ソウル・フォト Soul Photo

魂に響く写真を届けたい・・・。

自由気ままと差別という差別

2012-09-22 23:52:58 | 

写真:茗荷の花/金沢市

 今日書くことが全てではない 個人の思想持論は日々変化する

 小学校に入学した時 左利きの級友がいた
 そいつは 先生から右手で字を書く様 注意されていた
 されど すぐに左手で書いていた
 再三注意され ついには左手にビニール袋を被せられた
 そいつは 泣きべそかいて 右手で字を書いていた

 小学校四年生ごろ
 そいつも そろばん塾に通っていた 左手で答えを書いていた
 自己解答の問題では 赤丸の方向が違うことに気がついた

 中学校二年生の時
 そいつと席を並べた 当然左で字を書いていた
 そいつは野球部 左投げ左打ち 優位な利き手だ
 わたしは水泳部 左投げ右打ち 泳ぐことに関係ない
 
 中学校を卒業してから そいつとは会っていない
 
 ちなみに他の利き手?だが
 箸は右手 カメラのファインダーは左目
 電話は左耳 携帯電話の文字入力は両方
 サッカーボールは右足
 複雑だが 器用だと言われても 注意された事はない
 多少苦労したのは 体育の授業で野球やソフトボールの時
 グローブが まともなモノがなかった事ぐらいだろう
 
 今は 左利きでも 認められているようだ
 左手に鉛筆や筆に箸を持つ人もよく見かける
 されど ハサミや急須 公共の場では自動改札口など
 右利き用に作られたモノが占めている
 私も自動改札口にて左手で切符を入れようとしてドアが閉まった覚えがある
 幸い 金沢駅の改札口は職員がいる 
 
 時代は
 個人の尊重の社会なのか
 まだまだ差別され続ける社会なのだろうか
 それとも
 自由気ままなのか