“非正規の高齢者”にヤバすぎる影響 安倍元首相が遺した「アベノミクス」は日本社会に何をもたらしたのか

“非正規の高齢者”にヤバすぎる影響　安倍元首相が遺した「アベノミクス」は日本社会に何をもたらしたのか
>65歳以上の高齢者は13年から20年の間に就業者数が266万人（41.7％）増加した。ただ、正規雇用者の38万人（46.9％）増に対して、非正規雇用者は185万人（90.6％）も増加している。増加した非正規雇用者の約75％が65歳以上の高齢者ということになる。

>65歳以上の高齢男性の就業率を見ると、日本が57.2％、米国は36.4％、英国は26.6％と日本が突出して高い。高齢者の活用という名の下に、「低賃金の非正規雇用でも働かないと生活できない高齢者」の姿が浮き彫りになっている。

>個人の所得は増加したのか。平均年収額は12年の408.0万円から19年には436.4万円と28.4万円（6.9％）増加している。だが、これはアベノミクスによって企業収益が72.8％も増加したことに比べれば、微々たるものでしかない。

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安倍元首相が遺した「アベノミクス」は新型コロナに完膚なきまでに“粉砕”された　日本経済の惨状がヤバすぎる……
>アベノミクスによる成果の多くは、開始から7年後程度でピークを迎えている。そのピークの最大で約60％を、新型コロナは1年程度の短期間で吹き飛ばした。