
10/14はモワサックとカオールを訪問するのだが、鉄道の良い時刻の便がないのでタクシーを雇って回る。4時間で€300、シトローエンの高級車、乗り心地は良かった。
最初はレンタカーで周ろうと考えていたが、妻に大反対されて、タクシ—案に変更。でもタクシーでよかった。一直線の道はいいが、ロータリーの交差点は出口が難しい、とっさの場合左側通行になりそう、町での駐車場を見つけ、狭いスペースに縦列駐車するのが難しい、特に一人では不安である。タクシーはちょっと高いがしかたないね。
後の方にまとめて「ロマネスクの修道院、教会」については詳述するので、ここでは簡単に触れておく。(他のロマネスクの修道院、教会も同様)
まずモワサックへ、ここのサンピエール修道院はロマネスク修道院の中でも秀逸と言われている。入り口の扉の上方のタンパン、内部、付属の回廊など素晴らしい。
●モワサックサンピエール修道院の全景、入り口のタンパンの彫刻、付属の回廊
ここに着いて修道院を見学していたが、ふと時刻を見ると11:30、これはまずいのではないか。何故なら12:00~14:00過ぎまで昼休みのところが多いから。急いて回廊の入り口を探すと、トラベルツーリズモ(観光案内所)の奥である。案の定12:00から14:00まで休み!(次への出発時刻を考えると、これを逃すと入ることが出来ない。危機一髪!)急いで入場。でもいそいで入った甲斐があったね。素晴らしい回廊であった。
その後小さな街を散策する。タルン川沿いに出る。ここで昼食。朝食の時頂いてきたパンとリンゴが昼食。寒い、誰もいない。でも景色は良い。
●ガロンヌ川沿い 昼食 静かな風景であったが寒い。10℃位か?
ここから待たせてあったタクシーに再び乗り、カオールへ。ロマネスクのサンエチェンヌ聖堂へ行くがここはあまり大したとこはなかった。
●サンテチェンヌ聖堂の全景と内部
ここでタクシーと分かれ、国鉄でブリーブへ行くのだが、列車の発車まで1時間以上あるので重い荷物を転がし鉄道を越えてロット川沿いにあるバラントレ橋に行く。ここは素晴らしい眺めだ。14世紀に作られたが、石造りですごく存在感がある。
しかし、橋の歩道も石造りでスーツケースをこのがすのはとても疲れる。と言うことで橋の途中にほったらかして見学した。誰も盗っていくものもいなかった。
●バラントレ橋
またこの地方のワインはカオールワインとして有名で非常に重いというか、タンニンが強い赤ワインで美味い!
また荷物を転がしカオール駅に着く。フランス国鉄の駅は田舎でも随分立派だ。
●カオール駅