ACT-12:削れない削れない...
さて再び、開発室からの報告です
前回の、C案オリジナルのタンクテストをはさんで、ダウンサイジング版の原型製作と格闘していました
また同じように2セットブランクを作って開始しました
しかし...
予想通りとてつもなく小さい
開発者は頭の中にイメージは出来ていたが削るのを躊躇した...
目標はオリジナルのウェイトから換算して、オリジナルサイズの60%前後
容積では半分に近いサイズ
元々C案オリジナルでさえ、考えられるリアル系の限界極小サイズなので、自信を削ぐのに不足ないサイズなのだ
この小ささを前に数日間、どうやれば巧くいくか、又は果たして可能なのかと言う葛藤が続きました...
しかし、やらなければ何も分からないと言うワケで、ようやく削りに着手
テイク1 Ver.1.91
うーん(汗)、削りすぎてしまった
数時間かけましたが仕上げ前のこの時点でボツです
通常の誤差範囲は0.5ミリ程だと思いますが、このサイズになると0.1ミリ程でフォルムが変わる程
ヤスリの一削りならぬ、一乗せでフォルムに影響します
予想通りの強敵...
数時間の苦労がパーになりましたが(笑)?日を開けてリトライ!
テイク2 Ver.1.92
夜から明け方までかけてようやく納得のいくフォルムが完成
理想のフォルムを目指して、一回り一回り小さく近づけて気がついたら朝に(汗)...
理想のフォルムと限界のダウンサイジングが完成
上から、1.91、1.92、そしてC案オリジナル
極限より更に小さいサイズを削りあげました
そして、1.92の採用確定でこれが2.0となります
C案 Ver.2.0
もはや冗談抜きで、人差し指でなく小指の先サイズです...(汗)(笑)
さて、もはや寝不足でふらふらなので、例の蘇生液に漬け込んで、自分も乾燥中に爆睡して蘇生したいと思います(笑)?...
つづく...
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