気の向くままに

KLOの風の吹くまま気の向くままの日常雑記 

奈良:せんとくん

2013-10-26 06:32:23 | 
今年のお盆は大阪での用事のついでに奈良へ足を延ばしてみた。
記録的な猛暑だった2013年の夏。
盆地の奈良はことのほか暑かった。



奈良駅の旧駅舎。
昭和初期建築の、
ご当地のイメージをふんだんに取り入れた鉄筋コンクリート製の駅舎は、
学識者の方々の保存せよ!の一声で、
現在の場所にまるっと移転されたような。
現在は観光案内所として使われている。







旧駅舎の中にはあのせんとくんが。
映像や画像では沢山みていたものの、
生で実物を見るのは初めて。
実際に見るせんとくんは、
奇妙なイメージではなく、
奈良を背負ってPRするオーラに満ちていた。







上画像のせんとくんは、
元祖せんとくんの体のバランスがおかしい、
ということから修正されたものらしい。
こちらが元祖せんとくん。
たしかに元祖のほうが体にパースがかかっているようだ。







観光案内所の中にはこんなせんとくんも。
めっさご機嫌じゃないですかぁー!







街のいたるところにせんとくん。

よく芸能人が、
「メディアで見るより実際見ると○○」と言われるけど、
メディアで見る印象とは違うせんとくんもまた、
芸能人のオーラをもった逸材かも。。。


芳味亭@人形町

2013-10-25 00:46:16 | 
この記事の前にアップした記事が、
去年の12月の日付だった。
気がついたら約1年も更新してなかったことに気がつき愕然とするも、
また気が向いたら更新していけばいいか。。。

打ち合わせがあって人形町へ。
人形町は殆どなじみがないアウェイだが、
以前にアップした越中島などと同様、
下町の風情が色濃く残る街。
夕暮れひとときをぶらっと散歩することにした。







お茶の専門店の店先にはほうじ茶の製造機がしつらえられ、
年の中心地ではもはや薫ることもなくなった、
ほうじ茶を煎る妙なる香りが漂っていた。







薬局の軒先にも、
サトウ薬品のワンコインの乗りものが健在。
これまた昭和の薬局の軒先には、
必ずと言っていい程あった代物だが、
気がつけば薬局はドラッグストアに姿を変え、
乗り物も街から消えていた。







人形町と言えば、親子丼で有名な「玉ひで」はじめ、
そうそうたる老舗料理店が軒を並べる街でもある。
そんな中、洋食の芳味亭(ほうみてい)を訪れることにした。
看板に「洋食」という文字がなければ、
天ぷら屋かそば屋にしかみえない外観。







店内も完全に和風建築で、
テーブルに載る鎌倉彫の爪楊枝入れや灰皿など、
どこをとっても洋食という言葉とはかけ離れた、
昭和まっしぐらの店構え。







本来、ビーフスチュー(メニューには「スチュー」と書いてある)
などがお勧めのようだが、
それほど腹は減っていなかったので、
ちょっと奇妙な組み合わせだな、と思いつつも、
コンソメスープとイタリーエヌスパゲッティを注文。
コンソメはさっぱりとした野菜ベース(かな?)のコンソメ。
ちょっとくせがあるものの、美味しいコンソメスープ。
ただ画像にも写る様に、
人参一切れ、インゲン一本、それにウズラの卵が入ってるが、
これはなくていいのでは。。。







そしてこれがイタリーエヌスパゲッティ。
ようはナポリタンですな。
しかし「イタリーエヌ」とは。。。?
安っぽくない味、
というのがどのようにして作られるかは分からないが、
これだけシンプルにもかかわらず、
たいがいのナポリタンにつきまとう安っぽさはない。
それがいいか悪いかは、好みの分かれるところだろう。
ちょっとバターが強すぎた。

もしそれぞれ半額だったら、下町万歳というところだが、
スープが700円、ナポリタンが1,000円という値段設定には、
少々無理を感じた。







店を出てから柳屋のたいやきで〆。
ついでに小倉アイスも食べてしまった。