原作マンガ、及びアニメ版を未読未見の方は読まない方が吉



月マガでの連載中やアニメ化された頃から何度か、ここに感想なんかを書こうかと思ったこともあったんですが、”難病モノ” というジャンル名をちょっとでも匂わすだけでもう(未読の人にとっては)大変な先入観を抱かせてしまうのが目に見えていたので、書くに書けないでいました(;´Д`)

…オレ自身がマンガだろうとドラマだろうと映画だろうと ”難病モノ” と聞くだけでつい敬遠する心が先立ってしまうんですが、それというのも某セカチューのせいで(…以下略w)

ヒロインが夭逝する天才アーティスト役と来たら、どこの昭和の少女マンガだ?って思うくらい、悪く言ってしまえば ”あざとい” 作品です……でも月マガで連載が始まった当初は読者のオレにそんな事前情報は当然無かったワケで…

あの頃ブームといっていい程の余韻がまだあった「のだめカンタービレ」みたいな、ほのぼのドタバタのラブコメ物の一種かとフツーに期待して読み始めてました……それが物語の端々で不穏な影が演出されるようになって来て、ああコレはアレなのかと嫌な予感に苛まれるようになっても時既に遅しで、音楽マンガとしてもトラウマを抱えた少年の成長譚としても非常に引き込まれる面白さで読むのを途中で止める気にはなれませんでした

でもやはり、オレの ”好きな” タイプの作品では無いんですよ……あの震災の後という微妙な時期のせいもあったのかもしれませんが、ヒロインが可哀想な作品って総じてオレの好みではないんです(^_^;)

なので、もうハナシの最後までは付き合おう、ってくらいのちょっと消極的な気持ちで連載を読んでるようなカンジだったんですが、昨年から始まったアニメ版の出来がやたらと良くて(もうOPから歌もアニメのクオリティも桁違いでした)、ひょっとして原作とは違う展開になったり?みたいな理不尽な願望wまでこっそり抱えながら毎週の放送を楽しみにしてました

マンガの方が(物語のシリアス度が上がるにつれて)少女マンガ風の絵柄からちょっとリアル系に遷移するようになって行ってるのと比べて、アニメ版が非常に色彩豊かで華やかな印象が強調されてるのにホッとさせられたというのもあるかもしれません

原作マンガは先月、そして本日のアニメ版の最終回でもそりゃ泣きましたよ(ノД`)

こんなに凄まじい演出されたらボロ泣きに決まってます

でもだからこそ ”好き” じゃないんですよ…

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