Toshichanの独り言

海外、国内旅行の旅日記。私の俳句手帳、などなど筆の進むままに書き連ねてまいります。

フランス30日間旅行中です 3(コロンジュラルージュ、ルブレザック、コルド、アルビでスケッチする)

2015年10月21日 | 旅行

10/7朝カステルノ-ダリを出発し、北上しコロンジュラル-ジュCollonges-la-rougeに到着。ここで少しスケッチをした。ここは赤い石を切り出して建築資材に使っており、大変美しいというか可愛い。

~水彩で描くレンガは秋の色~ 京都

フランスでも田舎の過疎化は問題になってるそうで、この村も人口が激減し、大変だったが村長以下知恵を出し、「フランスで最も美しい村」と言うことで売り出し、観光客も集まり、人口も増えてきたという。
 その後「フランスで最も美しい村」協会的なものもこしらえ、類似の過疎の村おこしが盛り上がってきているそうだ。日本でも大いに参考にすべし。

●コロンジュラルージュの美しい街並み

その後再びバスに乗り、ルブレザックLoubressacと言う村にはいった。ここは数百人の村でコロンジュラル-ジュより、観光客も少なく、静寂に包まれていた。
ここで三泊し、じっくりとスケッチを行った。

~鐘の音の晩秋告ぐる丘の村~ 京都

●村の教会とそれに連なる建物

●村の家々 時間の流れが止まったような

●村から少し下って見上げた風景

 

10/10朝、ここを出発し、南に向かいゴルドGordesに到着。天空の村、孤高の村 である。

●コルドの街並み 少し離れた丘から見ると街の概要が見て取れる

コルドでのスケッチを終え、最後の訪問地 アルビAlbiに到着し、3泊する。 ここはロートレックの生まれた所でもある。彼の生家も旧市街にあり勿論訪問したが有力な貴族の出であるという。

 

●タルン川越しに見るサントセシル大聖堂

●サンサルビ教会の回廊 ロマネスクのもので素晴らしい。アルビでこんな素晴らしいロマネスク建築に会えるとは想定外、嬉しい誤算だった。

流石に生誕の地だけあってロートレック美術館のコレクションは素晴らしかった。踊り子の動き、人物の特徴を早い筆の動きで上手くとらえている。こんな絵を描けたらいいのにな。

 

街の商店のガラスにもロートレックの横顔がさりげなく見受けられる。

ところで今回のスケッチ旅行は「トラベルプラン&ギャラリー び~た」と言うところが企画した一般募集のスケッチツアーであるが、私の感心した点は次の通りである。
 今回スケッチしたところは5カ所であり、まず新しいスケッチポイントに行くと、添乗員が、スケッチおすすめポイントを小一時間かけて回ってくれる。一通り回ったところで、解散してあとは自分で気にいったポイントでスケッチをする。私は1日2か所のスケッチをしたが、元気なおばあさんは、3個所/日される方もいた。
そして中日と最終日に先生が皆のスケッチを一枚一枚寸評してくれるので勉強にもなる。
なお、来年の春にはこのツアー参加者の絵の展覧会も実施するということなのでそろそろ本格的に描き始めなければいけないが、楽しみなことである。

ところでこの旅行会社は絵画、スケッチ旅行専門の旅行社で、年60~70本程度の旅行を企画、実施しているそうで半分以上は結社などの個別注文によるオーダーメイド旅行、あとは今回のような一般募集ツアーだそうだ。
世界各地のスケッチポイントの詳細のデーターベースを相当持っているようで、今回も上述のようにその地の詳細なスケッチポイントに連れていってくれるし、またニーズ応じたスケッチ旅行の提案も出来るわけである。
添乗員は我々がスケッチしている時、周辺を巡り、新たなスケッチポイントも探しているようだ。さすがに専業旅行社である。

10/12でスケッチ旅行は終わり、明日からは単独行となる。



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