京旬の彩り 

京都の神社、仏閣、歳時記、自然、等、目に写ったり感じたことを
写真で掲載したいと思います。

大原 三千院

2010-08-23 19:01:21 | 日記
三千院は天台三門跡寺院の一つで、延暦年間(782~806)に最澄が比叡山の
南谷に円融房を建てたのが起源とされる。1086年坂本梶井の里に白河天皇の中宮
藤原賢子の菩提を弔うため円徳院を建立。1130年堀川天皇の皇子が円徳院の門主
となり、門跡寺院となり梶井門跡と言った。1232年焼失し京都へ本坊を建立、
大原は修行道場となる、明治維新後本坊を移して三千院と称した。
1896年に境外仏堂となっていた往生極楽院を三千院に移し本堂とした。

山門



宸殿 虹の間(下村観山の絵)より往生極楽院を望む。



苔の庭、瑠璃光園



庭園 有清園の童地蔵達











本堂の往生極楽院阿弥陀堂(国重文)は1148年の建立。



宝泉院 勝林院の塔頭で1185年に創建された。
山門を入り、目に入るのが近江富士と言われる五葉の松(樹齢600年位)と。



額縁庭園と言われる窓。