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さあ、今年のゴールデンも終わり、明日からいよいよ本格的な学校生活が始まります。
この大型連休は充実した時間を過ごされましたか?
この妙な休日(前半3日+後半4日)のおかげで、生活のリズム&学習のリズムは崩れがちです。
でも、大いに満足な時間が過ごせていたなら、その切り替えも素早くできることもあります「思いっきり遊んだから、次は頑張ろー」・・・なんて理想ですけどね。
まあ、どのご家庭においても多かれ少なかれリズムは崩れていると思います。
明日からの2週間でまた勉強する体づくり(学習習慣)の作り直しです。
勉強のリズムは
平日:月~木 復習中心の勉強(30分程度)・・・その日の授業でやった問題、ドリル、問題集
週末:金、土、日 応用的な問題(やや長めの時間)・・・章末問題、総合的問題等
ぐらいでいいと思います。
4月にこのリズムでしっかりと学習できていたお子さんは、このゴールデン明けの1週間でちゃんとリズムが戻ってくると思います(2週間はかかりません)
ただし、4月に学習習慣が定着できていなかったお子さんは、4月以上に手こずると思います。お母さん方覚悟しておいてください。
子ども達に勉強を促すには、タイミングが重要なのです。子ども達の気持ちと行事や出来事を踏まえながら(モチベーションの高いタイミングを見極め)、「ここ」という時に何かを仕掛けるとスムーズに学習し始めてくれます。
実は、それが4月といういいタイミングだったのです。4月・・進級をしクラスが変わったり、担任の先生が変わったりと、物理的に新しくなると、子ども達の心が一つ上がった学年に対して新たな心持で「頑張ろー」と素直に思ってくれる時期だったのです。だから、そのモチベーションの高いときに徐々に学習習慣をつけさせるととてもつけやすいのです、さらにこの4月は授業もスロースタートだったので復習もしやすかったはずので子ども達も「私(僕)できるかも」と勝手に思ってくれます。
が、その4月はすでに終わっています。次なるのは、ゴールデンでルーズになった体に学習習慣をつけないといけない状況です。大変だ~。でも、これを後伸ばしにしているとどんどんと状況は悪化してきますので早めにリズムを定着させますよ
まず、明日の家庭学習は
「その日の授業の復習」+「計算問題(ドリル等)」
この復習は、学校でやった問題をもう一度やるというより写すだけでいいでもすよ。
そして計算問題はその授業でやた内容の計算がベストです。それをドリルや問題集を使って解かせてみてください。
やるべきことは
この2週間は学習習慣のつけ直しです。「何もしない」はダメです。その日に授業がなくとも、計算は出来ます。30分程度は勉強させてください。
ここで要注意、このゴールデンウィーク明けはお子さんの様子をよく観察してください。
・元気なお子さんは、上記のようにしっかりと机に向かわて勉強する体づくりをさせましょう。
・ちょっと元気のないお子さんは、ゆっくりとお子さんに寄り添って、その日の学校の授業でやった問題を写させるだけを親子でやり、その後明日の授業でやる問題を親子で読むこと(解かせなくていいです)をやってみてください。
この長期の休み明けは、とても不安定な時期であり、とても気が重いものです。(子供でなくとも大人だって、ああ、また仕事か~と気が重いです)さらに、この後の5月、6月は祝日なしです、7月までが異常に長いです。
だからといって、勉強をしないと授業に遅れてしまいます、そしてこの授業についていけないと学校というものは辛いものになってしまいます
そこで、無理のない程度で授業の復習と、ちょっとだけ予習(次の授業の問題文を読むだけ)を親子でゆっくりやっておくといいと思います。もちろんお子さんの様子を見ながらです。(予習すると授業が少しだけわかるので、辛さが減ります)
そして、学校に慣れてきたら、今度はしっかりとした学力をつける勉強に移行していくといいと思います。
また、春休みから~ゴールデンを使っての「春のしれっと差をつける作戦」を実行されてきた親子様、お疲れ様でした。この夏休みより長い春の時間を有効に使われてきた成果は必ずついていると思います。そして、今日、この作戦は終了してください。
明日からは、現学年の授業に集中していきます。
さあ、どの家庭もゴールデンは終わりました、明日からが本格的なこの1年間の学習に入ります。明日、お子さんが学校に帰ってきた後に「どう勉強させるのか」について今夜は作戦を立ててみてくださいませ。