シリコンバレーで綴る弁理士日記

創英特許事務所の米国オフィスに駐在する弁理士が日常の出来事や発見を書き綴ります。

(122) 地上最強の女性弁護士軍団・・・?

2007年01月10日 | 仕事
4人の女性弁護士らからランチのお誘いを受けた。場所はカストロストリートの日本食レストラン。

写真の左から順に、特許出願を扱うエイドリアン、会社法・商標の訴訟を扱うステファニー、会社法・税法を扱うソニア、会社法・知的財産を扱うラジ。エイドリアンは我々の近所の特許事務所(いわゆるIPブティックファーム)に勤めていて、他の3人はサンノゼ市内のジェネラルファームの弁護士です。

いや~、このお姉さん方、喋る喋る。一般的に女性は男性よりもお喋り好きかもしれませんが、彼女らは輪をかけてよく喋る。

しかも、こちらが曖昧な表現を使うと、ここぞとばかりに(?)、弁護士っぽく指摘してくる。例えば、以下のような会話も。

弁護士A:「カリフォルニアで友達はできた?」
Toyo:「少しね」
弁護士A:「なによ、『少し』って? それじゃあ、意味わかんないわ」
Toyo:「・・・。人数を数えようと思ったけど時間がかかると思って『少し』って言っただけなんだけど・・・
弁護士B:「Aは仕事でデポジション(証人から情報を聞き出す手続)もやるから、あなたから色々と聞きだしてるのよ」
Toyo:「じゃあ、僕は証人としてランチに呼ばれたのか」

もちろん、彼女らは冗談で言っていますので(笑

こんな冗談好きな彼女らですが、こと仕事の話になると真剣です。さすが約7億円の陪審評決を勝ち取っただけのことはある、論理的で説得力のある話し方をします。

また、地元密着型の法律事務所ということもあってか、ここでの人脈も広くて我々も助かります。

「やっぱり、地上最強の女性弁護士軍団だよなぁ。口喧嘩で勝てる気がしない」と同僚のJunと語りながらオフィスに戻ったのでした。

January 9, 2007

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