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日記的雑記

馬バカな日々

桜花賞・感想

2016年04月10日 16時32分35秒 | 日記
 予想はどう考えても上位人気3頭が堅いので書きませんでした。

ではレースの雑感をば。

 一番人気のメジャーエンブレムは騎乗ミスといえばそれまでなんですが、大事を取った一瞬の躊躇が完全に持ち味を殺してしまったというのが素直な印象。

この馬は父ダイワメジャー同様、近代競馬の王道というべき先行抜けだしで自分の競馬を貫いてこそというスタイルです。

さらに末脚勝負に限って言えば、チューリップ賞での競馬からライバル2頭とは完全に分が悪いことはレース前から明らかでした。

そのためメジャーが勝つには前走同様、先行抜けだしして差せるものなら差してみろという競馬をする以外の選択肢がない状態だったのは誰の目を見ても明らか。

 しかし単勝1倍台という圧倒的な一番人気に押された結果か、それともこれまで3着以内が一度もないという5番枠という枠順が災いしたのか、はたまたどちらの要素も重なったのか、順調なスタートを決めつつも、ハナを譲らなかった前3頭を強引に交わさなかった結果、どんどん外から他馬に前に行かれて位置取りは中段に。

メジャーに限って言えば勝負はもうこの時点で付いてしまったといっても過言ではないでしょう。

有馬記念のラブリーディも似た感じで負けましたが、長距離戦の有馬と違い、マイルの桜花賞で一旦先団が落ちつきかけた段階から再度始まった外からのポジション争いだったので、ルメール騎手の判断ミスではありますが、ちょっとそう言いきってしまうのも気の毒な感じがします。

まあとにかく今日は流れに乗れなかった、自分の競馬に徹することが出来なかったというのが敗因です。

個人的にはオークスよりもNHKマイルへと歩みを進めてほしいです。

 勝ったジュエラーは前走の借りを返す形で初GⅠ制覇。

スタートこそ今後も課題として残りましたが、今日の競馬を見てると無理に直すよりも出たなりに出してあとは馬の力を信じるのみという騎乗スタイルにはミスターシービーにつながるものを感じました。

今後もおそらくこのスタイルを暫く貫くのでしょうが、それでもオークスではシンハライト同様最上位の評価を与えるべき一頭だと思います。

 ちなみにデムーロ騎手は娘さんの誕生日だったそうで、勝利ジョッキーインタビューでも大層な喜びようでしたが、この勝利は史上二例目となる同一騎手による親子三代GⅠ制覇でもありました。

田中騎手を叩いたネオユニヴァースの皐月賞から始まり、その息子のヴィクトワールピサでドバイWCを制した時には東日本大震災で傷ついた日本にエールを送ったデムーロ騎手が、孫の代にも初年度産駒で素晴らしいレースを披露してくれました。

今の日本の頂点に君臨するこの天才の勝利はいつも鮮烈で、誰もが素直に祝福したくなる。

本当にこれからも末永く活躍して欲しいです。

 2着に敗れたシンハライト。

3戦全勝で満を持して挑んだ初GⅠでしたが、悔しい鼻差。

しかしスタートは続くオークスでの最大のライバルになるであろうジュエラーよりも問題ないことから、逆転は十分可能。

というか、血統から考えるとむしろ距離が延びるオークスはシンハライトの方を最上位に捉えてます。

オークスもこの2頭のライバルが鎬を削ってくれることを期待してます。

宜しければ

2015年10月15日 15時39分59秒 | 日記
 前回の記事どおり、今年の日高の旅は終わりです。

今回から最初に書いた事情により、画像の公開を Facebook の方ですることとなりました。

しかし Facebook の方には足あとのようなカウンター機能がないので、実際に今まで見てくれていた方たちがちゃんと見れていたのかがこちらからは分かりません。

いいね、なども友達申請外の方からはしにくいのか反応ありませんでしたし、ちゃんと見れてるのかが不安でした^^;

宜しければこちらのコメント欄でも、向こうのいいねだけでもいいので、なにかしらちゃんと見れたよって報告頂けると、来年以降の更新も今回と同じ形でも大丈夫と安心しますので、ご一報下さい。

2015日高の旅 エピローグ

2015年10月15日 15時31分40秒 | 日記
2015日高の旅 エピローグを更新しました。

https://www.facebook.com/osamu.usui.5/media_set?set=a.756443617817463.1073741868.100003554941401&type=3&uploaded=6

数え間違っていなければ全部で114頭の名馬を紹介してきました今年の日高の旅もこれで最後になります。今年でおそらく20年目?になるであろう日高への訪問。気付けば最初に触れあった名馬たちの殆どは世を去り、イナリワンやニッポーテイオーのような存在は益々私の中で大切な存在になってきました。季節が移ろうように、時間の流れは誰でも平等に訪れます。生きていけば誰でも否が応でも変わっていく、変わらざるを得ないのが人生ですが、願わくば更に20年、いやいや最後のその時までこの日高の旅が続けられればと思います。