ソウル・フォト Soul Photo

魂に響く写真を届けたい・・・。

2006-12-07 22:41:44 | 
写真:立山

 夢は でっかい ほうがいい

 笑われた?

 いいじゃないか

 でっかい 夢

 描こう

 大きな キャンバスに

 何枚も 何枚も

 力いっぱい 描け

 死ぬ気で 描け

 でっかい 夢なのだ

 キャンバスは おまえのもの

 

二つの月

2006-12-06 23:07:17 | 
写真:月夜/庄川

 家を出ると

 雲が 赤く染まっていた

 夜明けが近い

 振り向くと

 満ちた月が まだ輝いていた

 「おやすみなさい」

 帰り道

 車窓には 十六夜の月

 「こんばんは」

 冷たいはずの夜が

 暖かくなった


ひと区切り

2006-12-04 22:56:37 | camera
写真:my camera/自宅にて

 「大切にしてくれる人の所にあった方がいいよ。」
 東京へ帰った 友人が譲ってくれた

 あれから 五年

 どれだけ フィルムを詰めただろう
 どれだけ シャッターを切っただろう
 出会いの 瞬間を 大切にしてきた

 今再び 何が大切なのか
 見つめ直すことが できた

 大切なもの
 これからも


夕焼け空

2006-12-03 22:12:12 | 
写真:夕焼け/射水市

 木下順二 「夕鶴」

 覚えていますか

 鶴は 真赤に 燃え上がった

 夕焼け空に 向かって

 飛び立っていった

 今 ほおを伝うもの 拭わないで

 あふれるままに

 夕焼けが 誘ったのだから

 大切なもの わかったのだから

流す

2006-12-03 21:52:26 | 
写真:川流れ/庄川

 悲しみの石は 池に投げないでおくれ

 投げるのなら 川に投げておくれ

 悲しみが 流れるから

 悲しみの石 できることなら

 引き出しに しまっておいて

 誰かの 悲しみ

 解きほぐすのに 使うから

 きっと 使うから

 喜びの石は しまわないで

 池に投げておくれ

 喜びの 波紋 広がるから

 いっぱい 広がるから

やあ!

2006-12-02 22:18:53 | 
写真:しぐれの間/射水市

 さりとて

 心沈んでいる わけでもなく

 かといって

 はしゃぎたい わけでもなく

 ただ 時が流れるのを

 静かに 受け止めた

 しぐれ模様

 雨音が消えた

 やあ! どうしたんだい

 やあ どおってことないのさ

 ごめん 気にかけてくれて

 ありがとう