旨い寿司屋があると聞き、次男とGFと一緒に『鮨もりむら』で食事をした。完全予約制で席数6客の店。店主(親方と呼ぶにはまだ若い)が言うには、「寿司屋には3種類あって、回転寿司、一般的寿司屋、そして全て店にお任せの当店のような店に分けられる。二子玉川の一般的寿司屋から修行を始め、赤坂、六本木の「お任せの寿司屋」で経験を積んだ」とのこと。
次男たちは生ビールを、私達夫婦は日本酒をオーダーした。日本酒もその日の鮨に合わせた銘柄を店主が選び、4種の旨酒を客に出す。最初は清泉川、大山、楯の川、奥羽自慢(吾有事)と続いた。

「こだわりの赤酢を使った自慢のシャリ」と謳っているが、どうなんだろう酢特有の発酵臭が、寿司ネタとの相性を素晴らしいと感じるか、不協和音に感じるか……、私は後者だった。不協和音もイイ味だったりもするのだが。
でも料理に対する店主の真剣さは、評価できたし味にも満足した。ワサビの効いたのを醤油にチョチョンと浸けて、膝を打って「旨いね~」と言うばかりの私の愚舌では、分からなかったのかもしれないね。

いやぁ~、かんぴょう巻きには、店主の所作を含め感動した。素晴らしい‼

次男とGFも、今年中には良い話が聞けそうだ。周りが幸せで嬉しそうな顔と和やかな雰囲気は、何物にも代えがたいことだね。とても心地よいひと時を、この旨い寿司屋で過ごすことができた。感謝。