Toshichanの独り言

海外、国内旅行の旅日記。私の俳句手帳、などなど筆の進むままに書き連ねてまいります。

フランス30日間旅行しました。7(ボルドーでシャトーを巡りワインをテースティングする)

2015年11月09日 | 旅行

15日午後、国鉄でブリーブからボルドーBordeauxへ向かう。

●フランス国鉄の切符 上はフランスレールパス  フレキシ で今回は1等車 15日間を購入。しかし、フランス国鉄のインターシティ、TGVは別途指定券を買う必要がある。この下はブリ-ブからボルドーまでのインターシティーの指定券。

と言うことでボルドー到着。ホテルは駅前で小奇麗であった。

●ボルドーのホテル

この日のdinner、宿の人に紹介されていったがgood!上は前菜の生ガキ。美味かった。下はわかりにくいが牛のレバーの大きいステーキ。これがまた美味でした。

宿のすぐそばにバレー教室があって夜、バレーの練習が行われていた。フランスはバレーが盛んなんだということを実感しました。

翌日、トラムに乗って市街地中心部へ、これも乗りごこちがいい。ボルドーは地下鉄はなく、トラムとバスが都市内交通である。

 

市街地中心部の光景。ガロンヌ川左岸が中心部である。

ここの広場に「水鏡」がある。観光ガイド書に載っていたのでなんだろうと見に行くとこれなんです。石畳の上に数センチの水が張られており、水鏡となっているが、数分すると

今度は下から霧上の水が噴射されて

面白い趣向でした。

先ほど述べたガロンヌ川はツールーズも流れており、ボルドーの先で大西洋にそそぐ。
ここにもヨーロッパ川巡りの客船が多く係留されている。豪華客船による外洋巡りより、このような河川巡りが人気のようだ。この後も観光地の近くの大河にこのような船が多く見られた。
今度は河川巡りの船orもう少し小振りで大きな運河に入れる船にサイクリング車を積んで昼はサイクリングで走り、夜は船で食事と就寝という「Boat&bike」と言うツアーに参加したいな。

ここはガロンヌ川左岸沿いのショッピングセンタ

そして午後、サンテミリオンへのワイナリー見学とテイスティングのツアーに参加した。

ボルドー近辺はサンテミリオンのほか、メドック、グラーブなどのワイン生産地が犇めいている。やはり土壌と気候がワイン作りに向いているのだそうだが、具体的には「石灰岩を中心とした水はけの良い互層」北緯45度にもかかわらず暖流が流れ暖かく、「霜がまれな冬、雨の多い春、暑い夏、晴天が続く秋」と言うことである。それ以外にガロンヌ川を少し下ると大西洋に出るということで輸出の地の利も大いにあるらしい。
そして面白いことにはワインを輸出しての帰り船で外国の産物を積み、交易でも大いに栄えたらしい。

ではツアー出発。ワゴン車だったが私以外はUSA人?夫婦4名。陽気な4人であったが何をしゃべっているのかさっぱり分からなかった。

サンテミリオンのワイナリーと言うかシャトー到着。

まさしくお城の様な建物でここで収穫したブドウを絞り、醸造し、樽に詰めワインを作るほか、お客様のもてなしもする。
ワイン用のブドウ畑は、ここだけのことではないが背が低く、横にも枝が張り出さないように小振りで一本仕立ててある。これは一言で言うと「いじめて育てると甘い、いい実が出来る」と言うことで、根も深く張るため複雑な地層のいろいろな養分を摂取できるらしい。

~ボルドーのシャトウ新酒の仕込み時~ 京都

●ブドウを絞る機械

●熟成のための樽

そしてお待ちかねのテースチング テースチングの方法はワイングラスに少量ワインを注いで、まず色を見る、そしてそのまま香りを嗅ぐ、その後何回かグラスを振って再度香りを嗅ぎ、最後に味わうというものである。香りを2度嗅ぐのは、2度目は空気と良く触れた場合の香を味わうのだそうだ。なお、何年物が美味しいと言うのは勿論ブドウの出来の良い年のものが美味しく、値も高い。長く寝かせればいいというものでもないらしい。ただし、赤ワインでフルボディ系は若すぎると、フルーティと言うか酸味が強いので数年は寝かした方がいいらしい。

この後美味しいワインをたっぷり飲めるかと期待したが、テースチングのみで終わり。少しがっかり。

この後サンテミリオンの村を走っていると、熱気球大会でもやっているのだろうか、沢山の熱気球が浮かんでいた楽しそうだった。

 



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