先日、友人たちと川崎に映画を見に行った後で「インティライミ」というペルー料理店に行って来ました
最近、ラゾーナという巨大ショッピングモールが完成したばかりのJR川崎駅西口から徒歩5分ほどの場所に、お店はあります

店内の様子です…土曜の夜ということもあって、予約した時に”凄く混んでるので、厨房のすぐ横のテーブルでもいいですか?”と店の人に言われて店の奥に通されたんですが…こうして写真に撮ってみると、誰かの家の台所にお邪魔しているみたいですねw
最初はペルー料理?と言われても正直、全くイメージが湧かなかったんですが(そもそもペルーって南米のどこ?アンデス山脈とかナスカの地上絵とかあるんだっけ?…程度の基礎知識w)、たまたま見つけたホームページを見てみると”世界一美味いペルー料理を日本で一番うまい店で!”、”ペルーでは栽培できない作物は無いと言われるほど多様な生態系と気候を持っている”等の宣伝文句に惹かれまして、こうして食べに来てみる事にしました
まずは前菜のアンティクーチョ(牛の心臓の串焼き)と、チョリートス(ムール貝)や魚介類のマリネです…マリネの方はパクチーが入っているのでちょっとクセがありますが、酸っぱくて美味い!
ハツの串焼きの方は全くクセもなく、どこか懐かしいような味付けでこれまた美味し!
前菜なのでちょっと冷めてたりするんですが、それでも十分にやわらかくてジューシーでした
少し遠いですが、左から二番目の皿にのっているのはチチャロン・デ・マリスコスという魚介類のフライです…天ぷらっぽいカンジで、タルタルソースにつけて食べるんですがこれも美味いです
こちらはカウカウといって、牛の胃袋(ハチノス)とポテトのカレーみたいな料理で、胃の食感がちょっと面白くて美味かったです
…って、さっきから美味いとしか書いてないですね…でも実際に美味いんですから仕方がないw
友人が店のママさんに、”どうして日本人の自分たちがすんなり食べられる味付けなのか?日本人向けに味をアレンジしてたりするのか?”みたいに訊いてみると、味付けはペルーで出される料理の味付けと全く変えてないとのこと(一部の生鮮食材は日本で調達するが、他の調味料とかはペルーから全て取り寄せてるそうで)
どうやらペルーはスペインの植民地だった時代からイタリア、フランス、中国、そして日本といった国々からの移民がいて、豊かな食材を使って世界中の料理がゴチャ混ぜになった料理が発展したのだそうです…世界中の味を自分たちのモノに消化してしまうというのは、ちょっと日本と境遇が似ているかもしれませんね
今回オレ達は食べていませんが、メニューには普通に”中華”という項目があってチャーハンとかもあります…でも話によれば、日本の中華料理が中国とは別物になっているように、ペルーの中華料理もまた違った味付けになっているのだそうで…これはまた次の機会にでも食べてみたいですね
食べかけの画像ですみませんが、奥に見えるのがタクタクという米と豆を一緒に炊いたのを固めて焼いたモノと、牛ステーキがセットになった料理です
基本的にこの店は肉料理はどれも抜群に美味いので全く問題ありません
…ちょっと余談なんですが、個人的に豆料理については、凄く美味いというわけではなくとも普通に美味しく食べさせてくれるだけで、アメリカでキツイ豆料理を沢山食べさせられた経験からすると天国のように感じてしまいます…この店みたいにw
そして最後はデザートです…正式名称は失念しちゃいましたが、左からライスプリン、カスタードプリン、ミルクプリンです
これまたどれも美味!…女性陣にも好評だったようです
ふう…なんだか美味い!をひたすら連発していただけwみたいに感じられますが、どうにかこの店の良さがこのBlogから伝わってくれてるといいんですが…
で、四人でこれだけの量を食べても一人あたり3千円ちょいと、値段がとてもお得なのもこの店の良いところです(画像を撮るのを忘れてたんですが、飲み物はピスコというペルー独自の蒸留酒を使ったサワーを飲みました)
JR川崎駅西口でご飯を食べる機会のある人は、「インティライミ」というちょっと珍しいペルー料理という選択肢を加えてみるのは如何でしょうか(ちなみに週末に行く場合は激混みなので予約が必須です!)