ソウル・フォト Soul Photo

魂に響く写真を届けたい・・・。

さらば富山

2006-12-27 00:17:26 | 
写真:午後の立山連峰/射水市

 国道8号線
 倶利伽羅峠を 下りた
 壁のように迫る 山々
 富山が 好きになった

 いつ見ても 感動の 山々

 山々に 眩い日差しが 降り注ぐ
 振り向けば まん丸の月が 傾いている

 真っ赤な夕日に 切なさを 感じた時
 ルームミラーには ピンク色の 山々

 誰が 演出してくれたのだ
 国道8号線の 大舞台
 富山 演劇場

 5年分の ロイヤルチケット
 今日が 最終日

 国道8号線 倶利伽羅峠
 今 西へ 駆け抜ける

 さらば 富山
 ありがとう 富山の人たちよ

年末モード

2006-12-25 22:52:40 | 
写真:境内/射水市

 力のない 日差しが
 年の瀬を 余計に感じさせる
 街の風情も 昨日とは違う

 けれど 寂しい わけでなくて
 せわしくも 温かい 時節

 おかえり
 寒かったでしょう
 おつかれさま
 
 心に 温もりが 灯った

 

サンタクロース

2006-12-24 23:15:43 | 
写真:イチイの木の実/甲賀市神苑

 ねえ
 サンタクロースは いるの?
 もちろんいるさ

 君たちの お父さん お母さん
 そして そのまた お父さん お母さん
 みんな サンタクロース

 君たちに 幸せを
 プレゼントする人 みんな
 サンタクロース

 君たちが お父さん お母さんになった時
 サンタクロースに なれるのさ

 もちろん 自分に子どもが いなくたって
 サンタクロースに なれるよ

 幸せを プレゼントする人
 みんな サンタクロース
 あなたも サンタクロース

 だって

 サンタクロースの
 心 もらったのだから

 Merry Christmas!

冬の色

2006-12-23 22:59:55 | 
写真:紅ひとつ/甲賀市神苑

 冷えた 小道

 色がない

 そんなこと ないよ

 よーく 見てごらん
 こんな色 あんな色

 よーく 耳を澄ませてごらん
 風の音 小鳥のさえずり

 ほんの少し
 寒さ がまんして

 冬を 味わおう


通過駅

2006-12-22 00:17:24 | 
写真:西へ/JR小杉駅

 住み慣れた この街
 また 離れていく

 いくつの 街を 捨てたことだろう
 いくつもの あの街
 いくつもの 出会いと別れ

 すべては 記憶の中
 いくつかは 写真に

 みな 思い出の街
 時の 通過駅

 西へ

 新たな 出会い
 故郷の 街で


日向ぼっこ

2006-12-21 00:05:21 | 
写真:ぷかぷか/富山新港

 よく晴れた
 陽射しが 温い

 ぷかぷか
 ぷかぷか

 時間が 経つのも
 忘れて

 青空の下
 君と いっしょに

 ぷかぷか
 ぷかぷか

 冬の温もり 気持ちいい


もう傘はいらない

2006-12-19 23:39:30 | 
写真:曇りのち晴れ/新湊漁港

 もどかしさに 矛先は
 どこにも 向けられなかった

 悔やみきれなかった あの時
 涙流した あの時

 いくら振り返っても 戻らない
 あの時

 気力が 失せ始めた
 歩みも止まっていた

 厚い雲が 垂れ込めた
 みえない 光り
 青い空が みたい

 ならばと
 青い傘を 広げた
 何の期待もせず 傘を 見あげた

 はっ

 そこには 青空が あった
 確かに 青空だ

 知らぬ間に 歩みを進めていた
 一歩 二歩 さらに一歩
 また 歩けた

 青い傘 閉じた

 眩しい 日差しと
 青い空が 見えたから

 もう 振り返らない
 
 前へ
 力強く また一歩
 
 もう 傘は いらない

ビー玉

2006-12-18 23:17:50 | 
写真:キャベツ/射水市
(秀明自然農法による栽培)

 キンキンの 冬晴れ
 そこらじゅう ざらめ砂糖が びっしり
 甘いのかな なめたいなあ

 しゅわー
 あらら

 こんどは ビー玉
 きれいだな

 ぼくの 顔
 あったかいよ

 きみの 顔
 どうだい

微笑み

2006-12-17 23:12:28 | 
写真:山茶花/金沢市

 ふとした

 あなたの ほほえみ

 何かしてあげた 覚えはないけれど

 うれしかったんだね

 よかった

 あなたの そばに 居られる事が

 今度は あなたに ほほえみ返し