京旬の彩り 

京都の神社、仏閣、歳時記、自然、等、目に写ったり感じたことを
写真で掲載したいと思います。

櫛まつり (安井金比羅宮)

2010-09-30 08:25:59 | 日記
櫛祭りは使い古した櫛や、折れた櫛を(久志塚)に奉納して櫛供養を行う行事。
「櫛に感謝する心を」と昭和36年9月に風俗研究家の故・吉川観方氏の協力のもと
美容家の故・南ちゑ氏を中心に多くの美容家によって櫛供養が行われたのが始まり。

久志塚(櫛塚)


古墳時代より現代舞妓さんまで順番に入場










櫛供養・式典が終わり雅楽の演奏を先頭に行列がはじまります。


古墳時代


奈良時代


平安時代




室町、桃山時代


江戸時代


現代舞妓


行列は花見小路を歌舞練場へ


歌舞練場に到着



石峰寺 五百羅漢の寺(伊藤若冲)

2010-09-28 22:25:39 | 日記
石峰寺は(黄檗宗系単立)1711年に万福寺の憎千呆が禅道場として建立。
裏山に石仏五百羅漢が有名で、画家伊藤若冲が仏像を描いて石工に彫らせたもので、
釈迦誕生から賽の河原までの五百羅漢像が、長年の風雨を得て丸み、苔寂びその風化に
伴う表情や姿態に趣きを深めています。

春風に五百羅漢のとはれ皃(かほ)  鈴鹿 野風呂

われもまた落葉のうえに寝ころびて
  羅漢の群に入りぬべきかな    吉井 勇

境内に句碑がありました。

中国風の竜宮造の総門


これは亀ではありません、龍の子だそうです。


本堂


本堂横にある伊藤若冲の墓


羅漢参道赤門


来迎菩薩




十八羅漢




托鉢修行


竹林




涅槃





下鴨神社 名月管絃祭

2010-09-24 15:36:08 | 日記
賀茂御祖神社 (下鴨神社)
名月管弦祭 
平安時代より秋の稔りを前に、五穀豊穣・天下泰平を祈願して雅楽等数々の芸能が奉納され
御戸代会(みとしろえ)の神事が行われました。
名月管弦祭はこの御戸代会を現代に伝える神事です。

かがり火に照らされる楼門


お供え物


修袚


筝の奉奏(錦綾子 社中奉仕)


尺八 (新都山流奉仕)


舞楽が行われる橋殿の前の篝火へ聖火が移されます。




篝火に点火されました。


舞楽が始まりました。









佐川美術館 

2010-09-22 22:26:56 | 日記
佐川美術館は佐川急便の創業40周年記念事業として滋賀県守山市に1998年に開館。
平山郁夫館 所蔵の作品330余点の中からテーマごとに60点余りを展示。
佐藤忠良館 所蔵の作品100余点の中からテーマごとに40点余りを展示。
楽吉左衛門館 水庭に敷設された展示室には2000年以降の作陶茶碗、茶入れ、水指などの
作品を展示。又、茶室は水没する小間と水上に浮かぶ広間からなる「異空間」。

琵琶湖大橋を渡ってすぐ


入り口を入って


平山郁夫館入り口へ


楽吉左衛門館・茶室が葦の向こうに


水面の下にある廊下より上を


佐藤忠良の像と水面




渡り廊下


平山郁夫館


佐藤忠良館


白沙村荘 橋本関雪記念館

2010-09-19 18:56:40 | 日記
白沙村荘は日本画家、橋本関雪が大正5年に作庭、建築された邸宅。
当時、この地は田んぼで、土や静原の石を運び苦労して作ったと。
園内には平安~桃山時代にわたる石造美術の優品が多く置かれており、関雪の美意識が
反映された庭として国の名勝に指定されています。

入り口近く


待合所奥の野仏たち


石塔


芙蓉池へ入る稿門


芙蓉池


芙蓉池の鯉


園内の灯籠


存古楼遠景


大画室 存古楼内観




持仏堂


藪の中の羅漢