BITE IT BE... ～X-RAY 開発ストーリー 5～ (完結編)

生命感とは何か…

魚の眼と人間の眼そのギャップ…

X-RAY 開発ストーリー総括的完結編！


　2008年8月スタジオソードは新たな仕事を抱えていた
棚上げになっていたX1の進化型を完成させる為だ
開発はファイプロップの製作と並行しながら行われた

まずいくつか案が出された数ヶ月後取り敢えずプロトタイプが作られた
これは実際に動かしてみて欠点や修正点を導き出す段階となった

そしてヘッド形状変更



今回のヘッド形状はどれよりもカバーを突き抜くがテーマ

デザイン的には戦闘機やミサイル、500系新幹線の先端にインスパイアされ物質をスムーズに突き抜く為に生まれた機能美的フォルムとなっている

次にリトリーブ限界性能を向上させる為に全体のデザインの見直し
非バランス重視型ヘッドを正常にドライブさせるのは困難を極めたがワイヤーデザインの変更やフックのオフセット角の変更により改善された



これに伴って遠投性能向上の為ブレードをワンサイズ落としスモールブレード化されている
スカートも独自の装着方法により小魚そのものの輝きを発するマテリアルをフレアに巻く技術が確立された

各項目はそれぞれ数ヶ月に渡り開発は進められている

こうした幾つもの段階を経てX-RAYの販売体制は整えられたのだった


　そして2010年6月26日、開発開始から1年10ヶ月後
X-RAYが出た



このルアーが今後この世界にどの様な影響を与えるかはまだ未知数である…











最後くらい真面目に書いてもいいっしょ(笑)
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