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「調布 妖怪通信」 アーカイブ

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地獄に天使 ユメコちゃん

2011-07-24 14:30:00 | 妖怪
前回の記事で、地獄の一端を紹介致しました。でも実際のスケールはこんなものでは当然ありません。ゲゲゲの鬼太郎作品でも、地獄は重要なシチュエイションンの一つで、「地獄編」という特別なシリーズがあります。コミックでは4話・延べ180頁(08/4/19の記事参照)、アニメ第3シリーズでは全7話が放映されています。どちらも地獄紀行というか、鬼太郎を中心としたパーティで、鬼太郎の母を地獄から生還させる事を目的としたRPGアクションゲームっぽい流れとなっております。
こちらはアニメ版のパーティ。中央の女の子は御存知、人間の"ユメコちゃんで、"砂かけ婆"の上にいるのは「地獄童子」です。それ以外には"油すまし"が加わっています。尚、コミック版は地獄童子とユメコちゃんはおらず、"呼子"と"牛鬼"が加わっております。又、ラスボスは前者は"ヌルリ坊"、後者は"夜行さん"(10/11/22の記事参照)です。
で、どちらもクリア時はハッピーエンドまでもい一歩の物悲しくも切ない結末が待っております。さらにアニメ版ではクリア寸前にまさかの展開! ユメコちゃんが出口目前の崩壊中の胎内道で鬼太郎を案じて逆行、その時崩落したツララ状の岩が後頭部を直撃して、なんと死んでしまうのでした。
Hシーンではありません。この後の展開がさらに感動。ちなみに、空気読めない"油すまし"はこの時、成仏を願って念仏を唱えておりました。

実はこの回、私がもっとも感動したのはこのシーンではなく、悪玉"ぬらりひょん"の手下でいる事を改心した朱の盤が、鬼太郎達に容赦ない攻撃を加えるぬらりひょんに向かっていくシーンです。
一反もめんに乗った朱の盤辻神に乗ったぬらりひょんに向かっていきます。中央のコミカルな妖怪がラスボスのヌルリ坊です。

朱の盤ぬらりひょんを羽交い締めしながら絶叫します。「オラ、天使に会って心を入れ替えただ。鬼太郎の為にみんな命を投げても助けようとしただ。だども、あんたの為に死んでくれる人はおらん。だから、オラがっ!」 この後、朱の盤ぬらりひょんを道連れに溶岩の谷へ落下していくのです。ちなみに「天使」とは勿論ユメコちゃんの事。もう感動の嵐。
この最終話は"ネ申回"です。

大先生も自分ん家の飾り棚にフィギュアを飾っているみたいんすよ。

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