京旬の彩り 

京都の神社、仏閣、歳時記、自然、等、目に写ったり感じたことを
写真で掲載したいと思います。

都ライト 10

2010-08-31 16:47:57 | 日記
都ライト は伝統的な技術と文化を残す京都の町屋の内から外の通りに向けて
ライトを照らし、家々から漏れる「暮らしの光」が通りを彩りました。
上七軒通、浄福寺通大黒町、元西陣小学校、西陣文化センター。

上七軒通り











浄福寺通り大黒町











ライブイベント ギターとオカリナの演奏が催われていました。


京の夏の旅 瑞春院(相国寺塔頭)

2010-08-28 23:17:48 | 日記
瑞春院は相国寺の塔頭で、直木賞作家 水上勉が少年期に修行した寺で、小説「雁の寺」の
舞台となった寺で通称「雁の寺」と呼ばれています。
水上少年が過ごした部屋は今尾景年筆の襖絵「孔雀」の間で、隣の住職の部屋の襖絵が
上田萬秋筆の「雁」の部屋だったそうです。
方丈の南庭は枯山水庭園「雲頂庭」と北庭の池泉回遊式庭園「雲泉庭」とからなっています。

今尾景年筆「孔雀の絵」 ポスターより



山門



方丈



雲頂庭の一部



水琴窟



雲泉庭



大原 三千院

2010-08-23 19:01:21 | 日記
三千院は天台三門跡寺院の一つで、延暦年間(782~806)に最澄が比叡山の
南谷に円融房を建てたのが起源とされる。1086年坂本梶井の里に白河天皇の中宮
藤原賢子の菩提を弔うため円徳院を建立。1130年堀川天皇の皇子が円徳院の門主
となり、門跡寺院となり梶井門跡と言った。1232年焼失し京都へ本坊を建立、
大原は修行道場となる、明治維新後本坊を移して三千院と称した。
1896年に境外仏堂となっていた往生極楽院を三千院に移し本堂とした。

山門



宸殿 虹の間(下村観山の絵)より往生極楽院を望む。



苔の庭、瑠璃光園



庭園 有清園の童地蔵達











本堂の往生極楽院阿弥陀堂(国重文)は1148年の建立。



宝泉院 勝林院の塔頭で1185年に創建された。
山門を入り、目に入るのが近江富士と言われる五葉の松(樹齢600年位)と。



額縁庭園と言われる窓。



五山の送り火 妙 法

2010-08-18 22:28:57 | 日記
京都の夏の盂蘭盆会の御魂送り。
室町時代以降に起こったと言われていますが、起源については諸説あります。
午後8時に点火され大文字の「大」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」と
順に西へと点火されます。

今年は、松ヶ崎西山の「妙」と松ヶ崎東山の「法」に行ってきました。

「妙」の場所に到着した時は、時間がたち火の勢いがありませんでした。



「法」は点火を待って観ましたので、火に勢いが有り炎まで良く見えました。