明日(11日)はうちの地元は成人式にあたる訳で、AM5:00から撮影スタート予定です。
なので自分のサイトとニュースを見たら早く寝ようかと思いつつ、就寝前のサイト確認してみたらカウント29992。
30000まであと8。
今回は誰がキリ番GETするんだろうとそんな事を思いつつ、武豊騎手が骨折の後遺症で騎乗を取りやめるニュースを目にしました。
ちょっと昨年暮れからの彼の騎乗、騎手としての姿勢に違和感を感じていた私は、どうしてもブログに一言書いてからじゃないと眠れない気持ちになったので、貴重な就寝時間を削って延長戦。
ここからは非常に個人的意見になりますので、意にそぐわない方や、反論したい方も多々いるとは思いますが、あくまで一競馬ファンの意見と留めてください。
先ず昨年暮れの朝日杯で復帰した経緯についてですが、3ヶ月はかかると診断された怪我から無理して1ヶ月で戻ってきた事に触れたいと思います。
復帰直前に自身のブログで心境を語っていました。
ここから記事一部引用
今週の朝日杯FSは、ブレイクランアウトが最後までボクの騎乗を待ってくれています。出馬投票の〆切は今日の午後。まだ正式に返事はしていませんが、「乗りたい!」気持ちが「渇望」に変わってきているのが自分でわかります。
たぶん、乗ります。そのときはプロとして恥ずかしくない仕事をします。
(武豊オフィシャルホームページより)
赤字の部分を読んでいると、体調云々よりも自身の気持ちを優先したともとれる発言。
この時はプロなのだから結果さえ出せば誰も文句は言えないし、仮にもこの国の競馬を代表する騎手が、真剣勝負の場に不自由な身体で臨む訳はないと判断しました。
しかし朝日杯はレース後コメントで豊さん自身が、結果的に仕掛けが早かったかもと言っての3着。
有馬のサムソンは出来に関しての部分が敗因の多くを占めていると思っているので特に騎手に原因があるとは思えませんでしたが、東京大賞典の追い比べは私は明らかにジョッキーの腕の差が出たと思いました。
仕掛けどころと馬を追う能力、どちらも騎手にとって生命線といえる技術です。
私が実例に上げた両レースでの結果は、惨敗では無いのでそこまで致命的ミスかと問われれば、どちらもそこまで大きなミスではないかもしれません。
しかしそうした年末からの騎乗を見ていると、「やはり本調子には届いていないのでは?」と思っていた矢先に今回の休養宣言。
今回はブログで
しかし、今日の8レース、テンシノボストンの返し馬のとき、ホンのちょっとした馬のつまずきに対応するときに、患部の傷がうずくような感覚に襲われてしまいました。
レースも無事に乗れましたし、思いすごしではないかと言われれば、そんな程度の心配ではありましたが、自分の体が発した危険信号を自分が信じなくてどうするんだという気持ちに従わないわけにはいきません。
(武豊オフィシャルホームページより)
理由と休養に至った心境を発言していますが、だったらやはり最初から無茶をしなければと思わずにはいられません。
こういう経緯を見ていると、昨年獲得賞金で岩田騎手に負ける公算が高かった豊さんは、なんとか有馬と朝日杯で高額賞金を手にしたかったんじゃないかとか、そうした下種な勘ぐりさえ頭をよぎってしまい、さすがにそんなジョッキーじゃないと思いつつ、自分の中で豊さんへの信頼が下がってしまった感は否めません。
ファンはジョッキーに大切な身銭を切って、その腕を信頼して馬券を買います。
馬はその一生を左右するレースで、文字通り命を騎手に託して走り、出走した馬全てに、それまでその馬に関わった人たちがそれぞれいます。
少し大袈裟に言えば、そうした人たちと馬の命、(命を懸けてるかもしれない?)ファンのお金と期待、全てをジョッキーは託されてアンカーとしてレースをしている訳ですが、やはり今回の一連の豊さんの行動は、そうした人達にあまり真摯的な対応をしていたとは私には思えません。
願わくば今度は自分の判断ではなく、本当に直ったと他者からも鉄板押してくれる状態で競馬場に戻ってきて欲しいです。