今年、令和3年4月26日午後8時頃、札幌で不思議な出来事があった。
その時、私はたまたま居間の窓際に立っていた。
外から「ドン!」という大きな音と共に、窓ガラスが振動した。
一瞬、地震かと思ったが、床自体に揺れがない。
道路上で車が衝突した音か、とも思ったが、窓ガラスが振動したことが関係するはずも無い。
その後、ニュースで「謎の爆発音の正体は隕石か火球の可能性がある」と流れ、そうなのか、と何となくその時は深く考えもせずに、納得してしまった。
しかし、後々考えてみると、「隕石や火球」の可能性ということをシロウトなりに考えてみると、窓をも揺るがす衝撃波が発生する程の隕石?どんだけ巨大なんだよ、と思う。
近年、ドライブレコーダーで隕石が燃えながら落ちる様子を捕えた画像が、国内外でもニュースで流れるのをよく目にしている。
しかし、今回あれ程の衝撃波が感じられたのに、ニュース映像に隕石や火球を捕えた映像がゼロ。
あれは一体何だったのか。
最近になって、気になり出し、ネットで検索してみると、UHB(北海道文化放送)が丁寧な追跡調査をした放送がYou Tubeに上がっていた。
5人の専門家の取材があった。
[京大防災研究所 山田真澄助教]
地震計のデータから北東へ30度の角度で小樽方面へ飛行して行った隕石か火球の可能性があり、衝撃音は音速を超えて飛行した際のソニックブームではないかと指摘。
[アマチュア天文家 木立しげる氏]
定点観測で当日撮影した同時刻の映像に、隕石や火球の類の映像がない事から、隕石火球説を否定。
[札幌市青少年科学館 天文係
福澄孝博氏]
衝撃波が発生するほどの流星や隕石なら上空が物凄く明るいはずで、誰もが気付くはずと指摘し、隕石火球説以外の出来事である事を示唆。
[航空宇宙工学 日本大学工学部
阿部新助准教授]
衝撃波が発生するのは、大気圏内高度10キロ以下であり、軍用機やミサイルが飛行する際に出る衝撃波、ソニックブームではないかと推察。
[軍事アナリスト 東大先端科学技術研究センター 小泉悠特任助教授]
航空レーダーに確認されていないことから、ステルス航空機の可能性も排除できないとのこと。
さらに、北海道防衛局を通じて米軍に取材するも当然の事ながら、「過去の訓練について回答できない。憶測についてもコメントできない。」との返答だったと言う。
連日、コロナ関連のニュースが多いため、私もうっかり一旦はスルーしてしまったが、この追跡調査を見る限り、見過ごすことは出来ない事態ではないだろうか?
小さな火球すら何処にも映っていないし、目撃情報も無い。「隕石火球説」で無いのは明白だ。
あの、私が窓辺で感じたソニックブーム。小樽、北広島、岩見沢と広範囲で多くの人が感じたという。
北海道の夜空を、謎の音速飛行物体、UFO?が飛んで行った?
宇宙船か実在するステルス機か?どちらにしても、隕石でない以上、由々しき事態に他ならない。
気にしなければ、直ぐに忘れられてしまう出来事かもしれないけれど、未確認の出来事であり、もし現実的に他国の最新軍用機が北海道の上空を飛行していたなら…恐ろしい。
防衛省は何も発表していないけど、大丈夫なのだろうか?
まあ、何かつかんでいたとしても、発表しないだろうけど。
発表したところで、国民をパニックに陥れる可能性があるだけだし。
しかし、そうであったとしても、真実を知りたいものだと私は思う。
多分ほとんどの人が今では気にもかけていない「なぞの爆発音」事件だが、看過出来無い事実なので、あえて注意喚起したく、ブログを起こしてみた。