東京下町エリアの象徴の一つ、隅田川。
浅草流域の春の花見や夏の花火などで知られる川だが、
その河口付近に、河川唯一の水上公園である<中の島公園>がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/20/5b561a2b430d5678e1744bfe3688abec.jpg?random=5007c38f1de62e241e0fc64bc57a1ee3)
中の島は、東京湾の中でも古来の埋立地である、
月島と越中島を結ぶ相生橋のたもとにある。
鉄骨トラスが美しいこの橋の歴史は、
明治36年(1903)、中の島を中継地点に、
佃島(月島の最北端)側に相生大橋、越中島側に相生小橋
という二つの木造の橋がかけられことに始まる。
両橋は関東大震災で焼失したが、
その後昭和2年(1927)に再建された時に、
中の島も水上公園として整備されたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/11/16a3162bbdedf3a9ceb54cf8ab085317.jpg?random=6602506858d723e52944451bf73c8dd1)
島の中央を、相生橋を通る清澄通りが貫通し、
島はほぼ上下(南北)に分断されている。
まずは島の北側から。
月島方面から相生橋を渡りきると、
島へ降りる緩やかなスロープがあり、北部へと降り立てる。
島へおりるとまず目につくのは、様々な石造りの遺構。
テーブルと椅子の構造とも、砲弾の土台とも、
はたまた噴水跡とも、ストーンサークルとも、
様々な解釈ができそうな石の遺構だが、
周囲になんの説明板もないので、
果たしてこれがなんの目的で作られたかはわからない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/52/40f6faf6ecdc4729aded460be38a992a.jpg?random=e3502ecc78e7328c59fa1897ab80221d)
その他にも、古墳内部の石造りの遺構とも、
また単に、道路工事の際の古い石堤の残骸を並べただけとも見える、
やはり何の為に置かれているのか分からない石が沢山ある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/29/ad3061f05d3e3c924215694214412a51.jpg?random=7d5f8dc61b409654c476bab150eb27c8)
画像は島の北部から越中島方面を見た様子。
中の島は川の中央より東寄りに位置するため、
ご覧のように中の島と越中島の間はそれほど距離がなく、
かつて相生小橋が掛かっていた場所は、
現在は完全に塞き止められ、
その上は相生橋から続く清澄通りとなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/a4/3f741a6b789a44dda16a76efb98e5f73.jpg?random=755543adfe9615d7883e21567f5bd001)
島の北部から月島方面を見ると、
相生橋の下を通って中の島の南側へ抜けられる道が作られている。
道といっても平坦なアスファルトではなく、
円柱状のコンクリートが飛び石の様に作られた道で、
奇妙な印象を受ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/66/2a2d501eb95b7dd97eb13d879bcb7ea7.jpg?random=a3e14f14ede7d49b391afedb54f277ca)
島の南側へ抜けると、
石で囲まれた池や、隅田川の航行の為の小さな燈台、
そして高台には展望台が設置される等、
こちらは公園らしく整備された雰囲気だ。
底に僅かに水が残る池は「感潮池」というもので、
潮の満ち引きにあわせて池にも潮が出入りする池だそうだ。
この付近は東京湾がすぐ近くなので、
川といえど、干満の影響を受けるのだろう。
先ほど通過して来た飛び石の通路も感潮池の一部らしく、
潮が満とると、飛び石の効果が発揮されるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/64/d9bc3340dd8d8e5a7855ee5b7a6b1c6d.jpg?random=f84d7a24df0adbcc09dd0991efc137d6)
再び相生橋へ戻り、橋のたもとから南部を見た光景。
昭和の初期に、水上公園として整備された時は、
その珍しさから大変な賑わいだったという。
当時は、月島と越中島が最も海に近い埋立地だったので、
中の島の南からは東京湾が一望できただろうが、
現在では晴海、豊洲、お台場と、
その先に幾つもの埋立地が並び、
とても当時の光景を追体験することは出来ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b1/919306a4e3e6c20380ed50a0c13ff5d0.jpg?random=b5af62f1825cff49c37d25951c23099b)
相生橋を再び月島方面へ向かって渡り、
橋のたもとからほどないところにある、
『ひさご屋阿部』に立ち寄って、
レバーフライを一枚頂く。
下町の子供たちのおやつとして、
メディアなどでもよく紹介される店。
ハムカツの中身がレバーになったようなものだが、
レバーの臭みがなく、ジューシーでとても美味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/b2/094b598e3e9f10d42ed641f730d00e81.png?random=5b877105ce967cfa1d04ef63289e84cb)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/a0/b53b97ab6798a665f254bf2c39643bcf.png?random=f74dae49b1f556859bfc54f4da62d642)
浅草流域の春の花見や夏の花火などで知られる川だが、
