『プレステージ』の試写会へ昨日行ってきましたかつて『メメント』で世界をあっと言わせたクリストファー・ノーラン監督が、クリストファー・プリーストの原作を元に壮大な驚愕のミステリーが創り上げた映画。かつて友人同士だった男たちが、奇術によって運命を狂わせていく様をスリリングに表現している。しかし、そんな言葉だけでは表現しきれない、今まで観たコトのない不思議な作品でした。
ストーリー: 舞台は19世紀末のロンドン。若き奇術師アンジャーとボーデンは、中堅どころの奇術師ミルトンの元で修行をしていた。しかしある日、アンジャーの妻で助手のジュリアが水中脱出に失敗し死亡。これを機にアンジャーは復讐鬼へと変貌し、2人は血を流す争いを繰り返すことになる。その後、結婚し幸せな日々を送るボーデンは、新しいマジック「瞬間移動」を披露するのだが…。
■■感想■■
試写会なのにすごい人が並んでた&満席だったので、既に世間でも関心が持たれてる映画みたいですねー私自身もコレは面白い!と思いました。「えぇー、そーなん」みたいなのの繰り返しだケド、それが全然しつこくなくすごく深いとゆーか濃いとゆーか・・・よく出来た作品だと思いまシタ
『プレステージ(prestige)』とは“偉業”という意味で、奇術師の世界では最後に予想を超えた驚きを提供するコトを「プレステージ(偉業)」と呼ぶそうですそして、そんな華やかな「プレステージ」の裏側にあるものを描いたのがこの作品何重にも何重にも折り重なるトリックが仕掛けられたストーリーなので、一瞬たりとも目が離せませんもうそれ自体がまるでイリュージョンかのよぅ
また、主演で互角の実力を持つマジシャン役には『X-メン』シリーズのヒュー・ジャックマンと『バットマン ビギンズ』のクリスチャン・ベイルそれぞれに趣向を凝らしたトリックで相手を追い詰めていく過程は華やかと言うよりかは、恐ろしい感じ私はもう一度DVDで観たいなって思う作品です映画館で観るのもお薦めですっ
余談ですが。途中からクリスチャン・ベイルがトム・クルーズに観えて仕方なかったです(焦)私の好きなヒュー・ジャックマンも勿論男前だったし、色んな顔を見せてくれましたと言うのも、映画の中で何度か変装するんですが、その度全然違う人に見えてしまうんですよねー今まではウルバリンのイメージだったケド、今回はすっごい紳士に見えたり、脂っぽい中年親父に見えたりで・・・すごいなって思いましたその他パンフレットもキラキラしてて格好良いので要チェックです