従来の、インタビューと身体測定(ただ身体の部位の長さを測るというものではありません)が終わると、今まで乗ってきたバイクと同じポジションに設定されたマシーンに跨り、その場で漕ぐ。
身体の様々な部位に電極が貼られ、コンピュータに送られる動きの起動と身体測定結果を照らし合わせながらフィッターがポジションを調整していってくれる。
微調整もいくらでも可能。
徐々に出力を上げながら、客観的なものと自分のフィーリングを重ね合わせて、今のベストポジションを探っていく。
何種類かのサドルを試せたのもとても良かった。
坐骨幅から適正サドル幅を割り出し、幅だけでなく特殊な機械がその人へのお薦めサドルを幾つかチョイスしてくれて、自分が試したい物も含めて乗り比べてみる。
私は現在使用しているサドルが気に入っていたので変更するつもりは無かったのだけど、試しに幾つか試してみると・・・
漕ぎ出した瞬間にニヤッとしてしまうサドルがあった。
「これ、いいかも」
けど、暫く漕いでいると少し違う欲求が出てきて、適正サドル幅より1つ幅が狭い物を試させて貰うと、コレが良かった~。
サドルはなかなか色々な物を試す機会が無い人が殆どだろうけれど、バイクに快適に乗る為にも、力をしっかり伝える為にも凄く大切な物。
サドルを変えると、バイクのポジションもまた微妙に変えたくなるが、そんな微調整もすぐに出来る。
そして、これまた嬉しい事に、「S-WORKS FITプレミアム」は、S-Worksを購入する方はこのフィッティングを行うと、フィッティングで得られた最良の物にサドルやクランク長、ハンドル幅やステム長など、それらのパーツ代をかける事なく交換して頂けるというのだ。
購入後に自分で交換する可能性を考えると、購入時にフィッティングを受ければ、後から余計な費用をかけずに最初から自分にピッタリのカスタムバイクになっちゃうって事で、これは S-Works購入を検討の方には絶対にお薦めですね。
これまで乗っていたバイク、今回のフィッティングによって得られたデータとフィッティング後のバイク寸法は全てコンピューターに保存されているので、元に戻したり、好調な時の寸法など引き出してこれるのも有難いシステムです。
フィッティングを終えて、私のバイクポジションはかなり変わりました。
室内ローラーでの最適ポジション、実走、平地や上り、スピードの変化によってもベストポジションは変わってきますが、基本となる物、客観的な物、自分の感覚と照らし合わせながら、よりよいポジションを探り、よりより走りを目指していきます。
Body Geometry Fit
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