ACT-13:更なる小さな刺客... 発生
さて再び、開発室からの報告です
前回、ダウンサイジング版の原型を削りあげた事をご報告しました
取りあえず寝不足でふらふらだったので、例の?蘇生液に漬け込んで暫し休養
そして一回目の下地が完全硬化したところで、更に微妙なモディファイとブラッシュアップを加えてフォルムを完成させました
そこまでいけばこっちのもので、下塗りとコーティングを繰り返す単純作業♪
各工程は十分時間を空けて...
■と、ここでちょっとまた、ソードのルアー製作こぼれ話
コーティングでは、この十分時間を空けると言うのが最も重要なファクターの一つ
一見、ラッカー系は乾きが速いように感じますが、中までは中々乾きません
ラッカー系は溶剤の揮発性を利用して硬化するので、かなり長い間乾燥を続けます
そして乾燥時間が少なければ少ない程溶けやすい
結果的に下地塗料が完全に溶けてしまい、ブランクからの気泡の発生や色流れ等を引き起こす事も...
なのでコーティングでは塗料の良し悪しのみならず、十分な乾燥時間も非常に重要なのですね...
そして、数回の下地とコーティングを経てダウンサイジング版の原型が完成
C案 Ver.2.0 原型
最終的なブラッシュアップを経て、より理想のフォルムを具現化出来たと思います!
当初はレスポンス重視の最小モデルを出してから、遠投モデルの追加予定でしたが...
計算はずれが功を奏して?大小二つの原型が完成!
後はまた、十分乾燥させてダウンサイジング版のモールドテストに進みます
にほんブログ村