「サンチャゴに雨が降る」(1975年 フランス・ブルガリア)

監督:エルヴィオ・ソトー
音楽:アストル・ピアソラ
出演:ジャン=ルイ・トランティニヤン、ローラン・デルジェフ、アニー・ジラルド、ビビ・アンデショーン、ベルナール・フレッソン、セルジュ・マルカン、マトチョ・ペトロクほか


映画は1970年、チリ共産党・社会党による人民連合と軍部反動派の血みどろの戦いを描いた作品です。
この映画が通算3作目のアストル・ピアソラは、タンゴにクラシック、ジャズの要素を融合させた独自の音楽スタイルで、新しいタンゴを産み出したことで知られ、大変な人気を博しましたね。この「サンチャゴに雨が降る」の音楽は、リリカルながらも危機感のあふれる名曲となってます。
とてもいい音楽ですね。「サンチャゴに雨が降る」、アストル・ピアソラの音楽でした。
ここのところ更新は順調となってますが、ご期待を裏切らぬようこのペースを保っていければと思います。
では、また次回!
もっとも、このサントラ中で私が曲として最も気に入っているのはタイトル曲ではなく、ちっともスラムらしくない「Bidonville」(意味は「スラム」)なのですが(笑)
Vidonbilleは結構好きで、イントロは特にフュージョンぽい感じがしますね。
どのサントラを聞いてみても思うのですが、決してテーマ曲だけがいいものではないのですよね。
シングルカットしていないだけに過ぎなくて、実際にはテーマ曲を凌ぐ名曲多いですよ。
「サンチャゴに雨が降る」これはレコード盤とは違った曲順ですが、まだCDを盲信していた頃は、どうしてこんな曲順なのかとか疑わなかったけれど、やはりレコードの曲順がいいと思ってしまうんですよ。