写真：ゴーヤの苗/金沢市
（秀明自然農法による栽培）
春が 終わりを告げる潔さはなくて
気が付いたら 夏が押し寄せてくる
湿り気は 夏のずうずしさ
いつも まとわり付いてくる
その分 青空を濃くするのは
申し訳なさの 表れなのだろう
（秀明自然農法による栽培）
春が 終わりを告げる潔さはなくて
気が付いたら 夏が押し寄せてくる
湿り気は 夏のずうずしさ
いつも まとわり付いてくる
その分 青空を濃くするのは
申し訳なさの 表れなのだろう
写真：ジャガイモの花/金沢市
（秀明自然農法による栽培）
今年も ジャガイモの花咲いた
去年と同じ花
傍目には 何ら代わり映えのない ことだけれど
一年分の 移り変わりの中で
自らの命を 繋いできたことは すばらしい
そういえば
昨年の今ごろ 今日のこと 想像できただろうか
日々の暮らしが 当たり前のように続いていることは
何て 幸せなことだろう
あしたからまた
一歩一歩 踏みしめて 進んで行きたい
（秀明自然農法による栽培）
今年も ジャガイモの花咲いた
去年と同じ花
傍目には 何ら代わり映えのない ことだけれど
一年分の 移り変わりの中で
自らの命を 繋いできたことは すばらしい
そういえば
昨年の今ごろ 今日のこと 想像できただろうか
日々の暮らしが 当たり前のように続いていることは
何て 幸せなことだろう
あしたからまた
一歩一歩 踏みしめて 進んで行きたい
写真：花菖蒲/金沢市花菖蒲園
損をして得を取れというか
その場で得を拾ったつもりが
本当は損を拾っている事もある
己は一人だが
相手は数え切れないほど居る
一人分の勘定では足りない
損をして得を取れというか
その場で得を拾ったつもりが
本当は損を拾っている事もある
己は一人だが
相手は数え切れないほど居る
一人分の勘定では足りない
写真：ヤマボウシ/金沢市
植物が 心体をすっきりしてくれる
何故なのだろう
時間があれば 緑に会いに行っている
生きた 芸術品を観に行っているのかもしれない
植物が 心体をすっきりしてくれる
何故なのだろう
時間があれば 緑に会いに行っている
生きた 芸術品を観に行っているのかもしれない
写真：スナップエンドウ/金沢市
（秀明自然農法による栽培）
野菜の 育みを見ていると
あまり 気に掛けるよりも
適当が 良さそうだ
お前 ここに居たの？ というくらい
忘れていた こぼれ種が すくすく
親心は プレッシャーなのかもしれない
人間は どうかな
（秀明自然農法による栽培）
野菜の 育みを見ていると
あまり 気に掛けるよりも
適当が 良さそうだ
お前 ここに居たの？ というくらい
忘れていた こぼれ種が すくすく
親心は プレッシャーなのかもしれない
人間は どうかな
写真：ソラマメの茎/金沢市
（秀明自然農法による栽培）
ソラマメ アブラムシ アリ テントウムシ
そして
ヒト
それぞれに分け前がある
独り占めじゃないのがイイ！
（秀明自然農法による栽培）
ソラマメ アブラムシ アリ テントウムシ
そして
ヒト
それぞれに分け前がある
独り占めじゃないのがイイ！
写真：ニンニクの花芽/金沢市
（秀明自然農法による栽培）
記憶の断片を みなで つなぎ合わせた
お互い
一人であって 一人でない事を 心に留めた
祖母の十三回忌
ベッドを囲んで 流した涙は
今日は 雲の上
カバンの 折り畳み傘は 荷物になった
（秀明自然農法による栽培）
記憶の断片を みなで つなぎ合わせた
お互い
一人であって 一人でない事を 心に留めた
祖母の十三回忌
ベッドを囲んで 流した涙は
今日は 雲の上
カバンの 折り畳み傘は 荷物になった
写真：トマトの苗/金沢市
（秀明自然農法による栽培）
トマトが大地に根を下ろした
暖かいサンテラスとの決別
野ざらしの畑で生きることを誓った
それでも少しの不安
天はトマトの心を察したのだろう
雲を退けてトマトを包む
「大丈夫」
トマトが少しだけ
光の方へ向いた気がした
（秀明自然農法による栽培）
トマトが大地に根を下ろした
暖かいサンテラスとの決別
野ざらしの畑で生きることを誓った
それでも少しの不安
天はトマトの心を察したのだろう
雲を退けてトマトを包む
「大丈夫」
トマトが少しだけ
光の方へ向いた気がした
写真：ツルニチソウ/金沢市
乾いた風が吹く
澄んだ空気が 肌には陽が余計に射す
町屋の陰に入ると
ひんやり 肌が冷える
ツルニチソウの青が
まだ五月だと いい聞かせてた
乾いた風が吹く
澄んだ空気が 肌には陽が余計に射す
町屋の陰に入ると
ひんやり 肌が冷える
ツルニチソウの青が
まだ五月だと いい聞かせてた