![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/fb/a0f138b8306c504edb6132177e2241b7.jpg)
10/17は5時間かけてフランス国鉄のインターシティでボルドーからアビニヨンまで移動。夕方アビニヨンの宿につく。ちょうど下で部屋主?さんが待っていてくれた。ここはアパート式の宿で炊事設備もあり、広く快適であった。
●アビニヨンの宿
近くにあるカルフールのスーパーマーケットで買い出しをして、豪華な?dinnerを頂いた。
18日は Sénanque Abbey セナンク修道院、Abbaye de silvacane シルバカンヌ修道院およびリュベロン地方の村を訪問した。セナンンク、シルバカンヌ,そして今回はいけなかったがそルトロネ修道院は「プロバンスの3姉妹」と呼ばれ12,3世紀に作られた素晴らしいロマネスク修道院である。
前から宿にツアーの段取りを頼んでいたが 仕組みは 宿の主人が車を出して、その主人の知り合いの女性が運転手のアルバイト兼ガイド(ただし、ガイド役はほとんど務まらなかったが)として案内してくれるというものだ。
あいにくの雨だったが10時に出発。
まずセナンク修道院手前のゴルドの街を鳥瞰する。ここは丘に立った静かな村だ。
●ゴルドの村
ここは観光客も多く訪れるようで、レストランやホテルも多くたっていたが基本的には静かでいい街だ。
そしてセナンク修道院。修道院の前に広いラベンダー畑があり、6月頃にはラベンダーが花盛りで綺麗だという。車を降りて入り口に行くと、なんと開場は午後2時過ぎだという。まだ11時前なのでどうしようということで裏の方に回ると、ちょうどミサが始まったところだった。中に入れてもらい後ろで参観させてもらう。2,30人ほどの村人が参加している。前では神父がミサを行ている。祈りの言葉の後、神父と聖歌隊の人が賛美歌を歌った。教会はどこでもそうだが、本当に音響効果が素晴らしい。小さな声でもよく、美しく響き、本当に感動的な体験であった。ミサなので写真は撮れなかったがいい体験が出来た。
~秋薔薇声響き合うミサの刻~ 京都
●セナンンク修道院
途中に立ち寄ったボニューの町 ここも丘の上にできた小さな、静かなところであった。
●ボニューの町
そしてシルバカーヌ修道院。ここに着いたのは14:30、ちょうど長い昼休みが終わったところ。
ここはセナンクと違って今はもう修道院ではなく博物館となっている。静かで素晴らしいところだ。祭壇の前で小さな声を出すと中に響き渡った。
●正面から
●修道僧の寝室 ここに藁のベッドをしつらえ寝ていたという
●回廊
●運転手兼ガイド?の女性
この女性は人種としてはスペイン系だそうだ。しかし、本人はフランス生まれ。イタリヤでも暮らしていたそうで、ここでは(多分平日は働いていて、)たまに休みの日にジャズピアノをカフェで弾くという。
彼女の話によると「フランス人はシャイでとっつきにくいが、慣れると人懐っこい」そうである。そうかもしれないな。
彼女に妻とパリで落ち合うと話をしたら、宿の主人に話が伝わり、帰り際に「ローズマリー他一種のハーブ」の花束を頂いた。日本に持って帰っても重宝している。
この日は日曜で昨日買い物をしたスーパーも皆閉まっていた。レストランへ行こうとも思ったがなんか面倒だ。ちょうどケバブの店があったのでケバブ購入。これがすごいボリューム。近くにタバクという小さな何でも屋があったのでワインなどを買いこみ、この日も自炊!
19日午前はアビニヨン法王庁を訪れた。岩盤の上に建った要塞の様な建物である。
1309年~77年法王庁がローマから引っ越しして?この地に置かれていた。いろいろな情勢が働きこうなったというが・・・・。内部はフランス革命時破壊、略奪されたらしいが、建物自体はしっかり残っている。
●アビニヨン法王庁
そして有名なアビニヨンの橋。何故対岸に繋がっていないかと言うと、洪水で何度も流された結果であるという。橋の上で踊ろうよ 踊ろうよ と言う歌が有名だが、何故こんな歌が出来たのかと言うことは 先ほどの女性にも聞いたが「分からん」とのことでした。
●アビニヨンの橋 誰も踊っていませんでした。