日本版DBS法案に対する反対声明案への賛同のお願い
ご存じの通り、日本版DBS法案については、5月23日の衆議院本会議で、全会一致で可決され、さらに、対象となる性犯罪の範囲を下着窃盗やストーカー行為などにも広げることやベビーシッターや家庭教師なども性犯罪歴を確認する対象とするよう検討することなどを盛り込んだ附帯決議もつけられました。
子どもに対するわいせつ・盗撮事案などの性犯罪は多々起きており、社会問題化していることも事実です。子どもをそのような犯罪から守るための対策は必要でしょう。でも、今回国会で審議されている日本版DBS法案は、性犯罪の前科のある者について、子どもを相手とした事業には就労させないというものであり、憲法が保障する職業選択の自由に矛盾するものであります。
このように性犯罪の前歴のある者を就労から排除するというシステムは、民主主義社会が認めているものでしょうか。
私たちは、差別のない共生できる社会、排除するのではなく受容できる社会こそ樹立すべきものと考えています。
私たちは、このような法案が、誰の反対もなく、全会一致で可決されている現状に違和感を覚えます。それは、民主主義社会にとっての危機ではないでしょうか。
共生し、受容できる社会を目指して、日本版DBS法案に対する反対意見を、私たちと一緒に表明しませんか。
国会の会期も残り少なくなりました。参議院を通過する前には、反対の意思を表明しましょう。
賛同していただける方は、次のアドレスにご連絡ください。その際には、氏名(身分とか所属など、例えば会社員、年金生活者など)を書いてください。
6月17日に発表しようと思っています。整理時間が必要なので、15日18時までに連絡してください。
多くの方たちに賛同していただけるよう、拡散方をよろしくお願いします。
2024年5月24日
呼びかけ人
専修大学名誉教授 石村 修
弁護士(神奈川県) 岩村 智文
日本体育大学教授 清水 雅彦
一橋大学名誉教授 村井 敏邦
幹事・関東学院大学名誉教授 足立 昌勝
あの日本共産党でさえ賛成してるのに・・・。
職業選択の自由とか言ってるけど、自由ってのは無制限じゃないの。
公共の福祉に反しない限り、自由なんだよ。