その河口付近に、河川唯一の水上公園である<中の島公園>がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/20/5b561a2b430d5678e1744bfe3688abec.jpg?random=5007c38f1de62e241e0fc64bc57a1ee3)
中の島は、東京湾の中でも古来の埋立地である、
月島と越中島を結ぶ相生橋のたもとにある。
鉄骨トラスが美しいこの橋の歴史は、
明治36年(1903)、中の島を中継地点に、
佃島(月島の最北端)側に相生大橋、越中島側に相生小橋
という二つの木造の橋がかけられことに始まる。
両橋は関東大震災で焼失したが、
その後昭和2年(1927)に再建された時に、
中の島も水上公園として整備されたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/11/16a3162bbdedf3a9ceb54cf8ab085317.jpg?random=6602506858d723e52944451bf73c8dd1)
島の中央を、相生橋を通る清澄通りが貫通し、
島はほぼ上下(南北)に分断されている。
まずは島の北側から。
月島方面から相生橋を渡りきると、
島へ降りる緩やかなスロープがあり、北部へと降り立てる。
島へおりるとまず目につくのは、様々な石造りの遺構。
テーブルと椅子の構造とも、砲弾の土台とも、
はたまた噴水跡とも、ストーンサークルとも、
様々な解釈ができそうな石の遺構だが、
周囲になんの説明板もないので、
果たしてこれがなんの目的で作られたかはわからない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/52/40f6faf6ecdc4729aded460be38a992a.jpg?random=e3502ecc78e7328c59fa1897ab80221d)
その他にも、古墳内部の石造りの遺構とも、
また単に、道路工事の際の古い石堤の残骸を並べただけとも見える、
やはり何の為に置かれているのか分からない石が沢山ある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/29/ad3061f05d3e3c924215694214412a51.jpg?random=7d5f8dc61b409654c476bab150eb27c8)
画像は島の北部から越中島方面を見た様子。
中の島は川の中央より東寄りに位置するため、
ご覧のように中の島と越中島の間はそれほど距離がなく、
かつて相生小橋が掛かっていた場所は、
現在は完全に塞き止められ、
その上は相生橋から続く清澄通りとなっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/a4/3f741a6b789a44dda16a76efb98e5f73.jpg?random=755543adfe9615d7883e21567f5bd001)
島の北部から月島方面を見ると、
相生橋の下を通って中の島の南側へ抜けられる道が作られている。
道といっても平坦なアスファルトではなく、
円柱状のコンクリートが飛び石の様に作られた道で、
奇妙な印象を受ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/66/2a2d501eb95b7dd97eb13d879bcb7ea7.jpg?random=a3e14f14ede7d49b391afedb54f277ca)
島の南側へ抜けると、
石で囲まれた池や、隅田川の航行の為の小さな燈台、
そして高台には展望台が設置される等、
こちらは公園らしく整備された雰囲気だ。
底に僅かに水が残る池は「感潮池」というもので、
潮の満ち引きにあわせて池にも潮が出入りする池だそうだ。
この付近は東京湾がすぐ近くなので、
川といえど、干満の影響を受けるのだろう。
先ほど通過して来た飛び石の通路も感潮池の一部らしく、
潮が満とると、飛び石の効果が発揮されるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/64/d9bc3340dd8d8e5a7855ee5b7a6b1c6d.jpg?random=f84d7a24df0adbcc09dd0991efc137d6)
再び相生橋へ戻り、橋のたもとから南部を見た光景。
昭和の初期に、水上公園として整備された時は、
その珍しさから大変な賑わいだったという。
当時は、月島と越中島が最も海に近い埋立地だったので、
中の島の南からは東京湾が一望できただろうが、
現在では晴海、豊洲、お台場と、
その先に幾つもの埋立地が並び、
とても当時の光景を追体験することは出来ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b1/919306a4e3e6c20380ed50a0c13ff5d0.jpg?random=b5af62f1825cff49c37d25951c23099b)
相生橋を再び月島方面へ向かって渡り、
橋のたもとからほどないところにある、
『ひさご屋阿部』に立ち寄って、
レバーフライを一枚頂く。
下町の子供たちのおやつとして、
メディアなどでもよく紹介される店。
ハムカツの中身がレバーになったようなものだが、
レバーの臭みがなく、ジューシーでとても美味。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/b2/094b598e3e9f10d42ed641f730d00e81.png?random=5b877105ce967cfa1d04ef63289e84cb)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/a0/b53b97ab6798a665f254bf2c39643bcf.png?random=f74dae49b1f556859bfc54f4da62d642)
九段下を歩いていたら、何やら奇妙な彫刻を発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/42/118f5c11b8a0977c1c864798b449a31e.jpg?random=6b9f3da96f4e457a5af2931784ec285e)
