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春さんのニッチな愛聴盤PART2

映画音楽やイージーリスニングなどの埋もれに埋もれた珍盤をご紹介するblogで、前回同様横浜から発信‼️

ウバルト・コンティニエッロとモーリス・アルバートが音楽担当とサントラ盤ではクレジット🎧️🎶

2022-02-21 16:02:36 | 音楽
『フィーリング・ラブ』(1978 日本・イタリア)
監督:ルッジエーロ・デオダート
音楽:ウバルト・コンティニエッロ、モーリス・アルバート
出演:カルロ・ルーポ、ヴィットリア・ガレアッティ、ルイージ・ディベルティ、ジャック・セルナス、アンジェラ・グッドヴィンほか


『ラスト・コンサート』に続く日伊合作難病もの映画二作目ですなあ。残された青春のすべてを水泳にぶっつけて懸命に生きるディエゴ少年と、チェリストを目指しながら精一杯の応援と純愛を捧げる少女クラウディアの、みじかくも美しい愛と青春を、ヒット・メロディー「フィーリング」にのせて溢れるリリシズムと凄烈な映像で描いた感動の青春ドラマであります!泣けるぜ!クーッ!!クッ!クーッ!!

本編の音楽を書いたのは、当時、イタリア映画音楽の新鋭と呼ばれたウバルト・コンティニエッロで、二人の運命を哀切極まりない旋律で描いているんだ

そして、映画の中で随所に流れるもう一つのテーマ曲は、モーリス・アルバートの大ヒット曲『愛のフィーリング』なんだ。もちろん、映画内で流れるのはウバルト・コンティニエッロの編曲と指揮によるオーケストラのインストゥルメンタルのヴァージョン。このサントラは版権の関係か日本でしか発売されず、イタリアでも発売されていなかっとらしい。さすがに詳細は俺も知らないが

そしてモーリス・アルバートの『愛のフィーリング』は競作盤もたくさん出たのを覚えている御仁も多かろう♪


なお、この曲の本来の作者はモーリス・アルバートではなく、フランスのルイ・ガステという音楽家で、これまたどうやら訴訟問題に発展し、ルイ・ガステが勝訴しているんだな。おそらく盗作しようとしたのではなく、作曲中の心理状態からよくあることじゃないかなと、俺は思うんだが。だいたい盗作が禁じられていることぐらい、作曲家はよく知ってますがな!クーッ!!

では、サントラその他のYouTube音源をまとめてご紹介しよう!
ウバルト・コンティニエッロ指揮のオーケストラ
『フィーリング・ラブ』メイン・テーマ
モーリス・アルバート
『愛のフィーリング』
ルイ・ガステ
『フィーリング』
結局はこの曲、モーリス・アルバートとルイ・ガステの共作となっているようだが、俺らリスナーにはわからないが、俺の友達の音楽家の豊田貴志さんの話によれば、レコーディング等一つひとつとっても、版権の問題は大変難しく、自身のオリジナル盤を出すだけでも、アーティストには大変な苦労だと話されていたぜ!クーッ!!

バレンタインデーのチョコを頂いたぜ!俺はモテるのう!クーッ!!

ではでは、またな❗️