その2からの続き
さて、ここまでで8軒、32個の餃子を食べ終わった所で、当初予定していたお店を一通り回りきったんですが…事前の予想では、かなり満腹状態になってるだろうと思ってたんですが、結構余裕な腹具合でした
どのお店の餃子もかなりサイズが小ぶりな印象だったのは、イベント用だったのか普段通りなのかはわかりませんが…4個で100円というのも正直、安いのか高いのかよくわからなくなってしまいましたね(汗)
これならもう2~3軒は楽勝で行けるかな、と最初の”二荒山神社会場”に戻ってみたら…
時刻は大体11時30分になろうかという頃だったんですが、どの店も30~40分待ちが当たり前の状態に…いよいよ「餃子祭り」の本番として、本格的な人出になったようです(汗)
どの店も5分と並ばずに食べてきたオレとしては、これからこの大行列に並んで食べる気にはとてもなれなかったので、早々に諦めることにしました…まあ、でも当初の予定は開催前の一時間で全て楽勝で回りきれたので全然良かったです
ということで、会場を後にしたオレは先ほどのアーケード街で気になっていたお店に引き返してきました…「餃子祭り」に参加してはいないんですが、”2002年のTVチャンピオンで優勝した究極の餃子”という宣伝で店頭販売をしていた「遼順茶楼」というお店です
「餃子祭り」の会場と違って、人がバンバン往来しているアーケード街で立ち食いするのは気が引けたんですが(汗)、”究極の餃子”と聞かされては流石に好奇心に勝てませんでしたw
左が豚肉餃子で、右がニラ・エビ・卵入り餃子ですが、2つで100円とちょっと高めです…でも、これは確かに美味い!
何ていうか、ラーメン屋の餃子とはかけてる手間がケタ違いというか、味の奥深さがまるで違いましたね…使ってる材料も調味料も種類が多いんだろうなという印象でした
ちょっと贅沢過ぎて、気楽に食べられるカンジではないので、これはちょっと別カテゴリの一品というカンジかな…
同じ四個でも、「遼順茶楼」の餃子のせいで一気にお腹が一杯になってきた感覚があったんですが、最後にどうしても行っておきたいお店があったので、こちらの「正嗣」へ
”宇都宮で餃子を食べるなら「みんみん」と「正嗣」は必ず押さえておけ”という評判がネットで結構見受けられていたので、お店の場所のチェックはしてありました
これはシビれますなw…ついに、ライスや飲み物すら客に出すことを拒否する餃子専門店の登場です
12時の開店と同時に店に入ったオレは、見事に餃子しか書いてないメニューとその安さに思わず感激してしまいました…昔、「孤独のグルメ」という名作マンガで渋谷の餃子屋に入った主人公が、ライスすら置いていない店の運営方針に愚痴をこぼすシーンが脳裏にありありと蘇りましたよw
周りの人たちが、”ヤキ2、スイ1”とか”ヤキ3、スイ2”とか独特の言い回しで注文をしている中、流石にオレは一人前ずつで注文しました…それでも、果たして全部食いきれるのかヒヤヒヤしながら待ってましたねw
味は確かに美味でした!…ちょっと説明をするのが難しいんですが、もちもちとした皮の食感と、あっさりめの具の味付けは確かに絶妙でしたね…ライスと一緒に食べさせる前提ではないから、あんまり濃い味にはしてないのかなとか思ったりしました
上の画像は開店前なので行列はほとんどありませんでしたが、オレが店を出た12時15分頃にはもうこの行列でした…「餃子祭り」には店舗として参加してないこともあって、流石の人気ですな
それにしても、これでわずか1時間ちょっとの間に、32+4+12で50個近くの餃子を食べたことになるオレは、さすがに大いに満腹になりましたw…栃木まで来て一体何をやってるんだろう、という疑問もないではありませんでしたが、精神的にもとても満足できましたね
”蒲田の餃子を越える味はあったのか?”という命題については、正直何とも言えません…正直、東京から宇都宮までわざわざ食べに行く価値があるのかと言えば、それは流石に(普通の人にとっては)無いと言わざるを得ませんし…(宇都宮の餃子店では、他にはあり得ないような変りダネの妙な餃子メニューもあったりするそうですが、それは美味い不味いという問題ではないようなw)
でも、今回のような餃子店が一堂に会して食べ比べが出来るというイベントのコンセプトは非常に楽しかったです!…そういや池袋に「餃子スタジアム」ってのがあったハズですが…非常に行ってみたくなりましたw