銘板には『寿人遊星』
説明によると、1986年のハレー彗星地球接近を記念して、
人々の清福を祈願して、星と縁の深い寿老人を模して制作されたそうだ。
寿老人は中国の道教に登場する、南極星の化身とも言われる架空の神。
本来の寿老人が連れている鹿はボディー背面に彫り込まれ、
長い頭のてっぺんには彗星の彫り込みもある。
この角度だとお顔が拝見出来ないので、
少し前へ回り込んで、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/74/dd1774e3cb7891ff4ff3bb10c2fa5f85.jpg?random=aff5fe2c87513765822b93a60c5bf813)
南極星はシリウスの次に明るい恒星。
確かに長寿の願いをかけるには適材な星かもしれないが、
ほぼ氷のような彗星に願う長寿は、いささか寒そうだ。
よく見るとヒゲも彫り込まれているが、あまり判別できず、
ぱっと見には老人というより赤子の表情にもみえる。
SF映画の名作『2001年宇宙の旅』の最後は、
宇宙旅行の果てに胎児に戻る話で終わるが、
この寿老人ももしかしたら、宇宙旅行の果てに辿り着く、
赤子を表してるのかもしれない。
ともあれ、ただの寿老人の像があるよりは、
こういった彫像の方が、いろいろ想像をかき立てられて、
楽しいことには違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/42/118f5c11b8a0977c1c864798b449a31e.jpg?random=6b9f3da96f4e457a5af2931784ec285e)
銘板には『寿人遊星』
説明によると、1986年のハレー彗星地球接近を記念して、
人々の清福を祈願して、星と縁の深い寿老人を模して制作されたそうだ。
寿老人は中国の道教に登場する、南極星の化身とも言われる架空の神。
本来の寿老人が連れている鹿はボディー背面に彫り込まれ、
長い頭のてっぺんには彗星の彫り込みもある。
この角度だとお顔が拝見出来ないので、
少し前へ回り込んで、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/74/dd1774e3cb7891ff4ff3bb10c2fa5f85.jpg?random=aff5fe2c87513765822b93a60c5bf813)
南極星はシリウスの次に明るい恒星。
確かに長寿の願いをかけるには適材な星かもしれないが、
ほぼ氷のような彗星に願う長寿は、いささか寒そうだ。
よく見るとヒゲも彫り込まれているが、あまり判別できず、
ぱっと見には老人というより赤子の表情にもみえる。
SF映画の名作『2001年宇宙の旅』の最後は、
宇宙旅行の果てに胎児に戻る話で終わるが、
この寿老人ももしかしたら、宇宙旅行の果てに辿り着く、
赤子を表してるのかもしれない。
ともあれ、ただの寿老人の像があるよりは、
こういった彫像の方が、いろいろ想像をかき立てられて、
楽しいことには違いない。
前回の記事で新宿御苑の紅葉をアップしたあと、
今年はどんな様子か見たくなて、11月の末日に新宿御苑へ出かけた。
一昨年の紅葉に比べるとまだ少し前の感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/0c/256144b073b752e6e50ea35e2560514c.jpg?random=e5e7e1793f6bf67f8fa35e7e24ab65a2)
銀杏はほぼ完全に黄葉していた。
それにしても新宿御苑の銀杏は、
どの木も育ち放題に育った印象をうける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/11/2ee17065585b7e6dbbf84fb4dfb3da7e.jpg?random=9245c3d13a49a8e2525c78fbc1e12aa3)
木の下は黄金の絨毯。
銀杏と言えば銀杏の臭さだが、あまり臭くない。
子供のころ、家の裏にあった神社の境内に銀杏並木があり、
この季節になると落ちている銀杏を拾って、
たき火であぶってよく食べた。
採れたての銀杏を直火であぶると、
中の実は透き通った翡翠色をしていて、
その色はとても魅惑的だったのを思い出す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/5d/112d97ccc06dc57fb701805eb336c78e.jpg?random=55a5a0f163b4702274a7cf8bb5688669)
一昨年と同じ葉を見ようと、
次に向かったのはフランス式庭園。
プラタナスの木は紅葉や桜のような微妙さがなく、
褐葉の様子は一昨年と殆ど変わらなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e2/111311d749bd25cf9d3b82ba17249a99.jpg?random=0d63bd4da8d14d4a65c4b8a0dde4eed6)
プラタナスの褐葉の絨毯は、
踏むとパリパリと音がしてきもちいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/a6/90ae9e666adf1964a46f12f4e50666fb.jpg?random=ffd702277cbd224ce3bc82a1cef3ae14)
前回の記事でも取り上げた手向山紅葉は、
一昨年よりやや紅葉が遅い感じ。
今回は正面からの画像。
遠目に見ると葉の集まりというよりはムック。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/62/c71dedb523920d4cd44bf646a7b27907.jpg?random=fd4b5629c954b48a2eb59d92211411c8)
その後ろには桜の木があるが、
桜は紅葉も落葉も、楓より早いようで、
多くの葉が落葉していた。
しかし桜の紅葉はプラタナスは勿論、
楓と比べてももっと千変万化の色を創り出す。
