にをいがけからはじめよう

おみちに引き寄せられて25年。
落ちこぼれようぼくだけど精いっぱいのにちにち。

同じ音を聞いても聞き方が違う

2022年05月08日 09時19分29秒 | にをいがけ・おたすけ
書いたことあったかな・・・

ある地区を回っていたら、天理教の教会があって
けっこう高齢の婦人さんが教会をまもっている。
近所の婦人さんが教えてくれたので分かった。

こじんまりとしていたけど、教会のように人寄せが出来るような
造りになっていて、表の通り側だけきれいに壁が直してあった。
玄関側は昔ながらのいい風情のある場所だった。消えかかった看板の文字。
「看板の文字、書き直すのもお金がかかるのかな」
読めるくらいだから大丈夫か。

しばらく立ち尽くしていてあとにしました。

さっきのご婦人さんとの会話。
太鼓の音がよく聞こえてくるというので
「ご迷惑じゃないですか」とあえて聞いてみたら
『そんなことないよ。もう昔っからだもの!』と言って下さった。
このあたりは、密集していて新しい家もあったけど

狭い空間に碁盤の目のように道ができてて、それに合わせて家が立ち並ぶ。
住民もあまり変わらず、家と共に人もそのまま年季が、、、、
なのかなと思わせていただいた。




昨日戸別で回らせてもらった家。
高齢の婦人さんとのやりとりで、身振り手振りで太鼓をうつ様子を
表現してくださって、
『もう毎日毎日いやだったーーー。』とおっしゃる。
ここに来る前の家の近所に天理教の家だったか教会だったか
忘れたけどあったらしい。ずっと面白くなかったようだった。
「ご迷惑でしたか。すみませんでしたね」と言わせていただく。

どんだけ我慢をしていたんだろうって思うけど、
家の事情かなんか悩んでいることがあったのではないでしょうか。
昨日、聞けばよかったーーーー!!
浮かばなかったーーーーー!!

たしかに苦手な方もいらっしゃるかもしれないけど(毎日だと)
聞き方ってありますものね。そのときの心情とか。
次、そういう方に出会ったら踏み込んで聞かせていただきたい。