ソウル・フォト Soul Photo

魂に響く写真を届けたい・・・。

スキ

2012-09-29 22:26:23 | 

写真:里芋の花2/金沢市
(秀明自然農法による栽培)

 心には カビが生えるスキがあるから
 心を いつも使っていたい


秘密

2012-09-27 21:38:03 | 

写真:韮の花/金沢市

 野の草が 毎年同じ場所に育つから
 野菜も 毎年同じ場所に種を播けば
 同じように育つだろうと考えるがまず育たない
 野良大根で原っぱが埋め尽くされるというのは聞いたことがない 

 野菜によるが同じ場所に種を播き続けると
 連作障害という成長障害や病気を発する場合がある
 輪作といって年ごとに 植える場所を変える必要もある
 野菜とはそれほど ひ弱な植物なのである
 その分人間が手間ひまかけないと育たない
 しかし
 それは美味しさになる


自由気ままと差別という差別

2012-09-22 23:52:58 | 

写真:茗荷の花/金沢市

 今日書くことが全てではない 個人の思想持論は日々変化する

 小学校に入学した時 左利きの級友がいた
 そいつは 先生から右手で字を書く様 注意されていた
 されど すぐに左手で書いていた
 再三注意され ついには左手にビニール袋を被せられた
 そいつは 泣きべそかいて 右手で字を書いていた

 小学校四年生ごろ
 そいつも そろばん塾に通っていた 左手で答えを書いていた
 自己解答の問題では 赤丸の方向が違うことに気がついた

 中学校二年生の時
 そいつと席を並べた 当然左で字を書いていた
 そいつは野球部 左投げ左打ち 優位な利き手だ
 わたしは水泳部 左投げ右打ち 泳ぐことに関係ない
 
 中学校を卒業してから そいつとは会っていない
 
 ちなみに他の利き手?だが
 箸は右手 カメラのファインダーは左目
 電話は左耳 携帯電話の文字入力は両方
 サッカーボールは右足
 複雑だが 器用だと言われても 注意された事はない
 多少苦労したのは 体育の授業で野球やソフトボールの時
 グローブが まともなモノがなかった事ぐらいだろう
 
 今は 左利きでも 認められているようだ
 左手に鉛筆や筆に箸を持つ人もよく見かける
 されど ハサミや急須 公共の場では自動改札口など
 右利き用に作られたモノが占めている
 私も自動改札口にて左手で切符を入れようとしてドアが閉まった覚えがある
 幸い 金沢駅の改札口は職員がいる 
 
 時代は
 個人の尊重の社会なのか
 まだまだ差別され続ける社会なのだろうか
 それとも
 自由気ままなのか



紐をほどく時

2012-09-20 22:36:03 | 

写真:露草/金沢市野田

 堪忍袋は 紐は切れやすく 袋は破れやすい方がいい
 ほどけまいと 破れまいと ことさら頑丈にすると
 本当に ほどけて 破れた時は 大惨事だ
 飛び散って 繕うことは もはやできないだろう
 
 堪忍とは許すこと たまに繕う方がいい


土のまこと

2012-09-18 22:35:22 | 

写真:シシトウ/金沢市
(秀明自然農法による栽培)

 畑に居る土は 畑の土に成りたいと努力している
 畑に居るのだから 畑の土に成るのは 当たり前と思うであろうが
 そうではない
 土は 畑の役割を知っているからこそ
 真の 畑の土に成ろうとしている



普通に生きる

2012-09-15 21:31:05 | 

写真:背伸び/金沢市
(韮の花。秀明自然農法による栽培)

 芸術家の展覧会や作品集などの自序、後書きなどに
 共通する記述がある
 「私は自然の中で生かされている」
 この受動的な言葉は、何を意味するのだろうか
 なぜ多くの芸術家が同じように感じているのだろうか
 
 されど、さほど難しいことではなかった

 ああ、こういうことなのか

 普通に生きていて
 ふと、気付かされた