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「安倍国葬」で見えた日本との距離、茶を濁した中国、親愛の情示したインド

2022-10-03 02:37:30 | Weblog
「安倍国葬」で見えた日本との距離、茶を濁した中国、親愛の情示したインド
>日本がアジア唯一のメンバーで、安倍元首相が実に9回も出席しているG7(先進国)の6カ国からは、誰もトップが来なかった。カナダのジャスティン・トルドー首相だけは出席を公言していたが、結局、ハリケーン被害を口実に欠席した。

>近隣のアジアに目を転じると、隣の韓国は、韓悳洙 (ハン・ドクス)首相が参列した。本来なら尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が自ら来たかったのだろうが、韓国国内には反日派も多いだけに、これは致し方のないところだった。

>台湾も、本来は蔡英文(さい・えいぶん)総統自らが、来日したがっていたと聞く。安倍元首相とは日本でランチをともにし、心が通じ合う仲だったからだ。安倍元首相は首相退任後、台湾訪問を切望していた。だが、中国の圧力があってかなわなかった。

>その台湾からは、王金平(おう・きんぺい)元立法院長が来日した。王氏は昨秋、日本政府から「旭日大綬章」を授賞されるなど、日台関係の発展に貢献した台湾政界の大物として知られる。

>問題は、中国である。当初は明らかに、王岐山(おう・きざん)国家副主席を差し向ける予定でいた。王氏は5月に韓国の尹錫悦大統領の就任式に参列し、7月にはフィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の就任式に参列。そして9月19日には、イギリスのエリザベス2世の国葬に参列している。

>ところが直前になって習近平(しゅう・きんぺい)政権が調整を図り、やって来たのは、万鋼(ばん・こう)中国人民政治協商会議副主席だった。政協というのは、建国の頃こそ勢いがあったものの、習近平時代のいまや、「中南海の盲腸」と言われる政府への一諮問機関にすぎない。

>しかも万氏は、中国を一党支配する共産党の党員でもなく、「お飾り弱小政党」の致公党の党首だ。つまり、「超格下げ」である。

>ちなみに習近平政権は、9月29日に北京で行われた日中国交正常化50周年の記念イベントでも、丁仲礼(てい・ちゅうれい)全国人民代表大会常務副委員長を主催者に任命し、日本側を唖然とさせた。丁氏は日本に馴染みのない古生物学者で、しかもやはり共産党員ではなく、「お飾り弱小政党」民盟の党首だったからだ。

>第二次世界大戦の日本の戦争犯罪を裁いた東京裁判で、安倍元首相の外祖父・岸信介元首相らの無罪を、一貫して主張したのが、インド代表のラダ・ビノード・パール判事だった。安倍氏は、いまの自分の一族があるのはパール判事のおかげだと思っていて、第一次安倍政権末期の2007年8月、持病の潰瘍性大腸炎が悪化しているにもかかわらず、インドを訪問。コルカタに住むパール判事の息子(当時81歳)の自宅までわざわざ行って、感謝の意を遺族に伝えた。

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