拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 『花』神事

2021年03月30日 | 我が妻ニコル行状記

  昨日から、『人工的時間差生活』に突入、一っ気に日が伸びて『スイスの桜』…と、勝手に名付けた『木蓮』たちもほぼ八分咲きとなった。

  気温も今週は日を追うごとに上昇するらしく、真っ青な空に春の日差しが眩しい・・・。

  定年退職して今年で4年目となるが、仕事に出かけない立場がいまだに違和感があるのに加えて、外に出ればヨーロッパなのに皆マスク…

  美しい春日和を素直に喜べない気分がちょっと悲しい。

  街を歩く人々を見ながら、皆どんな気持ちなのだろう・・・と、取り留めのないことを思ったりして…

  『花』といえば定年退職以来、ほぼ毎日行っている我が家の『神事』と化しつつある『二人花札』は、午後あるいは夜にとりおこなっている。

  毎日やっているにも関わらず、飽きないところが、『神事』というか、『花札』勝負は運が90%、10%が『頭脳プレイ』で、勝つ時は何をやっても

  勝ち、負ける時はどうしょうもないくらい勝てない…、なんというかちょっとした気分の高揚の有り無し…とか、自分ではコントロールできない『力』

  が働いている事は間違いないようで、我々夫婦にとって、ほとんど『神の御はからい』を伺う行事なのである。

  勝利者は北斎カレンダーにその名と得点を書き入れる栄誉に輝く。先日私は6連勝したが、翌日それを阻まれてしまった。

        

        花札を配る時にも、『勝利の神』を自分に引き寄せようと必死の形相で『御札』を配るニコル巫女。

         この行事に『お茶とおやつ』は必需品である・・・