紅葉の中ではもっとも複雑な色合いではないだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/78/7bd41c790139cc76de5d5336e2e0d1e9.jpg?random=65bbb3c1852bb7b2b26aee32a3e47017)
ピグモン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/8c/ca6471650ca01bf8a622dac811071b87.jpg?random=82ff90f161ab5e912ce270c538ea1b70)
前回もアップした、御苑の南西に位置する、
偽木の橋のある場所。
この橋の袂に育つ楓は他のものと比べてグラデーションが奇麗で、
根元を埋め尽くす落葉も、
すごく立体的な色彩になるのが魅力だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/78/af5bea9a2e91062a973ee1f936602759.jpg?random=cc587825f26a0879dc093b1755753ec4)
そして落葉前せずに、
枯れ始めるまで枝に付いている葉もある。
殆どの葉の周囲がすでに枯れているが、
遠目に見ると白くふちどられた紅葉に見え、
これはこれでまた面白い。
紅葉のグラデーションを見ていると、
漆器に塗られる赤系の色が目指しているのは、
この紅葉の色ではないかと思えてくる。
これらの画像が先週の金曜日なので、
おそらく今週が一番見頃ではないだろうか。
今年はどんな様子か見たくなて、11月の末日に新宿御苑へ出かけた。
一昨年の紅葉に比べるとまだ少し前の感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/0c/256144b073b752e6e50ea35e2560514c.jpg?random=e5e7e1793f6bf67f8fa35e7e24ab65a2)
銀杏はほぼ完全に黄葉していた。
それにしても新宿御苑の銀杏は、
どの木も育ち放題に育った印象をうける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/11/2ee17065585b7e6dbbf84fb4dfb3da7e.jpg?random=9245c3d13a49a8e2525c78fbc1e12aa3)
木の下は黄金の絨毯。
銀杏と言えば銀杏の臭さだが、あまり臭くない。
子供のころ、家の裏にあった神社の境内に銀杏並木があり、
この季節になると落ちている銀杏を拾って、
たき火であぶってよく食べた。
採れたての銀杏を直火であぶると、
中の実は透き通った翡翠色をしていて、
その色はとても魅惑的だったのを思い出す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/5d/112d97ccc06dc57fb701805eb336c78e.jpg?random=55a5a0f163b4702274a7cf8bb5688669)
一昨年と同じ葉を見ようと、
次に向かったのはフランス式庭園。
プラタナスの木は紅葉や桜のような微妙さがなく、
褐葉の様子は一昨年と殆ど変わらなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e2/111311d749bd25cf9d3b82ba17249a99.jpg?random=0d63bd4da8d14d4a65c4b8a0dde4eed6)
プラタナスの褐葉の絨毯は、
踏むとパリパリと音がしてきもちいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/a6/90ae9e666adf1964a46f12f4e50666fb.jpg?random=ffd702277cbd224ce3bc82a1cef3ae14)
前回の記事でも取り上げた手向山紅葉は、
一昨年よりやや紅葉が遅い感じ。
今回は正面からの画像。
遠目に見ると葉の集まりというよりはムック。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/62/c71dedb523920d4cd44bf646a7b27907.jpg?random=fd4b5629c954b48a2eb59d92211411c8)
その後ろには桜の木があるが、
桜は紅葉も落葉も、楓より早いようで、
多くの葉が落葉していた。
しかし桜の紅葉はプラタナスは勿論、
楓と比べてももっと千変万化の色を創り出す。
紅葉の中ではもっとも複雑な色合いではないだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/78/7bd41c790139cc76de5d5336e2e0d1e9.jpg?random=65bbb3c1852bb7b2b26aee32a3e47017)
ピグモン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/8c/ca6471650ca01bf8a622dac811071b87.jpg?random=82ff90f161ab5e912ce270c538ea1b70)
前回もアップした、御苑の南西に位置する、
偽木の橋のある場所。
この橋の袂に育つ楓は他のものと比べてグラデーションが奇麗で、
根元を埋め尽くす落葉も、
すごく立体的な色彩になるのが魅力だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/78/af5bea9a2e91062a973ee1f936602759.jpg?random=cc587825f26a0879dc093b1755753ec4)
そして落葉前せずに、
枯れ始めるまで枝に付いている葉もある。
殆どの葉の周囲がすでに枯れているが、
遠目に見ると白くふちどられた紅葉に見え、
これはこれでまた面白い。
紅葉のグラデーションを見ていると、
漆器に塗られる赤系の色が目指しているのは、
この紅葉の色ではないかと思えてくる。
これらの画像が先週の金曜日なので、
おそらく今週が一番見頃ではないだろうか。